【調べきった人のための】リベル2024と2023の違い解説と考え方
このブログではある程度調べきっている人のために100台以上を押し比べてきた私がリベル 2024で失敗しないための買い方と2023モデルとの違いをサクッとまとめています。
1時間かけて調べまくっても決心できなかったことが、15分でなにかを掴めることでしょう。
そうなってくれたら嬉しい。。
昨年モデル(リベル2023)との違い
2024年モデル(7色) | 2023年モデル(7色) |
---|---|
マジックブラック キャンバスホワイト フォググレー アーモンドベージュ ストーミーブルー ダークブルー キャンディピンク | ムーンブラック ラバグレー シーシェルベージュ オーシャンブルー ビーチブルー ネイチャーグリーン ハイビスカスレッド |
違いは2箇所です。
- カラバリが変更(ポップから大人カワイイに)
- 価格が変更(値上げ)
そうです。
機能アップグレードは今回ありませんでした。
なのに値上げ!?(1,100円。本体価格の4%)
2024年モデル(最新) | 2023年モデル | |
---|---|---|
価格 | 28,600円 | 27,500円 |
どういうこっちゃ!!
憤る人は「いまどき感」のドキドキを忘れていませんか?
バイカラー仕様に飽きました…
2022年・2023年モデルと続いたシートベルトのバイカラー仕様。
幌のパイピングもなんだかポップな印象で…
これが単年だけならまだしも、二年連続でカラバリ変更無しでやってきたから。
もう飽きました。
というか、流石に二年持ち越しではまわりとかぶりまくりです。
カラバリが持ち越された理由としては2022年モデルから2023年モデルへ機能面での大きなアップグレードがあったからだと推測します。
- 肩ベルトの位置が改良(高くなり大きい幼児にもフィット)
- ワンプルハーネス搭載(ベルト調整が楽に)
改良された後なので、もうこんなこと知らなくてもいいんです。
ただ、2023年モデルから大きな改良があったということだけ覚えておきましょう。
話を戻して、で今回のカラバリ。
ぐっと良くなってる。
Goodです。
・・・
初代リベル(2020)の落ち着いた色味に戻ったね💦
今回の仕様では幌やシートカラーに併せてフレームカラーも個々に調整されており、デザインの統一感もぐっと上がっています。
同じブラックフレームでも2024年モデルはつや消し(マット)加工が施されていました。
全体的に落ち着いた印象を目指していたことが分かりました。
ということで、
なにが言いたかったかっていうと、
1,100円の差なんて軽く吹き飛ばすほど素敵になってる!
ってことでした。
もちろんリニューアル直前に2023年モデルを安く買えた人はそれはそれでいいじゃない。
機能差のないモデルで、これからは希少種になっていくカラーを楽しみましょう。
隊長もよくブログで言ってますよね?型落ちモデルは・・・
一年前の最新作ってな。それを最新モデルとして買った人(最先端だった人)がいることを忘れないで
リベル 2024モデルのアーモンドベージュはややピンクを帯びたベージュでした。
リベル 2023モデルの方が本来のベージュ色に近いです。
リベルだけを見ていると足元すくわれます。結局これが妥当な価格なのかどうかはライバルたちとの価格比較で決断しましょう。
- アップリカ マジカルエアープラス
- コンビ アクビィプラス
- ピジョン ビングル BB3
3万円台以上が多い国内メーカーのB形と比べても価格は抑えめだし、
- ベビーゼン YOYO2 6+
- バガブー バタフライ
6万円台以上が多い海外メーカーのブランドB形ベビーカーと比べて半額以下です。
高いもの=高機能ではあるけれど、高いもの=使い勝手が良いと必ずしも言えないのがベビーカー選びの難しいところ。
リベルはサイベックスのマーケティング戦略の中で「価格を抑えてでもブランド認知を広げるためのサービス商品」であると私はとらえています。
それならば、美味しいところを旬にいただくのが正解ですね。
違いが分かる人だけができるリベルの持ちこなし方
リベルは大人気。
先日都内郊外の某アウトレットパークに出かけましたが、多い時だと半径5メートル内にリベルが3台居ましたからね。。
もはや靴と同じで、
リベルという存在そのものが「カテゴリー」になっています。
- A形ベビーカー
- B形ベビーカー
- リベル
って感じでね。
そんなリベルを周りとかぶらずに持つなんてもはや無理!
「リベルを持っているか、持っていないか」の違いなんて「靴を履いているか、いないか」ぐらいに気楽に考えればいいんです。
だって、あの人も靴!この人も靴を履いてる~!!(気絶)なんて驚きはしないでしょう。
それぐらいの当たり前さ加減です。
だから気楽に持ちましょう。
そしてリベルを使ったお洒落は自分だけがクスッと笑えるぐらい自由にやれば楽しいと思います。
公式にはラインナップのないカップホルダーを取り付けてみたり、
ベビーカーフックで遊んでみたり、
おしゃれなフットマフで印象とクッション性を変えてみたり、
リュック使いにひと工夫してみたりといろいろ遊べるベビーカーです。
その他、元々トラベル用とあって日常使いには足りない機能があったとしても、そこは経産婦さんを見習いながら気合と工夫でカバーしていけるのが素っ気ないリベルの魅力でもあります。
運転の安全を脅かすようなアプローチになっていないかの一線はちゃんと考える必要がありますが、探せばいくつもリベルを工夫して使っている事例はでてきます。
先代ママ?たちを見習って上手に付き合ってみてください。
【考察】人気色を避ける?どの色を買うのが正解か?
ネット上のアンケート結果やSNS、そして街中のおしゃれママたちが押しているリベルを見るとカラー別人気ランキングはこうなる。
1位:ベージュ系
2位:ブラック系
3位:グレー系
4位:ブルー系
5位:レッド、グリーン系
圧倒的に見かけるのがベージュ!
その次がブラックとグレーで、
発売当初はブルーも人気でした。
希少なのはレッド系と販売店限定のグリーン系。
結局、インスタグラマーやVERYに引っ張られているんじゃないですか?
いや、靴と同じでコーディネートしやすいカラーが人気なだけかと。そういうファッションを好む人にはそういうカラー選択があっていいと思うぞ
その上で、
2024年のカラーラインナップをもう一度確認したい。
なんというか、甲乙つけがたし・・・
全部カワイイわ。
でもあえて言うなら、
今年っぽさの「ストーミーブルー」と安定の「アーモンドベージュ」。
このあたりの人気は確定しているかもしれない。
あらためて言おう。
全部カワイイから大丈夫!!
【考察】どこで買うべき?
店舗で購入のメリデメ
メリット | デメリット |
---|---|
サイズ感がつかめる 相談できる すぐに持って帰れる(使える) | ネット通販とくらべて特典が得にくい 店舗在庫が薄い場合が多く、到着は通販より時間がかかる場合がある 持ち帰るなら車が必要 または箱を処分して押して帰る(売却時に不利) |
あなたの街の近くの販売店をこちら(サイベックス公式)から探せます。
ネット通販で購入のメリデメ
メリット | デメリット |
---|---|
ポイントや特典が豊富 | サイズ感がつかみにくい |
ネット通販のおすすめ販売店は以下の3タイプ。
1. 楽天テナントなら
どちらもショップ評価4.5以上の受賞歴の多い名門店舗。
2. 実在店舗系なら
3. 返品容易なAmazon
購入前にショップレビューだけはちゃんとチェックな。Amazonでの購入でも出荷元/販売元がAmazon.co.jp以外なら注意が必要
管理人パパおすすめの買い方
新生児からのアプローチは2つ
早く使いたいならトラベルシステム
お手頃価格のリベル。
値段のメリット以外にも走行性が高いと聞こえるし(実際そう)。
早く使いたくてウズウズしてるんじゃない?
私がやっているベビーカー選びの購入相談室でも「リベルをちょっと早めに使いたいの・・・」という声をたくさん聞いてきました。
分かります。
その気持ち。
きっと、「大丈夫です!うん!生後3ヶ月から使いましょう!」と言ってあげたいし、言って欲しいですよね。
でも子どもの成長って人それぞれでも、一番デリケートなタイプを想像して答えるのがやっぱり筋じゃないかなって思うわけです。
というわけで、早めに使いたい人には
生後3ヶ月でもう寝返りをうった、腰がすわった
なんていうウルトラQな成長速度を見せるお子様か、ベビーシート装着(トラベルシステム)を条件としてお答えすることが多いです。
ちなみにベビーシートでなんとかなる季節の旬はまさに今です。
ベビーシートをトラベルシステムとして使える利用期間は新生児~(実質)生後6ヶ月程度まで。
それ以降になると腰づわりして、ベビーカー内でむくむくと起き上がろうとするのでベビーシートでは都合がわるくなってきます。
その旬の6ヶ月を上手に使える季節がまさに今なわけですが、
それはなぜか?
真夏の屋外でのベビーシート利用は暑い・蒸しすぎるからです。
いろいろ工夫はできるけれど、いろいろ見てきたし、わたし自身doonaでベビーシートの酸いも甘いも体験してきたからこそトラベルシステムとしてのベストシーズンは11月~7月あたまぐらいまでだと断言します。
さて、そのトラベルシステムに対応したベビーシート。
ちょうどサイベックスのカーシートラインナップの中で最軽量となるベビーシートが2月13日に発売されるタイミングでした。
車を持っていても、所有はしておらずサブスク利用に限定されたとしても、早く乗せたいならベビーシートを覚えておきましょう。
そして、トラベルシステムなら今が旬の季節ということも忘れずに。
でも、
でも、それって結局6~7万円オーバーになってない?
よく気が付きましたね。
リベルに早くから乗せたいだけを理由にトラベルシステムを組むなんて本末転倒かもしれません。
上記はあくまでも移動手段の割合で「車が半分以上」ある人向きでしょう。
それ以外ならメリオ 2024を紹介した記事の中で挙げた「メリオを買って(7万円)、売って(4万円)、売ったお金でリベルを買う(3万円)」で上記のプランと同じ金額程度(約7万円)でベビーカー卒業をプランするのが経済的です。
個人間売買系SNSが苦手な人は売却前提でなくていいよ
もちろん、「それならオルフェオ(A形コンパクトベビーカー)一台あればそれで十分じゃん!?」という意見があることも分かっています。
それはそれでいいんですよ。
それも正解ですから。
ただ、オルフェオはリベルと同じシート構造・ファブリックを採用しており簡易的で、A形として使うなら少しクッション性を上げるためのアクセサリー(フットマフやベビーカークッション)が欲しくなるものです。
そこに工夫を重ねてトータルの金額でトントンになるぐらいなら、
乳児期と幼児期では求めたい価値が極めて異なるモビリティとして、
- トラベルシステム構築または
- メリオからの売却経由での乗り換え
というプランで賢くおいしいとこ取りをリベルで叶えられればいいと思うわけです。
- リベル 2024は値段相当の価値あり
→ステルス値上げが気にならなくなるぐらいに大人可愛い - リベルでまわりとかぶりたくないなら
→考え方を変えて、かぶり上等、アクセサリー遣いに違いを見出そう - リベルに早くから乗せたいなら
→車移動が多いならトラベルシステム構築を検討(利用開始は2、3月まで。それ以降は暑い)
→ファーストベビーカー売却後にそれを元手に購入して乗り継いでもいい
※車の荷室が狭いならトラベルシステム利用一択でもいい
国内メーカーからの乗り換えでリベルを選ぶ人も多いんですよね?
段差のサクサク感と、キュルキュルの操舵感は違いを感じやすいからな。都会や観光地など人混みの多い場所で特に重宝されているよ
このブログを数年前から追いかけてくれている人なら気づいていると思うけど、わたし自身いまでもリベル(初代)を使っています。
3歳5ヶ月の三男を乗せてですが、もうほとんどベビーカー卒業でたまにしか乗らないという時期にもあると助かるのです。
でもって、動物園やテーマパークなど長時間のお出かけとなるとバタフライの出番。
贅沢すぎる使い分けですが、これもベビーカージャーナリストとしての活動の得分としてあったらあったで困らないリベルを体感しているわけです。