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【レビュー】バガブー ドラゴンフライの口コミ(メリット・デメリット)

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【レビュー】バガブー ドラゴンフライの口コミ(メリット・デメリット)

この記事は購入相談実績100件以上、100台以上のベビーカーを押し比べた管理人パパがお届けしています。

※このモデルは一般人向けではないと感じます。玄関の大きさを気にせず、最高の性能の一台を子どもに選んであげたいと考えている人だけが読むでいいです。価格も13万円前後か?

目次

バガブー ビー6がリモデル!
散歩の最高を目指しながら、電車改札をスルーするコンパクトさを実現

バガブーから新モデルの登場が発表されています。
その名は『Dragonfly(ドラゴンフライ)』。

ドラゴンフライとは日本語で「トンボ」の意味です。

ティザーサイト(予告サイト)で明らかにされた公式画像と、Instagram界隈で散々に漏れ出ている情報から、このベビーカーの登場の背景と価値を考察していきます。

ドラゴンフライに関する漏れ出ている情報まとめ

  • 5月16日から予約受付開始(海外)
  • コンパクトなサイズながらデラックスで全機能を備えた革新的で多用途なベビーカー
  • 背中を曲げることなく立ったまま片手で折りたたみできる「スタンドアップフォールディング」機構を採用
  • シートやベビーベッドを取り付けたままでスリムに畳める
  • 全輪サスペンション
  • フラットホイールデザイン
  • 荷物かごの耐荷重は最大10kg
  • ハンドルグリップは100%ベジタリアンレザー製
  • 本体シャーシもバイオプラスチック製でエコフレンドリー
RISU

まっ!

管理人パパ

ベビーカーにあまり詳しくない人からは「はっ!?」だろうね。

個々の機能の素晴らしさは、バガブーらしく「はいはい凄いですよ~」以外の何でもないけれど、今回一番驚かされたのが海外の公式サイトで明らかにされたこれ👇

海外公式サイトで発表された「バガブー ビー6はもうは販売されません」のアナウンス

翻訳すると、「もうBee6は販売しませんよ。これからはバタフライに注目ね!」ということらしい。

RISU

ちょっとまって!そうなったらバガブーのラインナップだと大型機(横幅60cm)の「Fox(最高性能のフォックス)」や「Donkey(世界最高の二人乗りのドンキー)」しか選択肢なくなるじゃないの~!!

管理人パパ

ここを今回のドラゴンフライが埋めてくれようということだね。

では、わざわざビーを廃盤にすることの「バガブー側にとってのメリットって何?」にどうしても注目してしまう。

それは例えばこんな理由からではないか?

デザインに統一感を持たせたかった。

日本や東アジア、そしてヨーロッパ各方面でも昨年(2022年)に発売されたコンパクトB型ベビーカー『バタフライ』への評価が高いみたい。

で、そのデザインに合わせるかのように最高級モデルの『フォックス5』が今年リニューアル。

ラインナップの中ではバタフライとフォックスの真ん中に位置する『ビー』がちょっと彼らにとっては時代遅れのデザインに映ったというか、ブランドとしての統一感をもたせたかったのかも知れない。

実は初代Bugaboo Beeの登場は2007年に遡る。
当時、俺たちオランダブランド基準で超絶コンパクトなベビーカーを作りました!」という触れ込みも、東アジアの住民にとっては「それでも大きめだわ。。」というのは否めなかった。

いや、個人的にはサイズ感はとても良いと思っているし夫婦で子育てするならちょうどいい感じ。
ただ、重さはワンオペにならざるを得ない細腕ママにはちょっと工夫が求められるレベルだった。

そこで考え直して、彼らなりの「さらに超絶軽くて、コンパクトなベビーカーを造ってみたぜ~い♪」がBugaboo Butterflyだったのだろう。

これがアジア方面ならずヨーロッパでもヒット!
確信を得たチームは、というかもともとその予定だったのだと思うけれど、バタフライのデザインマナーでラインナップを再構築しようと考えていたのではないかな。

その時、ビーのデザインだけが今の彼らの思想ではちょっと浮いたものになっていたのだろうね。

ビーは「かなり良い走行性と、まずまずの荷物かご、重量級の重さと工夫が必要な折りたたみ機構」。
3歩進んで2歩下がる。良いところがある一方で、軽さ最優先で考える人には受け入れられないデメリットもあった。

そこをもうバタフライに任せたのだとしたら(超絶コンパクトはお前に任せたで!)、我々の提案として中間モデルにあたるビー6の進化系はどんな形であるべきか?

その答えが「ドラゴンフライ」に見つけられるのだと思う。

管理人パパ

実は私、もう触ってきているのだけどね。

その驚くべき特長のその他数々は公式サイトの発表を待ってからとしたい。

だけど、ちょっと言わせて

ドラゴンフライは革新的なベビーカーだ。ただし、「ビーの方が似合うユーザーもいる」と感じた。
ビーがドラゴンフライを上回る性能かと言われれば、それは人による。
ビーがお値打ち価格になるのなら、それを狙うのも手。私はビーが好きだし、フォルクスワーゲンの「ビートル」にも似た独特の可愛さを評価しているのだ。^^

ドラゴンフライの基本スペック

ふーん(近日公開)

ドラゴンフライのデメリット

いやーん!(近日公開)

ドラゴンフライの価値を一言で表すと

うひょ!(近日公開)

ドラゴンフライにおすすめの追加アイテム

へー(近日公開)

ドラゴンフライの兄弟モデル

ドラゴンフライの一般発売日は6月7日。

市場はどのような評価を下すだろうか?
個人的にもとても楽しみだ。

試して来た。ひとこと「とても良いベビーカー」だった。
安全性・走行性を兼ね備えた大型両対面式ベビーカーとしては今年の一番(カー・オブ・ザ・イヤー)になるはず。

ドラゴンフライの基本スペック

発売時期2023年6月7日
価格116,600円(通常シートモデル)
156,200円(キャリーコット付属)
ブランドバガブー(オランダ)
タイプ両対面式(A型)
対象年齢生後6か月*推奨から約4歳まで使用可能 (最大 22 kg)
*別売キャリーコット(36,300円)装着で新生児から
*確認したところ通常シートでも生後1ヶ月から可能
つまり、
通常シート:推奨6ヶ月から/実用1ヶ月から約4歳まで
キャリーコット:新生児から6ヶ月まで
サイズ
幅×奥行×高さ
展開時:52×106×104cm
折畳時:52×36×90cm
重量9.9kg
荷物容量耐荷重 最大10kgまで
(バックポケット収納容量 2.5 kg)
ハンドル高98~105cm
座面高50cm
リクライニング117.2°~167.2°(3段階)
背もたれの長さ58cm
レッグレストあり(水平/下方の2段階に加えて完全収納モードも)
バンパーバーあり
車輪サイズ前輪:18cm
後輪:22cm
サスペンション全輪
カラー
スカイラインブルー
ミッドナイトブラック

グレーメランジ

ミスティホワイト

モーニングピンク

サンライズレッド(三越伊勢丹グループ/三越伊勢丹オンラインストア、バガブー直営EC店舗限定)
アイランドコーラル(blossom39、バガブー直営EC店舗限定)
付属パラソル専用クリップ
オプションレインカバー

キャリーコット、ベビーコクーン
コンフォートホイールボード、フットマフ、シートライナーなど
チェンジングバッグ、チェンジングバックパック、オーガナイザー、チェンジングクラッチなど
ブリージーサンキャノピー、パラソルなど
トラベルシステム
取得安全基準欧州安全性規格EN1888-2適合
保証期間2年間
公式HPhttps://www.bugaboo.com/jp-ja/%E3%83%90%E3%82%AC%E3%83%96%E3%83%BC-%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4-%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%81%AE-%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC/

製品レビュー&公式動画(海外/英語)

ドラゴンフライの特長を実機検証

開梱して組み立て。
車輪とキャノピーを取り付けるだけなので30分程度で完成。

ドラゴンフライ専用のブリージーサンキャノピーも付けてみた。
通気孔が増えて、夏場の快適にヨシ。

カフェに連れて出かけた。
折り畳んだサイズは座席1つ分以下と意外にコンパクト。

27.5cmの革靴ほどの長さしかない。

展開するとこのとおり。
シートをMAX起こした状態では食事や前の景色を眺めるのに最適。

リクライニングの真ん中ポジションも使い勝手が良さそう。
授乳後は吐き戻し防止にこのぐらいの角度が落ち着く。

リクライニングを最大にした状態はこちら。
公式サイトでは生後6ヶ月以上からおすすめと書かれている。
しかし、問い合わせてみると生後1ヶ月から大丈夫とのこと。
キャリーコットを売るための口上に過ぎない。

前から捉えた様子。
大きそうに見えるのに(横幅は改札を通る)52cmと意外にスリム。

バガブーらしい質感の高さが感じられるハンドル。
レザーの切りっぱなしの処理が長く使える耐久性と使い勝手(ドリンクホルダーの位置決め)の良さが兼ね備えられている証になっている。

ドラゴンフライの折りたたみ操作は手元のハンドルで行う。
「dragonfly」の刺繍が入っている部分はリストストラップになっており、坂道や構内のヒヤリ・ハッとを防止。

今回はドラゴンフライ専用のブリージーサンキャノピー(幌)を選択した。
天井のジッパーフラップを開けると・・・

大きな通気ホールが出現。

子どもの顔がメッシュ越しにではなくそのまま見える。
子どもにとっても、親にとっても安心できる。

幌の背面上部に別のメッシュ通気孔が一つ。

サイドには左右2つずつ。
合計5箇所の通気孔と先程の通気穴?の全6箇所から籠もった熱を排熱。

次はシート部分をチェック。
バックレストの長さは58cmと超ロングで3歳が寝ても後頭部をサポートできる長さ。

背面(親の視点から見下ろした)から状態。

座面幅もゆったりでハーネスの立ち上がり位置と座面奥行きの関係もいい。

腰回り(ランバー)に手を抜かないメーカーは信頼できる。
他のブランドと見比べるといい。
「長時間乗車の快適」や「姿勢良く」のポイント。

フットレスト(レッグレスト)は乳児期に優しい造り。
厚みがあり、フットステップ(足置き場)を兼ねている。
内側に折り畳めるので幼児期後半(3・4歳頃)にも邪魔にならない。

厚みも十分。
荷重でよれたり、たわんだりしない。

足元の荷物かご前部。
大開口で荷物の出し入れがしやすい。
耐荷重10kgと業界No.1クラスなので、小型のペットならマットを敷けば乗るのでは?

背面から見たところ。
荷物かごの後部にオーガナイザーを取り付けられる。
なぜ必要??

両サイドにジッパーが付いており、それを開くと・・・

ガバっと開いて、スーパーの買物の品々だってONできる。
土物系とデリケートなアイテムをこうやって分けられるのは便利。

バックパック(ユニクロ)だってこのとおり入ります。
このリュックはA4サイズのノートPC(14インチ程度)が入るのでベビーカーと一緒のテレワークでも肩に背負わず安全に持ち運びが可能。

お次は足回り。
前輪は段差への対応力の高いプル型の車軸配置。
下方向に圧を加えると「カックン」とサスペンションがよく効いているのが分かる。

後輪は前輪よりも更に大径タイヤ。
今回のドラゴンフライから車輪中央部の突起(リム)がなくなった。
砂場でも足を取られない仕様に。

後輪をつなぐフレームには小さな穴が見える。
これはバギーボード取り付けのためのもの。
ベビーカーを卒業し、第二子ができたらボードに乗ってもらって二人乗りにできる。

フットブレーキは左側に配置されている。
当然リンクブレーキ(左右車輪に作用)でワンタッチ。
踏んでブレーキ(ロック)、もう一度踏んでロック解除の仕組み。

RISU

地味に靴(甲)が汚れなくていいんです。

あまり注目されることのない、サイドフレームのデザイン。
この部分が1本挿しのシンプルなデザインに剛性を与えている。

サイドフレームのハンドル側(伸長可能)。

左側フレームには「FOLD」の文字が見える。
この部分まで押し込めば(鞘に収納すれば)折り畳み可能のサイン。

カフェのテーブル高さと座面高(52cm)の関係。
十分にハイシート。

管理人パパ

ちなみにメリオと同じ高さ

幌を外した状態にして、私物のビジネスリュックを乗せてみた。
それでも10cm以上高さが余る。
バックレストの長さ58cmはベビーカー業界を見渡しても随一。

なのに折り畳むと意外に薄いっていう。

多機能で高耐久、走行性も良い。
だけど、9.9kgでしょ?重いよ~(泣)
という人の最後の頼りどころのショルダーストラップ。

ステップワゴンのトランクスペースでも3列目シートを倒さずに収納できた。
大型機種なのに畳むと薄いメリットが生きている。

ドラゴンフライとフォックス(最高級モデル)の違い

ドラゴンフライはいつ?どこで?買える

一般販売開始は2023年6月7日(水)ですが、それに先駆けて

最速(5月31日)で手に入れるなら伊勢丹新宿店

5月31日(水)より6月6日(火)まで伊勢丹新宿店 本館6階 センターパーク/ザ・ステージ#6にて先行発売(6/7以降も引き続き販売)

詳細はこちら(伊勢丹HP)

6月4日(日)よりバガブーオンライン公式ストアでも先行販売開始

【楽天市場】本体 >ドラゴンフライ:バガブー公式オンラインストア

ドラゴンフライの走行レビュー

バガブーより検証機をお借りできたので検証動画を撮ってきた。

16本の検証動画すべてを観る
管理人パパ

高いから当たり前だけどかなりヨシ。

ドラゴンフライにおすすめのオプション品

動画で見えていた薄いブルーの幌はこちらの「シーサイドブルー」。

バガブー純正品

バガブーというブランドにしては珍しく、レインカバーは標準付属ではない。

バガブー純正品

通気性の向上とシートの洗い替え対策におすすめ。

ドラゴンフライにこんな人におすすめ

  • 都心をくまなく移動する予定の人は各駅のEV位置を完全に把握している人(ピュア都会民)
  • 子どもの快適に寄り添いたいが、「大型機」は流石に、、と尻込みしていた人
  • 一緒に連れて出たい荷物や大事なものがたくさんある人
管理人パパ

高級機だし、一般的とは言わない。産前から子どものいるライフスタイルのために働き方の部分から調整しきれた人ならきっとこの価値を味わい切れるはず。

RISU

隊長、表現わかりづら!

管理人パパ

パワーフリーランサーとか、なにか独立した経済性(収入源)を確立できていて、平日の広間でもぐんぐん子どもと一緒のデートに出かけられるようなそんな羨ましくなるような強さがある前提でないとな。

このベビーカーの総合評価
3.4
  • 押しやすさ
    (4)
  • 機能性
    (4)
  • 携帯性
    (3)
  • デザイン
    (3.5)
  • 価格
    (2.5)

バガブーの最安値·安心の購入術

ここがポイント

  • Amazon 公式ストアが存在するが、ポイント還元率も楽天市場より低く、ラインナップも少ない。また、公式ストア以外の出品については並行輸入品も多い。販売元の店舗評価を入念にチェックしたい
  • 2020年8月から楽天市場に『バガブー(Bugaboo)公式楽天市場店』がオープンしている。Amazonの公式ストアよりもポイント還元率は高い傾向にあるが、楽天市場内で競合するテナントとの比較では最安値をそれに譲るケースも多い。ただし、旧モデルなど公式ストアならではの在庫が豊富に見られるのが特長。少し古くてもできるだけ安く手に入れたい人は公式ストアのアウトレット・カテゴリーをチェック
  • 上記の各公式ストア以外の正規販売店で圧倒的にオススメは楽天市場でベビー・マタニティ部門の大賞を4年連続受賞しているナチュラルリビング ママ*ベビー。ポイント還元率の高さから最安値を付けることが多い

下記はいずれもショップレビュー検査済み店舗です。

私がお得&安全と考えるショップ

管理人について

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』にも以前出演させていただきました。
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