2024年4月のタイプ別おすすめ 

ABCデザイン ゼフエアーの後悔とおすすめポイント解説

ABCデザイン ゼフエアーの口コミ(メリット・デメリット)
目次

質実剛健のドイツブランド
「うちの子大きめ・・・」を確信したら買う車

ABCデザインはドイツのベビーカーブランド。
発祥は1989年。工業デザインの趣向が凝らされた質実剛健な機能性が自慢のベビーカーを造っている。

一番の強みは重いが硬い(剛性の高い)、超合金系両対面式ベビーカーの人気モデル『Salsa(サルサ) 4』。

13kg近い重さはあれど、サスペンションも全輪装備&シート下カゴも大きく、すべてを預けられる安心感がある。

ドイツの成人の平均身長は日本人よりも約10cm高く、世界的に見てもオランダや北欧圏に次ぐ上位国。
彼らにとっての許容サイズの計り知れないさを知る。。

さて、そんなガッシリ系のベビーカーで人気のブランドから発売されたコンパクトサイズべビーカーが今回紹介する『ZEPHAIR(ゼフエアー)』になる。

結論:こんな人は買ってヨシ!
  • 一台目のベビーカーでは窮屈そうになった。しっかりした二台目を探している
  • 身長が高いまたはハンドルをかなり高い位置で構えるのが好み
  • 「アナタ少し変わってるよね~」は褒め言葉(ピンクゴールドが好き)

新生児から体重22kg(4歳)まで幅広くカバーしてくれるA型背面式ベビーカー。
剛性には間違いのないブランドだが決して軽々持てる重さではない。

耐荷重性能は高いが乳児期~1歳後半ぐらいがスイートスポット
体重が増えてから(2歳すぎ頃)段差乗り越えに力が必要
背もたれをきちんと起こせる稀有なコンパクトベビーカー

ゼフエアーの基本スペック

発売時期2021年3月23日
価格49,500円
ブランドABCデザイン(イタリア)
タイプ背面式(A形)
対象年齢新生児〜22kg(4歳頃)
サイズ
幅×奥行×高さ
展開時:48×78×107cm
折畳時:48×23×58cm
重量6.8kg
荷物容量耐荷重最大5kgまで
ハンドル高107cm
座面高48cm
リクライニング110°~170°(3段階)
背もたれの長さ44cm
レッグレストあり(2段階)
バンパーバーあり
車輪サイズ前輪:15.5cm
後輪:15.5cm
サスペンション全輪
カラーアスファルト
ローズゴールド
付属レインカバー
オプション
トラベルシステム不可
取得安全基準欧州安全性規格EN1888-2
保証期間国内保証
公式HPhttps://abc-design.shop-pro.jp/

■ 本体

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ゼフエアーの特徴

幌の接地は最小限で衛生的
  • 三つ折りコンパクトタイプのA型背面式ベビーカー
  • 重量は6.8kgと決して軽々といかないが長く使える高耐久モデル
  • 全輪サスペンション搭載で細かな段差や石畳も楽々
  • キャリーストラップ(肩ベルト)付きで持ち運びに便利
  • 国内基準よりも厳しい欧州安全基準(EN1888 1/2 : 2018)に準拠
キャリーストラップ(ショルダーストラップ)付属
管理人パパ

肩に掛けて運べることとレインカバーが最初から付属しているのはポイントが高いね。

RISU

隊長のお家に届いたので検証してみました!

箱の大きさはYOYOとかイージーS2と同程度
日本語の説明書付き
フットレストにZEPHAIRのモデル名が刻印されている
右手前に見えるのが付属のレインカバー
おぉ!思ったよりピンクじゃなくて持ちやすそうな色
ABCデザイン ゼフエアーの後悔とおすすめポイント解説
展開するとこんな感じ
サイドフレームにはブランドネームがキラリ
ハンドルにはハンドステッチが施されている
こちらも同じくレザー調のフロントバー
フットレストは足元のレバーで調整
ぺたりと倒す
足置き場も十分な厚みと強度
表からは見えないが車軸(裏)にサスペンション搭載
シートはハイバックで大きくなっても安心の長さ
マグネットハーネス搭載。パッドの素材感も良い
肩パットにもさりげなく「Z」デザインが
背面式ベビーカーには珍しいレバー式リクライニング
ほぼフラットに寝かせられる
間口が広くアクセスしやすい荷物カゴ

ゼフエアー 実機で走行レビュー

以下はYouTubeに掲載中のゼフエアー関連動画の中から実際の様子やデザインがよく分かるものをピックアップしたもの。

管理人パパ

海外ではPINGというモデル名で販売されているのに日本で『ZEPHAIR』として売られているカラクリについて総輸入代理店さんに聞いてみた。「商標の関係」とのこと。

こちらの女性の身長はおそらくヒール込みで180cm
日本の成人女性の平均身長だとみぞおちあたりにハンドルがきます

ゼフエアーのライバル

しっかり背もたれを起こした110°のポジション

改めてゼフエアーの価値から考えてみると『重くても、しっかり長く使える、A型背面式ベビーカー』になる。

すると競合として挙げられるのは以下のとおり。
すべて7kg前後である。

■ サイベックス イージーS2

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イージーS2は廃盤。こちらは廉価なB型タイプの初代モデル(公式リンク

イージーS2のレビュー記事

■ ブリタックス・レーマー グラビティ2

¥46,200 (2024/04/18 10:59:30時点 楽天市場調べ-詳細)

グラビティ2のレビュー記事

■ Nuna TRVL(ヌナ トラベル)

¥71,280 (2024/04/18 22:05:35時点 楽天市場調べ-詳細)

nuna TRVLのレビュー記事

国内での販売開始はイージーS2 → ゼフエアー → グラビティ2 → TRVLの順になる。

管理人パパ

ブランド知名度はさておき、ゼフエアーが他と違うのはシートリクライニングが無段階調整式で使われる紐タイプではなく片手で操作できるレバー式を採用している点にある。この機能のおかげで背もたれの最高はカタログ値どおり110°あった。

ゼフエアーのデメリット

2歳を超えたらバンパーバーは乗り降りに邪魔なので外してしまっていい

まず、「重くても走行性が高く、そして耐久性も間違いないなら良いよね。」は大前提としてある。

しかし私は以下の点が気になった。

  • 幌の天井に子どもをのぞける窓がない(背面部に通気窓はあるが角度が悪く子どもの顔はのぞけない)
  • 幌をMAX下げても低い日差しを遮れない(YOYOと同程度)
  • 新生児を乗せるにはクッション性が足りない

つまりカタログで謳われている性能では新生児から乗せられるものの、乳児に特化したよちよちベビーカーではなく、見た目と同様にキレ味鋭い幼児期の後半にガシガシ攻めて使うタイプのベビーカー。

背が高い両親の子どもや、生まれてから平均身長・体重のラインを余裕で超え続けている「大きめの子ども」から大きくなってもまだまだベビーカーに乗りたい子どもなどに本領を発揮するタイプである。

赤ちゃんへのクッション・保護性能だけで比べられるのは苦手

管理人による最後の審判

ウッディーなカフェによく似合う

ドイツ版のAmazon(Amazon.de)では両対面式ベビーカーの10位以内入りを度々果たしている人気ブランドも、日本での知名度はまだまだ低い。

何度か日本での販売も画策されては撤退を繰り返してきたようであるが、昔はヤナセ東京のショールーム(メルセデス・ベンツ)に展示されていたなど、ドイツの質実剛健イメージと繋がる古豪ブランドである。

そんなブランドが満を持して送り込んできたコンパクトサイズモデル。

確かに7kg近い重さは我々にとってまだまだ重く感じる。
しかしこの重量感に安心し、逆にしっくり来ると感じる人もいるかもしれない。

ちょうどバガブーのビー6(両対面式)が「持つと重いけど押したら楽!」を体験したばかりだ。

それと近いイメージの背面式ベビーカー。

癖のあるベビーカーではあるけれど、良い意味でバランスを取り次ぎていない個性的な一台。

似合う人を待っているだろう。

管理人パパ

ちなみに大きめの子どもに対応している理由は、幌の天井が高い(頭がつかない)ことと、耐荷重性能(~22kg)を評価して。

RISU

ハンドル位置は、量販店で並ぶベビーカーのそれに定規をあてて「+3~5cm」をイメージしておくといいですよ!

良くも悪くも、選ばれし者のベビーカー

ゼフエアーはどこで買える?

総輸入代理店の株式会社ABCデザインに問い合わせてみました。
店舗での販売は関西と中京地区の一部百貨店とハロー赤ちゃんのみとのことです。

ネット通販は公式ストアと楽天市場で取り扱いがあるそうです。

■ ゼフエアー ダイヤモンド・エディション*
*今回レビューしたモデル

¥49,500 (2024/04/18 22:13:15時点 楽天市場調べ-詳細)

■ ゼフエアー スポーツ・エディション


このベビーカーの総合評価
3.1
  • 押しやすさ
    (3)
  • 機能性
    (3)
  • 携帯性
    (3)
  • デザイン
    (3.5)
  • 価格
    (3)

管理人による旬の買い方紹介

2024年4月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月リニューアル)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

私は私でできることをやっていきます。

基本はトータル7万円で卒業するのが理想

どれか一台だけと言われればコレ👇
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2024年のベスト評価

管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
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