2024年3月のタイプ別おすすめ 

アップリカ クルリーの後悔とおすすめポイント解説

アップリカ クルリーの口コミ(メリット・デメリット)
目次

満員電車や人混みでさっと避けられる機能を搭載したベビーカーは「すごく日本的」。ふつーのベビーカー、普通が良いベビーカー。

アップリカからリニューアルモデルではない、新作モデルのベビーカーが久しぶりに登場しました。その名が『クルリー』です。

価格36,000円 + 税
対象生後1カ月~36カ月(体重15kg以下)
重量4.2kg
横幅45.7cm
ハンドル高98cm
リクライニング角度119°~154°
公式サイトhttps://www.aprica.jp/products/babycar/detail/nonreversible_lw/cururee/
Aprica(アップリカ)
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このベビーカーの特長

上記の表に公式商品ページのリンクを記しているので詳しくをそちらを、と言いたいところですが、時間の無い方向けに箇条書きでさらっと要点を伝えます。

  • 背面式固定のベビーカーである
  • 生後1ヶ月から3歳まで長く使えるA型(旧AB型)ベビーカーである
  • 重さは4.2kgとかなり軽量である
  • バスケットは軽量ベビーカーにしては大きめで嬉しい
  • リクライニングの角度も「119°~154°」のまずまず良い

ですが、一番の特長は、

ハンドルのレバーを握れば「水平方向にカニ歩き走行できる」ベビーカーというところです。

例えば、

混んだエスカレーターや電車の中で子どもを乗せたままだと、空いているスペースがあっても、移動させたくても、車体を何度も切り返さないといけないのであきらめていた場面でも、このベビーカーならぴったり収められるでしょう。

「そういった場面が日常のどのくらいの頻度であるよ?」がわざわざクルリーを選ぶ理由になりそうですが、基本性能も高く、最近リリースされたベビーカーの中では価格も良心的に抑えられていると思うので、アップリカの中では優秀なモデルと言えそうだなと見ています。

今度アカチャンホンポで見てきます。

  • 周りへの気遣いが半端ないママ・パパ
  • 満員電車やバスでベビーカー連れでの利用が多いと予想されるママ・パパ
  • ただシンプルに操作性の良いベビーカーを求めているママ・パパ

あまり人を選ばず使えるベビーカーではないでしょうか。

見てきました!

良くも悪くも同社から発売の『マジカルエアー』に似た雰囲気でした。
操作性もとても似ています。

特徴はやはり真横スライドできる機能ですが、それが必要な場面がどれほどあるかな・・・という点は疑問。
「でも、その機能がいいかも!」にチャレンジされた姿勢は応援したいです。

押し心地は普通。

このベビーカーのライバルは?

エアスキップ メッシュ シグネチャー(4.6kg)

「重さ」はクルリーと互角。安定のダブルダイヤと大きめの下カゴも共通。
シートのクッション性はクルリーが上だが、価格差を考えると値段以上の質感も◎

Joie ツーリスト(5.9kg)

トラベル仕様のベビーカーとして、今回のライバル候補の中ではもっともコンパクトになる(三つ折り&肩がけ可能)。重さはクルリーより1kg程度重くなるが、走行性の安定感は増す。車載を気にする人やトラベルシステムを望む人はこちら。

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アップリカ ナノスマートプラス(5.6kg)

サイズ感はほぼクルリーと同じ。重さはクルリーよりも1kg程度重くなる。クルリーと似ているがメリットは三つ折りコンパクト&自立すること、そしてシングルタイヤであるところだろう。クルリーと似ており、クルリーの方が後発で細かい機能性は高いが、長い階段の上り下りを強いられるなどの近隣環境次第では折りたたみ性能でこちらを選ぶ意味は大いにある。

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アップリカ マジカルエアークッション(3.9kg)

試した印象がよく似ていると表現したモデル。こちらの方がわずかながらに重量も軽い。

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リッチェル カルガルー ファースト CT(3.9kg)

重さ3.9kgはこの中で最軽量。ただ、軽すぎるからか走行の安定性ではクルリーに軍配があがるだろう。シートサイズやリクライニング角度の幅もクルリーの方が上だろう。価格とデザインで好きな方を。

管理人VOICE

トラベルシステム(一時的な対面式を楽しむ)なら「ツーリスト」、コスパで考えるなら「エアスキップ メッシュ」、シングルタイヤの走行性と折りたたみ性能なら「ナノスマートプラス」が本命になるかと思う。

真横スライド機能は「実はあまり重要な機能ではなかった~」という声をSNS界隈でよく目にするが、私も想像の範囲で同意見。シンプルにマジカルエアーを選択するでも良い。

真横スライドが本当に必要な場面。
例えば美容院で子どもを近くに寄せたママ、カットをしてもらいたいみたいな、、があるならば、その時は真横スライド機能を搭載した上位モデルの『ラクーナクッションフリー』を買うのが良さそうに見えた。

真横に並べると高級感の印象の違いは歴然。

こんなのもオススメ

ベビーカーは背面式で決めているけれど、「ごくごくたまにでいいから対面式も楽しめたらな~」という人は対面式時の走行性はオート4輪の両対面式ベビーカーには劣るけれども、機能面ではとてもバランスが優れているグレコのシティスターGBをオススメしたい。

グレコとアップリカは今や会社は同じで、基本的な造りは変わらないが、シート下カゴの容量の大きさや先のようなニーズを叶えてくれる便利な一台。基本的には背面式用として割り切って使うことをおすすめしたい。安いけど多機能で選ぶならの参考に。

イオン限定モデルもあります。(取扱店一覧←事前に店頭展示品があるかどうか確認してから行った方がいい)

レッスン:慣らし運転に行こう

買った後で子どもを乗せずに慣らし運転して、越えられる段差と無理を知りましょう。

国内メーカーの軽いベビーカーは一寸(人差し指の第二関節ぐらい)の段差を超えるのは厳しいです。
無理して突っ込まず、見極めが肝心です。
急いでいても子どものために。

購入者限定:体験投稿で回答が届く

「私のベビーカー選び、間違ってなかったかな?」
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試験的なサービスなので私がパンクしたらごめんなさい。

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このベビーカーの満足度レビュー
3.1
  • 押しやすさ
    (3)
  • 機能性
    (3)
  • 携帯性
    (3.5)
  • デザイン
    (3)
  • 価格
    (3)

管理人による旬の買い方紹介

2024年3月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月発売見込み)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

私は私でできることをやっていきます。

基本はトータル7万円で卒業するのが理想

どれか一台だけと言われればコレ👇
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2023年のベスト評価

管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
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