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生後7ヵ月からの利用で、ベビーカーに軽さとシンプルさを求める人に
ピジョンのB型背面式ベビーカーとして廃盤になった⁉PATTANに変わる一番手として挙げられるものがこの『Bingle(ビングル)』。
重量はわずか3.7kgと軽量で最新モデル(BA9)では車輪にボールベアリングを搭載で操舵性が格段に増している。
2017年度のグッドデザイン賞を受賞している。
特徴は?
- 片手でワンタッチで折りたたみ可能
- ボールベアリングを搭載したシングルタイヤで操舵性が高い
- 軽量3.7kgで片手で軽々持てる
- コンパクトに畳めて玄関の場所とらず
- 洗濯機で丸洗いできるインナーシート
- シート下には20Lの大容量カゴを装備
こんな人に向いていると思う
- 対面式にこだわらない
- 生後7ヵ月までベビーカーは使わずに抱っこひもで十分
- 軽くてコンパクトなベビーカーがいい
- バスや電車の移動も結構多い
都会をイメージしたユーザー層でした。
ここがポイント
軽いベビーカーに対して共通して言えることですが、
- ベビーカー本体が軽いことと「軽い押し心地」の実現は別問題
- 大きくなったときに快適に乗り続けられるか
前者については、グッドデザイン賞授与のコメントにフレームの剛性を落とさずに軽量化に成功していることを評価されていることからフレームのきしみや走行性については問題ないように思えるけども、これが2歳、3歳と体重を増すごとに「押し心地の軽快さ」を維持できるかについては少し疑問。
軽いベビーカーを選ぶ覚悟として、ベビーカーからは早めに卒業できる育児方針を了解していたい。(つまりさっさと卒業させて歩く誘導のできるスキルが必要)
価格 | 29,700円 + 税 |
対象 | 生後7ヵ月~36ヵ月まで(体重15kg以下) |
重量 | 3.7kg |
横幅 | 49.5cm |
ハンドル高 | 98cm |
公式サイト | https://pigeon-htravel.com/bingle/ |
2020/7/17 限定販売でファン付きモデルが発売
2020/6/1 アカチャンホンポ限定モデル発売
2020/9/4 ベビーザらス限定のBASISモデル発売
最新モデルにこだわらないなら値落ちした2019年モデルも◎
ライバルについて 私の考え方
背面式で4kgの軽量コンパクトなB型ベビーカーを候補にあげるなら、私は下記を挙げたいです。

生後1ヶ月から使えてリクライニング角度が深いメリットは嬉しいが、ハンドル位置が104cmと小柄な人には高め。

車輪にボールベアリングの機能は無く、操舵性に劣るが、その分をシートのクッション性でカバーし、走行性を高めようとしている。子どもの体重が増えてからが心配。

全輪にサスペンション機能を搭載しており、F2plusより路面の衝撃の吸収力は高いがハンドル位置が103cmと高めに設計されており、小柄な方には押しづらい可能性も。
エンドー COOL KIDS CK

重量がわずか2.8kg。ハンドル高さも92cmと小柄な方にはとても押しやすい位置にある。折りたたみ後は自立しないが、スティックタイプで場所をとらない点は評価できる。あくまでも簡易なセカンドバギーとしての限定利用が◎
4kgをオーバーするがB型ならこんな選択肢も
以下は「軽さ」だけを求めずに将来に渡っての「体重を増した子どもを乗せた時の走行性」を踏まえて検討した場合に候補に上がってくるモデルです。
joie エア リンクブレーキ付き
CBX Etu
良いものが見つかりますように。