2024年3月のタイプ別おすすめ 

ヌナ トラベルの後悔とおすすめポイント解説

【実機レビュー】Nuna TRVLの口コミ(メリット・デメリット)
目次

2022年背面式ベビーカーの一番隊長
今年5月まではこのクラスでは最高

オランダ発のベビーブランド『Nuna/ヌナ』からA型背面式ベビーカーが国内でも販売開始。
モデル名は『Nuna TRVL(ヌナ トラベル)』。
発売日は2022年2月28日*。
*本国では先行して2021年11月15日に発売

結論:こんな人は買ってヨシ!
  • 夫婦ともに身長170cm~程度(長身)である
  • 対面式にはこだわらないか車を所有しておりトラベルシステムにも興味がある
  • ベビーカーはできれば一台で卒業したい
  • ベビーカーはデザインにもこだわりたい
  • 巷で人気のベビーゼン YOYO2が気になるが「両手折りたたみ」がネック。片手で畳めたらいいのにと思っている

■ Nuna TRVL(ヌナ トラベル)

発売時期2022年2月28日
価格71,280円
ブランドヌナ(オランダ)
タイプ背面式(A型)
対象年齢新生児~体重22kgまで
サイズ
幅×奥行×高さ
展開時:52.5×88×111cm
折畳時:52.5×35×72cm
座面高49cm
重量7.1kg
荷物容量耐荷重最大4.5kgまで
ハンドル高105cm
リクライニング130°~160°(無段階調節)
レッグレストあり(2段階)
バンパーバーあり
車輪サイズ前輪:14.5cm
後輪:17cm
サスペンション全輪
カラーパイン
ヘーゼルウッド

キャビア
付属レインカバー

キャリーバッグ
トラベルシステム
取得安全基準EN (EN1888)
保証期間購入後1年
公式HPhttps://nuna-baby.jp/item/4122441225/

■ 本体

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■ オプション

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■ トラベルシステム(ベビーシート&ISOFIXベース)

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RISU

まずは隊長のゲリラ動画をご覧あれ!

管理人パパ

いや、ちゃんと許可もらってるから。店員さんに、、(本部から怒られたらごめんなさい)

nuna 代官山
舞台はここ『nuna 代官山

1分でわかるヌナ トラベルの特徴

nuna TRVLはドイツのデザイン賞『reddot 2021』を受賞
Red Dot Design Awerd 2021
  • 新生児から4歳まで長く使える
  • 片手で畳めるコンパクトベビーカー
  • ドイツのデザイン賞受賞
  • ファブリックの質感は高い
  • 月齢浅めも安心のフットレスト搭載
  • シート下カゴは使いやすいサイズ
  • 乗せ降ろせが楽なマグネットベルト搭載
  • トラベルシステム対応
Nuna TRVLはフロントバーを持って持ち運び可能
フロントバーを持って持ち運び楽々
nuna TRVLのフットレスト
フットレストはしっかりめ
Nuna TRVLで子ども着座の様子
高身長大国オランダらしくハイバックなシート
Nuna TRVL シートリクライニング角度は130°前後
リクライニング角度は公表されていない
緩めの125°~130°程度だろう
Nuna TRVLを上から撮影
上から見るときちんと背中が起きているのがわかる
フロントバー周りの空間も余裕がある
幌の天井にはちゃんとピーカブー窓も
Nuna TRVLのハンドル高さは104cm前後
ハンドルは高めの104cm
買う前に自宅で確かめてみてもらいたい

検討すべきNuna TRVLのライバル

カテゴリーとしては以下の2つ。

  • 新生児から4歳頃まで長く使えるA型背面式ベビーカー
  • もしくはB型背面式ベビーカー(セカンドベビーカー)

A型として最大のライバルは「サイベックス イージーS2」ながら、こちらは廃盤予定。

予想では廃盤の筋は認識しながらも、リニューアルモデルが4・5月頃発売を予想する。

また、B型として考える最大のライバルは「ベビーゼン YOYO2 6+」。

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こちらは発売周期を考えると2024年頃リニューアルか?とまだまだ購入は安全圏内のはずが、昨年末のSTOKKEによるベビーゼン買収劇の影響を受けて、年内のモデルチェンジが無いともいえない状況になっている。

つまり、A型背面式も、B型背面式もライバルたちが「購入の決定打を欠く」状況で、鬼の居ぬ間の勝機がTRVLにやってきた。

また、B型としてもう一つライバルを挙げておくと、コンパクトバギーの「サイベックス リベル 2022」も要チェックだ。

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すでにファーストベビーカーを持っていて、今後手軽に持てるセカンド(サブ)ベビーカーを期待している人には新発売(2022/3/11)のリベル 2022がおすすめ。

ただし、リベルのハンドルがセパレートタイプであることと折りたたみが両手になってしまうことに懸念のある人は、片手で簡単に折り畳めるこのTRVLをセカンドとして利用するのも悪くない。

管理人パパ

それだけの用途なら高すぎると思うけどね。。

ライバル比較表

TRVLイージーS2YOYO2
価格51,700円44,000円69,300円
タイプA型背面式A型背面式B型背面式
対象年齢新生児~体重22kgまで生後1ヶ月~体重22kgまで6ヶ月~体重22kgまで
重量7.1kg7.3kg6.2kg
バンパーバー付属付属なし
折りたたみ片手片手両手
メリット周りとかぶりにくい手頃なサイベックスショルダーストラップ付
デメリットブランド知名度低い折りたたみ後幌が地面接地折りたたみ後シートが接地
管理人パパ

長い階段の上り下りが避けられない人はショルダーストラップ付きのYOYO2がいい。

RISU

それ以外なら、決め手は折りたたみと展開のしやすさですね!

管理人パパによる最後の審判

先程書いたとおり、迷うべきは以下の3台。

  • サイベックス イージーS2(廃盤予定)
  • ベビーゼン YOYO2(2022にリニューアル?)
  • サイベックス リベル 2022(3/11発売)

一台目(ファーストベビーカー)として購入するなら、今年中盤(5~6月)までは買ってよし。
その頃にはイージーS2のリニューアルや他社の新モデル投入の状況がはっきりしているからだ。

その時期までは一台完結型のA型背面式ベビーカーとして最高のものと言える。

YOYO2が欲しいが片手で折りたたみできなくて迷っている人や、YOYO2の荷物カゴの大きさに不安を感じていた人は多かったから。

結論:長く使えるA型背面式ベビーカーとして使うならTRVLは買ってヨシ

次に、B型ベビーカーとして、サブ機としての利用はどうだろうか?

この場合はおすすめしない

B型ベビーカー、セカンドベビーカーとして使うなら圧倒的に価格メリットの高い『サイベックス リベル 2022』が便利だ。

結論:セカンドベビーカー用途ならおすすめしない

ただし、である。

これが「買い直し・・・」だった場合は話がかわる。

買い直しとはつまり、すでに先に購入してしまったファーストベビーカー(A型)を売却・処分して新しく用意することだ。

「いまをもっと快適に!」を目的に買い直す人もいれば、「将来二人目も考えているし、今必要なのはB型だけどA型またはそれに近いものだったら奮発して考えてみてもいいかな~」という買い直しもある。

この場合は、初回の回答と同じになるが、

結論:買い直し用のA型ベビーカーとしてなら2022年5月までは買ってヨシ!

RISU

ひとつ注意点があるんですよね?

管理人パパ

それは身長を割と選ぶタイプのベビーカーだということだな。

RISU

といいますと?

管理人パパ

ハンドル高がやや高めなのは書いていたけれど、全長も111cmとかなり高い方だ。ハンドルの高さよりも幌の天井が上にくるのでジャンボベビーや高身長夫婦には嬉しいけれども、平均身長ぐらいだと「うげっ!ちょっと高いな・・・」と感じるはずだ。

RISU

なるほど!
オランダ体型の人じゃないと合わないぞ!と言いたいんですね?

管理人パパ

オランダ体型・・・
少なくとも「ハンドル位置は高めの方がいい!」とそれを好んで、分かっていて買うなら良いと思うぞ。

P.S. 海外ではやっぱりベビーゼン YOYO2と比較して取り上げられることが多いね。

私もこんなテンションでやったろうか・・・
前から見た姿がYOYO2より明らかに大きい

ベビーゼン YOYO2と比較

海外で人気のベビーカー紹介サイト『Strolleria』からTRVL VS YOYO2の記事を意訳して表にまとめてみました。

TRVLYOYO2
ベビーシート装着
(トラベルシステム)
アダプター不要アダプター必要
楽天市場
全長111cm106cm
折りたたみサイズW52.5 D35 H72cmW44 D18 H52cm
車輪サイズ前輪:15.2cm
後輪:16.5cm
全輪:13.5cm
ハンドル素材フェイクレザーフェイクレザー
バンパーバー付属なし
フットレストありなし
折りたたみ片手両手
付加機能マグネット式ベルト
半自動折りたたみ
シート背面ポケット
ショルダーストラップ
コット装着不可オプションあり
楽天市場
オプション商品なし専用バッグ
子乗せボード
フットマフ
スキー仕様
ハンドマフ
パラソル
専用リュック
カップホルダー
レッグレスト
レインカバー
虫よけカバー
交換部品(ハンドル/車輪/シート)
楽天市場
管理人パパ

注目してもらいたいのは、YOYOは「両手で折りたたみか~」と残念がるのではなくて、その両手が必要になる作業は「子を乗せたまま完了できる」ので、実際は「半片手折りたたみ」ということ。

あわせて読みたい
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最初、ここに株式会社ティーレックス提供の動画を貼っていたのに削除されていた!
同じ動画の中で同社が「片手で簡単に折りたためる」と記載していたのが問題だったのね、、
管理人パパ

ちなみにこのハンドルを折り曲げられる機能は、外食時に子どもとの距離が近くなって便利。

RISU

あと、やっぱりYOYOはオプション品が豊富ですね!

管理人パパ

そう。初代モデルの販売開始から10年以上もの歳月をかけて熟成させてきたYOYOと比べて、Nuna TRVLはまだ2021年がスタートの一年目。YOYOに追いつけ!追い越せの今後の拡充に期待だな。

¥71,280 (2024/03/18 21:34:59時点 楽天市場調べ-詳細)
公式動画

【読者投稿】トラベル購入の理由と実際

レビュワー:ABCさん

購入されたモデル名:
ヌナ トラベル

このベビーカーを購入した理由:
いろいろおすすめしてもらい、実際に旦那と店舗で操作をしてみた。旦那が不器用すぎておすすめしてもらった商品の操作が思ったより出来なかった。重要視する項目として旦那が使えることが最重要しなくては行けないと気が付き、旦那が畳んだりするのにスムーズにできたもので操作性のいいものを選びました。

このベビーカーの良かった点:
折りたたみなど展開のしやすさ、操作性の良さが気に入ってます。また、他の人と被らない点もいいです。

このベビーカーで改善を期待する点:
シートを外して洗濯できると嬉しい。

このベビーカーと迷った他の候補:
特になし

このベビーカーの総合評価
3.2
  • 押しやすさ
    (3)
  • 機能性
    (3.5)
  • 携帯性
    (3)
  • デザイン
    (3.5)
  • 価格
    (3)

管理人による旬の買い方紹介

2024年3月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月発売見込み)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

私は私でできることをやっていきます。

基本はトータル7万円で卒業するのが理想

どれか一台だけと言われればコレ👇
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2023年のベスト評価

管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
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