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管理人パパ

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ベビーカージャーナリスト

プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。講談社や晋遊舎の記事監修など

RISU

見習い

初産の妻のためにベビーカーを勉強中♂

とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出す。代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受けて弟子入り

ベビーカーのおすすめ

ハンドル位置が低い 低身長な小柄さん向けベビーカーランキング 2025

まずここで「低身長」という言葉を使っていますが小柄な方のことです。「小柄な方」とは、男女問わず150cm台前半までの方を指すことにします。理由は?第一子出産時の母親の平均年齢(約30歳)から、30代女性の平均身長(約158cm)をわりだしてそれ以下とした。第1子出生時の母の平均年齢は、1980年に26.4歳であったが、2011年には30歳を超え、2016年には、30.7歳となっている。出生数、合計特殊出生率の推移–内閣府【PDF】この記事ではベビーカーを押すメインの押し手が小柄さんの場合を想定して書いています。ただし、最後にパートナーが高身長や身長差がある場合についても解決案を嵩じています。また私の中では小柄な方が華奢だとか、か弱いとかそんな先入観はありません。あくまでも低身長の方が押しやすいと感じられるバランスの良さを基準に考えました。この記事の目次本記事のリンクには広告がふくまれています。高身長向けとは違う選び方のポイント高身長さん向けのベビーカー選びのポイン

トでは、「子どもの早すぎる成長の観点」と「親の快適の観点」の2つの方向から考える大切さを説いていました。しかし低身長さん向けの考え方としては、前者を外して考えて構わないと思っています。なぜなら、一般的なベビーカーでは平均身長またはそれ以下の子どもへの配慮が十分に組み込まれて設計されているはずだからです。ここでイレギュラーなケースを想定してチェックしなければならないことはありません。背が低い方向けのベビーカー選びで最も大事なのは親(押し手)の視点です。押し手となる親の視点で選ぶのがミソ私が100件以上の相談にお答えしてきた中で、気をつけてチェックしていた要素は以下の5つです。【構えの良さ】適切な位置でハンドルを構えられるか/ハンドルは握りやすいか?【見晴らしの良さ】ベビーカーの鼻先は見えやすいか?【脚操作のしやすさ】ベビーカーの停止、展開や折りたたみを手や脚を伸ばして行う場合は操作が簡単か?【介助のしやすさ】子どもが成長しても乗せおろしできるか?【持ち運びやすさ】折りたたんで移動の際に本体を引きずらずに持てるか?①「構えの良さ」の大事とは?まずハンドルの高さです。「ハンドルはヘソ位置で持て!」はここでも健在。それより低すぎると猫背になって辛いし、高すぎると肩の筋肉がこわばります。国内メーカーのハンドル高さは100cm前後のものが多いですが、下記の計算方法に基づき、30代女性の平均身長(約158cm)以下を考えるとハンドル高は95cm程度が押しやすいと言えそうです。まずは計算してみて下記の記事で身長別のベストポジションがわかります。まずは計算してみることをおすすめします。 【計算方法を解説!】理想的なベビーカーのハンドルの高さ(身長別チャート) ハンドルの高さは95cm程度(にできるもの)で探すさらに、持ちやすさにもこだわりたいところです。意外に知られていませんが、ベビーカーの中にはハンドル径が太いものが存在します。これはわざわざ「太いのが好みの人向けに作りました!」というよりも、剛性を高く保つためにフレームが太く設計された影響(結果論)だと思います。例えばグレコのシティトレックGB(動画)。エアタイヤで悪路も豪快に走ることのできる走破性の高さがウリですが、足回りが頑丈に作り込まれたおかげでフレームはどこも太くガッチリしています。結果、ハンドルの太さもトイレット・ペーパーの芯ほどの厚み(直径38mm前後)になっています。車のハンドルと同じように、持ち方には好みがあるでしょう。しかし、ハンドルをしっかりと握りしめて運転したい人は注意が必要です。手が小さい人はハンドルの太さもチェックして握りやすさを確認②「見晴らしの良さ」の大事とは?ベビーカーの鼻先は見やすいか?鼻先とはベビーカーの先頭(前輪あたり)のことです。ハンドル位置を大幅に超える高い幌が装備されていたり、全長が長いベビーカーではこの先頭部分が見えづらくなります。ベビーカーの全高ベビーカーの全長この2点を気をつけてください。長さの目安としては、ベビーカーの全高はハンドルの高さ+5cmまでベビーカーの全長は95cm以下が操作しやすいを参考までに。全長は対面時と背面時で長さが変わる仕様のものも多いので、最大全長を意識して見るようにしています。多くの場合、リクライニングを倒しきる対面式時の方が全長は長くなります。※細かくシミュレーションした場合は三角関数を使ってください。変数は目線の高さと入射角度θ(目安は55°以上)です。幌も含めたベビーカーの最大高さと見下ろせる長さで全長をまとめる③「脚操作のしやすさ」の大事とは?意外に盲点になるのが脚を踏み込んで行う操作。脚が届く位置にブレーキがあるか段差で後輪フレームに足をかけて前輪を浮かす作業は容易に行えるか展開と折りたたみ作業で脚を使う場合は届くか頻度の高い操作なので、「脚が届かない・・・」にならないように。足元スペースが広すぎる場合は脚を使った操作に支障がでる場合があるのでチェック④「介助のしやすさ」の大事とは?子どもがまだ小さく、体重も軽いうちはお世話が便利で嬉しいハイシート。ただし、長く使う前提で買ったなら、幼児期後半さんを乗せるのは重くて一苦労になります。足置き場(フットステップ)がなく、子どもが自分で乗り降りできないハイシート系ベビーカーを選ぶ場合は、そこへ持ち上げて乗せる負担も見越して選びましょう。そこまで頻度が高い作業ではないので「気合で乗りきろう!」でもいいですが、、管理人パパまぁ、「重すぎてかなんわ!」の時期が来たら、それはそれで子どもの成長を喜んで軽いバギー(ローシート)に買い替えればいいだけなんですが。子どもの体重が増えた場合のシートへの乗せ降ろしの負担も見越して

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