この記事は購入相談実績100件以上、100台以上のベビーカーを押し比べた管理人パパがお届けしています。
【レビュー】Joie スマバギ4WD シグネチャーの口コミ(メリット・デメリット)

オート4キャスを備えた両対面式なのに国内メーカーの高級品よりも2万円以上安い英国生まれのベビーカー
英国生まれのJoieのベビーカーの中で、惟一対面式走行ができる両対面式ベビーカーが『スマバギ』。
スマバギシリーズは『スマバギ』『スマバギ4WD』『スマバギ4WD シグネチャー』の3ラインナップが用意されており、4WD系シリーズと通常版との違いはオート4キャス機能(背面式時と対面式時でハンドルの向きにあわせて自動で前輪にあたるタイヤ駆動部が固定から360°回転に切り替わる)が付いているかどうか。
対面式ベビーカーとしてスマバギを候補に入れているなら、私は断固として4WDの方をおすすめする。小回り半径が随分と変わってくるので、毎日使うならストレスの無いものを選ぶのが吉。
対面モードは少し押しづらさがある。
長く使うのは背面モードと割り切って、対面式『も』どうしても愉しみたい人に。
他の国内メーカーの両対面式ベビーカー(例えばアップリカのラクーナやピジョンのランフィ、コンビのスゴカル等)でオート4輪機能のあるものと比較すると2万円ほど設定価格が安い。
クッション性能(コンビのエッグショック)などで差別化されている他は、ブランド代、そしてJoieが世界的に市場を拡大しているという規模の経済性(生産量が多い)よるところが大きいのだろう。
Joie スマバギ4WD
価格 | 24,800円 + 税 |
対象 | 生後1ヶ月~3歳頃(体重15kg) |
重量 | 5.6kg |
横幅 | 45cm |
ハンドル高 | 98cm(背面時は101cm) |
リクライニング角度 | 125°~170° |
公式サイト | https://www.katoji.co.jp/products-detail_3161.html |
Joie スマバギ4WD シグネチャー
価格 | 43,780円 |
対象 | 生後1ヶ月~3歳頃(体重15kg) |
重量 | 5.8kg |
横幅 | 45cm |
ハンドル高 | 98cm(背面時は101cm) |
リクライニング角度 | 125°~170° |
公式サイト | https://www.katoji.co.jp/products-detail_3469.html |
Joie スマバギ(オート4キャスなし)
価格 | 27,280円 |
対象 | 生後1ヶ月~3歳頃(体重15kg) |
重量 | 5.4kg |
横幅 | 46cm |
ハンドル高 | 92cm(背面時は98cm) |
リクライニング角度 | 125°~160° |
公式サイト | https://www.katoji.co.jp/products-detail_2288.html |
メリット
- 生後1ヶ月から使える両対面式がこの価格!
- オート4キャス(ハンドル切り替えにあわせて前輪が360°回転)に対応
- ママでも持ち運び可能5kg台
- 横幅45cmと駅改札も余裕
- 片手での折り畳み・展開が簡単!
- 取り外し可能なフロントバー
- 日差しからしっかり守る深いホロ(サンキャノピー)
- 全輪サスペンション付き
なんといってもその最大の特徴は、『コットが付いている』『安全性が高い造り』というところ。
デメリット
- 4WDなしモデルは対面時と背面時のハンドルの高さが変わる違和感(対面:92cm 背面:98cm)→4WD、4WDシグネチャーは問題なし
- レインカバーが付属しない(ただし、シグネチャーモデルには付属)
- 新生児(0ヶ月)からは使えない(生後1ヶ月からOK)
モデルによって差があるのが見極めが難しいところです。
シグネチャーモデルだと安心でしょう。
管理人VOICE

余裕があれば最上位モデルの『スマバギ4WD シグネチャー』を推します。このモデルだけレインカバーも付属しているし、シートサスペンション機能も付いているので、より国内他メーカーの上位モデルに近い乗り心地を実現しながら、ちょっと変わったセンスを発揮できます。
4WDも優れたモデルでコスパを考えるならこれも◯。
しかし、4WD機能の無いモデルは特に対面時の走行が辛いのでおすすめしません。
1歳半ぐらいまでの時期にベビーベッド的に使うのが◎


どんな人にぴったりか?
- ちょっと人とは違った両対面式が希望(コンビやアップリカは嫌)
- カラフル過ぎない絶妙なJoie ベビーカーのカラーリングに惚れた
- もう散々調べたけど良くわからなくなった…
一周回って安くても良いものがあるんじゃない?に気づき始めた人
価格帯で上を見ればきりがないけれど(10万円台突入~)、下を見てもよくわからない。「どこが十分仕様なの?」がわからなくなったら、カトージの直営店でスマバギ4WDを押してみると良いでしょう。



余計なお世話ですが、もし車を所有しているならJoieのツーリストとチャイルドシートを組み合わせて対面式が嬉しい6ヶ月ぐらいまでをやり過ごすという手もある。


こちらも検討したいライバル車種
- ピジョン ランフィリノン
- エールベベ フラコットFS
- アップリカ ラクーナクッション
- コンビ スゴカルα
- ストッケ ビート
- サイベックス MELIO
- サイベックス MIOS
- doona インファントカーシート
- ベビーゼン YOYO2+トラベルシステム
- バガブー Bee5
- クイニーのZAPP FLEX+コクーンシート
シグネチャーモデルはピジョンのランフィやアップリカのラクーナクッションと同等レベルです。
国内メーカーのようにハンドル切り替えで背面・対面の向き操作を行うか、それとも高級系の海外メーカー(バガブー、サイベックス、ストッケ)のようにシートの向きを切り替えてそれを実現するかは好みの分かれるところでしょう。
デザイン性については各メーカー特有のスタイルがあって好みが分かれるところですが、Joieはベビーカー業界の無印良品もしくはユニクロ的なコスパが良くて、使う人のセンス(コーディネート)によって様々な見え方をする面白いメーカーだとは思っています。
良いお買い物を^^
管理人による最後の審判
2022年に入ってから状況が代わりました。
3万円ぴったりが予算の上限であれば購入も良しですが、もう少し出せるならサイベックス メリオ アルミフレーム 2021がおすすめです。
ポイント付与後の実質価格で比較して決めるとお得です。