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\ ブランドの実力をチェック /
ブランド&人気ランキング
1位 バガブー ベビーカー
重さ以外はすべての点で最高。日本で評価されづらいブランド
世界評価 |
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ベビーカー大国のオランダでも最高峰の位置づけ。妥協を知らない高性能で剛性の高いモデルをラインナップ。長く乗れる反面、大きくて重い。
ベビーカー大国のオランダでも最高峰の位置づけ。妥協を知らない高性能で剛性の高いモデルをラインナップ。長く乗れる反面、大きくて重い。
2位 サイベックス ベビーカー
いま最もわかりやすいおしゃれママを演出してくれるブランド
世界評価 |
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ドイツにて2005年に設立。2014年に製造を委託していた中国企業「Goodbaby International」と合併後は中国資本の企業と化した。Red Dot や ADACなど世界的なデザイン賞を総なめにするなど東アジアを中心に急速な成長を遂げている。
ドイツにて2005年に設立。2014年に製造を委託していた中国企業「Goodbaby International」と合併後は中国資本の企業と化した。Red Dot や ADACなど世界的なデザイン賞を総なめにするなど東アジアを中心に急速な成長を遂げている。
3位 イングリッシーナ ベビーカー
ヨーロッパのエッセンス漂う日本人に使いやすいサイズ感
世界評価 |
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イタリアにて1963年に設立。競争の激しいヨーロッパ商圏で古くから地位を獲得。日本で販売されているモデルは3種に限定されるが、どれも走行性は高めでポスト・サイベックスとしてのかぶりにくさが人気。
イタリアにて1963年に設立。競争の激しいヨーロッパ商圏で古くから地位を獲得。日本で販売されているモデルは3種に限定されるが、どれも走行性は高めでポスト・サイベックスとしてのかぶりにくさが人気。
4位 エアバギー ベビーカー
パパから積極的に「俺、押すからさ」が聞こえてくるクルマ
世界評価 |
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日本発(初)の三輪ベビーカーが主力。昨今はペット市場の高まりからペットカート販売に注力されている傾向が見られるが、エアタイヤを履いたパワフルな走行性は唯一無二。日本のマルチモビリティブランド。
日本発(初)の三輪ベビーカーが主力。昨今はペット市場の高まりからペットカート販売に注力されている傾向が見られるが、エアタイヤを履いたパワフルな走行性は唯一無二。日本のマルチモビリティブランド。
5位 ストッケ ベビーカー
フランス発の「ベビーゼン」を取り込んでA型もB型も万全に
世界評価 |
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創業は古く1932年。高品質な家具メーカーとしてノルウェーの地で誕生。2003年世界を驚かすハイシートベビーカー「エクスプローリー」を発売。その後もYOYOを買収するなど事業拡大を続けている。現在は韓国資本(NXC)の会社である。
創業は古く1932年。高品質な家具メーカーとしてノルウェーの地で誕生。2003年世界を驚かすハイシートベビーカー「エクスプローリー」を発売。その後もYOYOを買収するなど事業拡大を続けている。現在は韓国資本(NXC)の会社である。
\ 10年間で100台以上押し比べた /
管理人パパ流の選び方
いつか父になる息子へ
「パパならこれを選ぶけどな・・・」というものを忖度なしに選んだよ。
お嫁さんのタイプにもよると思うから、しっかり話し合って決めたらいいよ。
ベビーカーの使用期間って正味どれくらいだと思う?
毎日使う人もいればそうでない人もいる。
パパがこれまで250人以上の親御さんたちの購入相談に応じてきた経験から見えてきたのは、実質の稼働期間は平均すれば2年分程度ということ。
365日✖️2年🟰730日
1日あたりで考えると、
10万円のものなら約137円
5万円のものなら約68円
3万円のものなら約41円
自分にとってその価値が1日あたりいくらなのか?
そこが大事。
ベビーカーの機能のちょっとした差。
どれだけストレスがかかっていると思う?
「あぁ、この長い階段で誰か他の人が持って上がってくれるなら●●円払えるわ…」
「折りたたみに時間がかかるけど子どもから一瞬目を話すのが心配。誰か見てくれるなら●●円払えるのに…」
もしそれに100円払ってでも「便利を買いたい」「安全を買いたい」と思ったら、
1日1回、そんな場面があるとすれば利用期間で合計73,000円の差になるね。
初期費用よりも生涯価値で選びたいもの。
予算や玄関スペースの問題、そしてデザインに惹かれてなどいろいろ手を出したくなると思うけれどパパの個人的な感想としては「後で買い直したくなる」または「隣の芝生が青く見える」ようなプチ後悔が生じやすいから気をつけて。
育児がはじまった後、パパ友やママ友ができたらたくさんの情報が入ってくる。
ベビーカーの使い心地なんかも特に。
それらの情報を得ながら賢くなるのもいいけど、できるなら無駄な出費を抑えて嫁さんと子どもに遣ってあげて欲しい。
適正予算7万円について
パパの経験上、ベビーカーにかけるお金として7万円ぐらいみておいた方が安全。
典型的なのは5万円前後でファーストベビーカー(1台目)を買って、1歳半~2歳前後で1万円前後のセカンドベビーカー(2台目)を追加購入するというパターン。
ベビーカーでのお出かけ時には、ベビーカーフックやカップホルダー、急な雨に備えるレインカバーとか他にもちょこまか欲しくなるオプション品があって、その購入にお金がかかるから、1万円程度予算をあてておくといいよ。
で、結局合計7万円かな。
もちろんファーストベビーカーとセカンドベビーカーを兼用したようなベビーカー(例:バタフライ【6万円】)を買って、1台で済ませるというのも悪くないな。
これ以上の金額となると、
- ファッションの一部の要素をあげていく=気分の問題<でも大事やな>
または、
- 双子・年子のための二人乗り、三人乗りなど特殊用途を追い求めた結果
ということになる。
その場合は、7万円以上の予算を正当化できる場合もあるよ。
あと7万円以下でベビーカー卒業までの予算を考える場合は、
- 押しやすさ(押しづらさ)と
- 子どもの姿勢&好奇心への寄り添い
に少し工夫が必要になるとパパは思っている。
ちょっと押すのが大変だったり、荷物があまり入らなかったり、背もたれを起こしきれなかったり、いろいろ「う~ん」と悩まされることも出てくるとは思うけど、そこはパパの子どもだから工作と同じように工夫して解決して欲しいな。
ただまぁ、メインで押すのがお嫁さんならシンプルに、
- 単純に良いもの
- お嫁さんのテンションが上がるもの(自分も大切に)
を選ぶほうがいろいろ考えずに楽だけどな(笑)
産後はいろいろ出費もかさむから、節約したい気持ちはイタいほどパパにもわかる。
家族の将来を思うからこその「節約の方向で…」はあるよな。
ただベビーカーは消耗品と違って、長ければ4年間も使う常用車(乗用車)。
しっかり考えてな。
\ えっ!?本当に押し比べてるの・・・ /
2024年4月のおすすめランキング
30台試した中での10位ではなく、300台試してきた中でのトップ10は他サイトとは大きく異なっているでしょう…
私だったらコレを買う!を忖度なくリストアップ
ベビーカーの主要メーカーは国内なら3社、海外なら5社といったところかな。
そのそれぞれのラインナップから、各種モデルが1~3年周期でリニューアルがかかるのがベビーカー業界。
全部で8社あるとして、各メーカーのラインナップが3モデルで構成されているとして、少なく見積もっても1ヶ月半に1台はリリースされていくわけだから、新発売モデルの影響を鑑みて市場の中でのベストを検証し直さなくてはいけない。
というわけで、最新の状況をまずはしっかり知っておいてもらいたいから「今並びなおしたらこんな感じよ。」を管理人パパの独断と実機検証で鍛えられた眼力でお届け。
最新のリリース状況はこちらのページでキャッチアップできるから、合わせてフォローしておくといいよ。
それも加味しての結果が以下です。
ネット系メディアのランキングなど世間が作った人気ランキングは完全無視で、走行テストと実際の育児シーンで感じた使い勝手で評価しています。
A形ベビーカーのおすすめ
A型選びの正解はライフスタイルと環境次第!
うかつにランキングなんか信じたらえらい目にあう。
- お金がある・ない(節約したい・しなくていい)
- 時間がある・ない(育休あり・なし)
- 兄弟がいる・いない(二人連れ・初子)
- エレベーターはある・ない(階段あり・なし)
- 公共交通機関をつかう・つかわない
- 玄関はひろい・せまい
- パパはいつも一緒・ではない(ワンオペ)
- 自宅周辺は人通りが多い・少ない
軽く挙げただけでも8つ。
それぞれの掛け合わせで256通りの正解がある。
だから悩むの。
毎年平均して100件の購入相談に乗ってきた私ですら回答を出すのに悩む。
そりゃ、依頼者の「悩みすぎてハゲそうです!(笑)」にも共感しまくりです。
ということで、A型のおすすめランキングはタイプ別でまとめることにした。
軽さで選ぶA型なら
1位:サイベックス メリオ
どこのメディアやブログでも散々書かれているモデル。割愛するがもうすぐ2024年モデルが発売される。安く買いたい人は前年の2023年モデルが型落ち価格になっているのでそれを狙え。
ベビーカーで大事にしたい要素のいくつかのうち、3つでも手に入るならそれで十分じゃないか?メリオなら「軽さ」「デザインの満足感」「ハイシート」「対面式」を叶えてくれる。
都会派に選ぶA型なら
1位:サイベックス ミオス
要するにこだわりをもってA形を選びたいっていう人に向けての一台。僅差でミオスにしておいた。メリット・デメリットについてはレビュー記事に詳しい。都会によく映えて、都心部の歩道なら小気味よい段差性能を発揮してくれる。
子どもは一人と決めているなら価格も安い旧モデルもおすすめ。ワンプルハーネス機能がなかったり、シルバーフレームしか選べないが私はそれをマイナスポイントに思わない。
操舵性で選ぶA型なら
1位:エアバギー
三輪ベビーカーだからといって必ずしも四輪タイプよりも曲がりやすさが上とは言いきれないが、エアバギーにはちょっと別格の操舵性の良さを感じている。10年も前から「持ち運びの地獄と押す天国」は変わらない。
とはいえ重さに耐えられなくなったらA形時期の前期だけ使って、操舵性能の劣らないB形の代表格「リベル」に乗り換えるプランもいい。
B形ベビーカーのおすすめ
B形=掴みどころのないカテゴリー
B形って、掴みどころのないカテゴリーだなって最近思う。
その原因はSG基準が仕様書の中で明らかにしているA形とB形の境界線が「リクライニング角度のみの違い」だけにあるところ。
「150度以上倒せるならA形だよ。」なんて馬鹿げている。
それは必要最低限の条件であって十分条件ではない。
リクライニング要件を満たしていても「それで本当に最高なの?」を疑わずにはいられない。
だから私はこう考えることにした。
B形ベビーカーの本質はママの都合で選びはじめて良いベビーカー、「散歩」のみならず急を要する「移動」の楽を叶えるものであると。
ということで、私はこのカテゴリーに一石を投じたい。
世間一般ではA形と定められており、公式のスペックシートにもそう書かれてあるものの中でも月齢の浅い赤ちゃんよりもママ都合で移動楽を叶えるに特化したものをあえてこのB形へ組み入れることにした。
そして驚くことなかれ。
このブログ独自の新基準=TB基準では「C形」も提案したい。
B形ベビーカー(生後6ヶ月ごろから~生後18ヶ月までに機能価値大)
C形ベビーカー(生後18ヶ月以上からベビーカー卒業までに機能価値大)
1位:バガブー バタフライ
もっと軽いコンパクトタイプがいい。B形なら確かに他社のものと比べて重い。そんな意見は多いし、私もそう感じる。けれどバタフライはどちらかというと非常にA形に近いB形ベビーカーだと私は思う。シートの性能・リクライニング角度はベビーシート級だと言いたい。大事なものを支えるコンパクトは堅牢であるべきだ。
バタフライは軽快さよりも安定感。2歳超えたら軽々と雑にも扱えるリベル(C形)に乗り換えていいとも思っている。
2位:サイベックス コヤ
コヤの車輪はミオスよりも断然小ぶりだ。けれど走破性はどうだったか?3cm以下の段差ならヌルヌルポンッと越えていくのが特徴のそのミオスに負けじと劣らずの高い性能を間近に感じた。子の体重がまだ軽い2歳までの軽量タイプなら断然候補にいれていいコンパクトだ。
コヤはSG基準ではA形だけど、私の基準ではBなんです。でも一番は両対面式のA形と併せ持つことです。
3位:ストッケ ヨーヨー2 6+
YOYOで後悔しないためのポイントは、本体に無い機能(公式バンパーバーや小ぶりな荷物かご)は時期や場面に応じたアクセサリー使いでカバーしようという柔軟な思考。YOYOは「ママの階段移動ストレス」を最小限に抑えてくれる。
折りたたむ際は1度止まってから、一歩下がって(手前に引いて)折りたたむ動作を始めるのが正解。段違いに上手くできる。
新生児におすすめ(コット)
欧州だとコット(バシネット)利用が基本!
しかし、コットが装着できるタイプは折り畳みで困ります。
かさばるし、小さくならないのです。
日本の交通事情では周りに迷惑がかからないよう小さく(薄く)折り畳めることが暗黙の了解としてあったと思われます。
それを理由にこれまで普及してきませんでした。
しかし、これからはどうでしょう?
国土交通省のお達しの元、鉄道・バス会社も「折り畳まずに乗ってええよ~」を公にうたっています。
なら、それに甘えましょうよ。
次の子育て世代の下地となる文化を作ってあげましょうよ。
月齢の浅い、とくに生後6ヶ月までの赤ちゃんの乗車ではこちらのタイプを強くおすすめします。
国内におけるベビーカーの製品安全基準がSG基準。
SG基準では新生児OKとはうたっていない。
いや、生後28日(新生児期)以降からとある。
コンビやアップリカやピジョンのベビーカーを見てみるとA形はどれも「生後1ヶ月~」と書かれであるのだ。
けれど、「新生児~」と書かれてあるものも我々はよく目にする。
おかしくね?
調べてみたら以下の理由によるみたい。
- 国内以外の基準に準拠した海外ブランドのものである(例:欧州 EN基準)
- 販売店がやっちゃってるだけ(小売担当者の知識不足で生後1ヶ月と新生児を混同)
もしくは裏技的に「ベビーシートを装着すれば(トラベルシステム)、新生児にも対応しているんだけどもね、、」を当たり前に売り文句にしているような商品ぐらいだろう。
ややこしい話はこれぐらいにして、この2つだけ覚えておくことにする。
- 国内メーカーのベビーカーには単体で新生児に対応したA形はない
- 海外メーカーのベビーカーの中にはコットが装着できるタイプに新生児対応がある
日本では少ないフラットに寝かせられるコットの利用。
それを条件に生後28日未満(新生児)でもベビーカーに乗せられるちゅうことやね。
それだけ新生児というものはデリケートだし、ママも赤ちゃんも安静が一番ということ。
「どうしても・・・」という場合は特に欧州系のブランド商品に頼りたい。
というわけで、私は新生児から「どうしても・・・」のベビーカー利用を叶えたいならコットが装着できるタイプがいい。
機能性の面からバガブーを高く評価しているけれど他メーカーに対して相対的に大きめだし、高価で悔しい以外にこれがベストマッチとなる人も少ないとは思っている。バガブーは何がなんでも最高を目指す一握りの人のためのブランドかもなと最近は思っているよ。
1位:バガブー フォックス
横幅60cmで大きい改札しか通れない。重量も10kgを超えるので地下鉄など階段が多い場面では苦労必至。しかし生後6ヶ月までの最高の話をしているのだ。そこまで広い行動半径を前提にしなくてよいのだろう。
フォックスは型落ちの「FOX 3」と廉価版の「カブ」もある。1歳まで限定的に使って、卒業してコンパクトなものに乗り換えることを想定するならグッとお値段の下がるそれらを充ててもいいかと。
2位:バガブー ビー6+コット(別売)
横幅53cmで改札余裕
座面高は44cmでローシートタイプ
両対面式ではあるものの対面式時期をコット使いで卒業するなら幼児期にメインで使える走破性の高いベビーカーとしてビー6はイイ!
3位:バガブー ドラゴンフライ+コット(別売)
横幅52cmで改札余裕
座面高は52cmでハイシートタイプ
そんなことはない。国内で流通しているベビーカーの中でコット装着可のものは26機種ほどある。世界全体でみると少なくとも41機種を確認できている。その全てを比較調査した結果、英国王室にも御用達となったバガブーを選ぶのが正解だと確信しているのだ。ここでその他のセレブの名前を出すのは野暮なのでやめておきたい。
- ブランドとしての信用(標準保証期間の長さや安全基準以上の社内基準)
- 新生児適性の高い仕様(例:ハイシートや外殻の強度および通気性)
- 母体に負担をかけない(走行性が高く、杖の代わりになるかの安定感)
コットを装着できるからOK!ではない。
この時期の最高のサポートを母子両面から叶えてくれるのが、医師も共同創業者として名を連ねたバガブーの魅力。
C形ベビーカーのおすすめ
C形=持っていこうか迷う時期にもあると嬉しい
C形とはつまり幼児期後半の2歳から卒業にかけての、体重が増し増し、乗り降りも増し増し、「ベビーカー必要?一応持っていこうか?」に応えてくれるベビーカーたちのことだ。
つまり念の為持って出かけても邪魔にならない&負担が少ない or 空で押すは羽目になってもそれなりに機能する(キャリーワゴンがわり、、)ものたち。
いろいろあるけれど、いまは一択でいいでしょう。
1位:サイベックス リベル
数年前までこのカテゴリーはJ is for Jeepのバギーが独占していた。そこに割って入るどころか今やAB形としても期待されているビッグなコンパクト。説明は野暮になります。
生後6ヶ月から使ってももちろん良いけどね。幼児期後半にもパワフルを強調したかった。
安いけど必要機能が揃ったベビーカー
4万円以下で買えるベビーカー選びのポイント
昨今の平均的なA形ベビーカー購入予算は5~7万円だと見るが、以下のキーワードを外して考えれば意外にも4万円以下で普通に使えてしまうものもある。
- 最新
- ロングライド(例:4歳まで利用可)
- 有名ブランド(例:芸能人御用達)
初子だとすべてのアイテムをまんべんなく買い揃えなければならないよね。
チリツモで巨額の出費に悲鳴をあげたくなる産後すぐの時期。
そんな境遇に懐に優しく、レンタルするよりも安いとくればチェックしないわけにはいくまい。
親戚をかき集めましょう。
ご友人へ。出産祝いはあげた感の高いベビーカーなど現物よりも現金かギフト券が嬉しいみたいですよ!
安ければ安いほどいい。
そんな基準で安易にベビーカーを選ぶ親をわたしは(幸運にも)まだ知らない。
けれど性善説で生きているのか、あまりにもメーカーの売り文句を信じすぎる人は結果的に安易なベビーカー選びで子どもをリスクにさらしてしまうので以下に注意して欲しい。
- 安全基準について明確な記載が無いものは買うな
- リコール対象になっているものを掴まされるな
- 保証期間の記載なし・6ヶ月未満のものに注意せよ
怪しい国の怪しいモデルは独自の安全基準を記載していたり(意味あるのか??)、初心者には見分けがつきにくい表記が紛れていることが多いので注意して(気をつけていても分からんかも)。
ということで、私が実際に見て押して確かめて、この値段で買えるならこれもまた正解かっ(あっさり)、と思えたものを以下にまとめておいた。
1位:アップリカ ラクーナクッション 2022
4月・5月は国内メーカーの主要モデルがリニューアルで入れ替わる時期。A形両対面式タイプで考えていて、でもレンタルだと型式が古く今っぽく見えなかったり、新製品は割高で・・・と心配な人におすすめのモデルがある。それが2年前の最新モデルを手に入れるということ。機能面では最新モデルと比べても遜色なし。「対面式は絶対!」な人で、でもセカンドベビーカー(リベルとか)も絶対必要になるよな、、と多台持ちを見据えて賢く予算分散できる人のための一台。
Joie パクト、Joie ライトトラックス、グレコ シティトレック GB、グレコ シティスター GB、イングリッシーナ スケッチ、国内メーカーなら二世代前の型落ち品(4万円台)
まとめ
子どもの段階的な成長を考えると、そして押し手と歩む行動半径の広がりを考えると、発育や親子の成長ステージに合わせたベビーカーの乗り換えが双方にもっとも楽になる。
AB形という後付で「これ一台でずっと大丈夫!」の謳い文句を半ば信じていない。
どちらにも効くというものはなく、それぞれの時期にちょっとずつなにかを我慢している。
さらにAとBの境界は「月齢の浅い赤ちゃん」か「背に腹は変えられない親子の移動」のどちらを優先するか程度の違いしかないため、ここではっきりとラインを引くと後で困ったことになりかねない。
子ども靴でもどんどん変わる靴のサイズ。
もったいないと感じちゃうけれど、安くてもベストなサイズを都度選んであげたい。
それが歩くの楽しいね!につながるなら。
そんな歩くの楽しいね!はママ・パパにとっても同じで、それぞれも大事なはずだから。
それは子どもにとってからしても。
親の笑顔は子どもの幸せ。
ベビーカーのA型・B型・AB型のナゾを理解する
《基本編》3分解説「えっ!日本だけ?」時間のない人、要点だけササっと知りたい人のために3分で解説します。
ポイントは3つです。
- 日本独自基準であること
- A型は新生児からOK、B型は7ヶ月からOK
- B型には赤ちゃんに必要な保護性能が省かれて気軽に使える
「マジで!」日本独自基準なり
SGマークを発行している団体が作りました。
海外製ベビーカーには適用されません。
詳しい基準内容はこちらにあります。
委員メンバーは、日本育児、ピジョン、コンビ、エアバギー、カトージ、アップリカという日本のベビーカーメーカーから満遍なく構成されていました。
ということは?
2)「どこを読んでも分かりにくいぞ!」それぞれの特徴は?
A形 | 生後1ヶ月から最長で48ヶ月(4歳)まで シートは150度以上倒れるもの=寝んねできる。 |
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B形 | 生後7ヶ月から最長で48ヶ月(4歳)まで |
つまり、
- A型=ほぼ新生児から使えるように水平リクライニングできるもの
- B型=腰が据わって以降から使えるもの
という緩い基準しかありません。
重さやサイズ、両対面式とかは意外にも関係ありません。
では、「AB形っていうのも聞くけど?」ですが、同SG基準は改訂を繰り返しており、現在の基準ではA形に含まれて分類されています。
最近の人気は、生後1ヶ月から長く使えるA形ですが、「そんな小さいうちは外出を控えたい」と心配の方や「抱っこ紐で生後6ヶ月まではいける」と体力自慢の方は、生後7か月ごろまでベビーカーを買わずに、いきなりB形を購入というケースも多いと聞きます。
3)「勝手に鎖国しないで!」最後に注意点を
個人的にこのA・B・AB形という基準、「必要かな~?」と思ってしまいます。
だって、
- 海外ブランドのベビーカーはこの基準で分けてない
- できないのはなく、日本用にわざわざ作らない
- するとA・B・AB形で比較するリストに入らない
- 国内メーカーのものだけで独占されてしまう
- 結果、秀逸な海外製ベビーカーの情報が埋もれてしまう
と思うから。
ということで、ベビーカーを選ぶ際は、A形(AB形)・B形を基準に探すのは止めたほうがいいでしょう。
海外ブランドのベビーカーの安全性は、それぞれの国で認められた基準がありますし、日本でも有名なモデルはそれらの国で安全性を認められたものが多いです。
逆に言うと、それだけ性能面で世界に受け入れられているものだからこそ、日本でも代理店として手を挙げるところがあるのであり、国内に代理店を持つ海外ブランドに関しては安全性能を心配しすぎる必要はないかと思っています。
ただし、並行輸入品だけは注意。しっかりリコール対応ができるか購入前に確認しておきましょう。
読者は何も考えなくても隊長↑が海外のブランドも勝手にAとかBに分けてくれているから大丈夫です。