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【レビュー】アップリカ クルリーの口コミ(メリット・デメリット)

アップリカ クルリーの口コミ(メリット・デメリット)

この記事は購入相談実績100件以上、100台以上のベビーカーを押し比べた管理人パパがお届けしています。

目次

満員電車や人混みでさっと避けられる機能を搭載したベビーカーは「すごく日本的」。ふつーのベビーカー、普通が良いベビーカー。

アップリカからリニューアルモデルではない、新作モデルのベビーカーが久しぶりに登場しました。その名が『クルリー』です。

価格36,000円 + 税
対象生後1カ月~36カ月(体重15kg以下)
重量4.2kg
横幅45.7cm
ハンドル高98cm
リクライニング角度119°~154°
公式サイトhttps://www.aprica.jp/products/babycar/detail/nonreversible_lw/cururee/

このベビーカーの特長

上記の表に公式商品ページのリンクを記しているので詳しくをそちらを、と言いたいところですが、時間の無い方向けに箇条書きでさらっと要点を伝えます。

  • 背面式固定のベビーカーである
  • 生後1ヶ月から3歳まで長く使えるA型(旧AB型)ベビーカーである
  • 重さは4.2kgとかなり軽量である
  • バスケットは軽量ベビーカーにしては大きめで嬉しい
  • リクライニングの角度も「119°~154°」のまずまず良い

ですが、一番の特長は、

ハンドルのレバーを握れば「水平方向にカニ歩き走行できる」ベビーカーというところです。

例えば、

混んだエスカレーターや電車の中で子どもを乗せたままだと、空いているスペースがあっても、移動させたくても、車体を何度も切り返さないといけないのであきらめていた場面でも、このベビーカーならぴったり収められるでしょう。

「そういった場面が日常のどのくらいの頻度であるよ?」がわざわざクルリーを選ぶ理由になりそうですが、基本性能も高く、最近リリースされたベビーカーの中では価格も良心的に抑えられていると思うので、アップリカの中では優秀なモデルと言えそうだなと見ています。

今度アカチャンホンポで見てきます。

  • 周りへの気遣いが半端ないママ・パパ
  • 満員電車やバスでベビーカー連れでの利用が多いと予想されるママ・パパ
  • ただシンプルに操作性の良いベビーカーを求めているママ・パパ

あまり人を選ばず使えるベビーカーではないでしょうか。

見てきました!

良くも悪くも同社から発売の『マジカルエアー』に似た雰囲気でした。
操作性もとても似ています。

特徴はやはり真横スライドできる機能ですが、それが必要な場面がどれほどあるかな・・・という点は疑問。
「でも、その機能がいいかも!」にチャレンジされた姿勢は応援したいです。

押し心地は普通。

このベビーカーのライバルは?

エアスキップ メッシュ シグネチャー(4.6kg)

「重さ」はクルリーと互角。安定のダブルダイヤと大きめの下カゴも共通。
シートのクッション性はクルリーが上だが、価格差を考えると値段以上の質感も◎

Joie ツーリスト(5.9kg)

トラベル仕様のベビーカーとして、今回のライバル候補の中ではもっともコンパクトになる(三つ折り&肩がけ可能)。重さはクルリーより1kg程度重くなるが、走行性の安定感は増す。車載を気にする人やトラベルシステムを望む人はこちら。

アップリカ ナノスマートプラス(5.6kg)

サイズ感はほぼクルリーと同じ。重さはクルリーよりも1kg程度重くなる。クルリーと似ているがメリットは三つ折りコンパクト&自立すること、そしてシングルタイヤであるところだろう。クルリーと似ており、クルリーの方が後発で細かい機能性は高いが、長い階段の上り下りを強いられるなどの近隣環境次第では折りたたみ性能でこちらを選ぶ意味は大いにある。

アップリカ マジカルエアークッション(3.9kg)

試した印象がよく似ていると表現したモデル。こちらの方がわずかながらに重量も軽い。

リッチェル カルガルー ファースト CT(3.9kg)

重さ3.9kgはこの中で最軽量。ただ、軽すぎるからか走行の安定性ではクルリーに軍配があがるだろう。シートサイズやリクライニング角度の幅もクルリーの方が上だろう。価格とデザインで好きな方を。

管理人VOICE

トラベルシステム(一時的な対面式を楽しむ)なら「ツーリスト」、コスパで考えるなら「エアスキップ メッシュ」、シングルタイヤの走行性と折りたたみ性能なら「ナノスマートプラス」が本命になるかと思う。

真横スライド機能は「実はあまり重要な機能ではなかった~」という声をSNS界隈でよく目にするが、私も想像の範囲で同意見。シンプルにマジカルエアーを選択するでも良い。

真横スライドが本当に必要な場面。
例えば美容院で子どもを近くに寄せたママ、カットをしてもらいたいみたいな、、があるならば、その時は真横スライド機能を搭載した上位モデルの『ラクーナクッションフリー』を買うのが良さそうに見えた。

真横に並べると高級感の印象の違いは歴然。

こんなのもオススメ

ベビーカーは背面式で決めているけれど、「ごくごくたまにでいいから対面式も楽しめたらな~」という人は対面式時の走行性はオート4輪の両対面式ベビーカーには劣るけれども、機能面ではとてもバランスが優れているグレコのシティスターGBをオススメしたい。

グレコとアップリカは今や会社は同じで、基本的な造りは変わらないが、シート下カゴの容量の大きさや先のようなニーズを叶えてくれる便利な一台。基本的には背面式用として割り切って使うことをおすすめしたい。安いけど多機能で選ぶならの参考に。

イオン限定モデルもあります。(取扱店一覧←事前に店頭展示品があるかどうか確認してから行った方がいい)

このベビーカーの満足度レビュー
3.1
  • 押しやすさ
    (3)
  • 機能性
    (3)
  • 携帯性
    (3.5)
  • デザイン
    (3)
  • 価格
    (3)

アップリカの最安値·安心の購入術

ここがポイント

  • 以前(2012年)は東京(代官山)に直営店があったが今はなく、店舗での購入は「ベビーザらス」「赤ちゃんデパート水谷」「アカチャンホンポ」などが対応している(店舗情報
  • アップリカの公式サイトは通販機能を持たず、ネット通販は上述のオンライン店舗または楽天市場やAmazonがメインとなる
  • ポイント還元率では楽天市場が、型落ち商品ならAmazonが最安値をつけることが多い
  • 楽天市場内のテナントには新製品に強いお店と、型落ち製品に強いお店の2タイプがあるので上手に見極めたい
  • 新製品は「楽天24 ベビー館」が、旧製品は「ORANGE-BABY」が品揃え豊富で安い
  • ラクーナの「ビッテ」などアカチャンホンポ限定モデルは「アカチャンホンポ」でのみ販売

下記はいずれもショップレビュー検査済み店舗です。

私がお得&安全と考えるショップ

管理人について

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』にも以前出演させていただきました。
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