2024年3月のタイプ別おすすめ 

コサット ウッシュ3の後悔とおすすめポイント解説

【レビュー】コサット ウッシュ3の口コミ(メリット・デメリット)
目次

かわいい柄でテンションが爆上がり!
ハンドル位置は高め&走行に安定感

2022年6月に発売されたばかりのA型背面式ベビーカー。
イタリア発イギリス育ちのブランド「コサット」からリニューアル発売されるのがこの『Woosh 3(ウッシュ3)』。

ベビーカー市場ではA型の背面式って意外と多くない。

かつては走行性の良いA型背面式ベビーカーとしてドイツ発ブランドのサイベックスが『イージーS2』というモデルを販売していたけれど廃盤扱いになっている。

[CYBEX] イージーS2(A型)
さよなら。イージーS2

軽量&コスパ分野に目を移せばイギリス発ブランドのJoie(ジョイー)が『ツーリスト』という肩がけできるモデルを販売していた(こちらも終売)。

Joie ベビーカー ツーリストの後悔とおすすめポイント解説
急に姿を消したツーリスト

新生児から使える背面式というのは日本人には不人気で、赤ちゃんが生まれたらやっぱりまじまじと対面式でお世話したいし、「可愛いお子の顔が見えないのは嫌だ!お子も寂しいはず(ToT)」というイメージが大きいのだろう。

鬼門だね。

それはそうだと思うし、加えて対面式(両対面式)を売りたいメーカーのマーケティング要素も多分に含まれているように思うな。

まっ、そんな事情を知ったる私が「こういうタイプのベビーカーもぜひ知ってほしい=消費者が思い込みから解放されて選択肢が広がる」と思い、ブランドさん(総輸入販売代理店:スマートトレーディング)にラブコール。

今回、特別にサンプル品を借りることができたので穴が空くほど紹介したい。

コサット ウッシュ3の外箱
きっ!
コサット ウッシュ3の外箱
たっ!
コサット ウッシュ3の組み立て
YO!!
カラフルでテンションあがる!

ウッシュ3のスペック

コサット ウッシュ3のロゴ
シートのフットレストに可愛くモデル名
ウッシュ2(前モデル)からの変更点

【シングルタイヤ】ダブルタイヤからシングルに
【素材】シートなどのファブリックがリサイクル素材に
【オプション追加】ドリンクホルダーが付属に
【プルハンドル搭載】引いて押せるキャリーハンドルが追加に

発売時期2022年6月
価格50,600円
55,000円(フットマフ付き)
60,500円(ヒアーアスロアーのみ)
ブランドコサット(イギリス)
タイプ背面式(A型)
対象年齢0ヶ月から25kg
サイズ
幅×奥行×高さ
展開時:50×79×106㎝
折畳時:50×40×65cm
重量7.2kg
荷物容量耐荷重最大5kgまで
ハンドル高106cm
座面高43cm
リクライニング約120~約160°
カラーミスターフォックス

ディスコレインボー

レディバグボール

■ フットマフ付エディション
ラブバグ

トムキンタイガー

ヒアーアスロアー
付属レインカバー

ドリンクホルダー
オプション
トラベルシステム不可
取得安全基準EN1888:2012 - Europe
保証期間購入後1年(レビューで2年保証)
公式HPhttps://cosatto-jp.com/news/17455

■ 本体

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カラー:ミスターフォックス(ウッシュ3)
ミスターフォックス
カラー:ディスコレインボー(ウッシュ3)
ディスコレインボー
カラー:レディバグボール(ウッシュ3)
レディバグボール
カラー:ラブバグ(ウッシュ3)
ラブバグ(フットマフ付き)
カラー:トムキンタイガー(ウッシュ3)
トムキンタイガー(フットマフ付き)
カラー:ヒアーアスロアー(ウッシュ3)
ヒアーアスロアー(フットマフ付き)
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ウッシュ3のメリット

環境フレンドリー
シートなどのファブリックはペットボトル35 本以上をリサイクルして作られている
シートなどのファブリックはペットボトル35 本以上をリサイクルして作られている
紫外線対策
幌はUPF100+ で紫外線から守れる
幌はUPF100+ で紫外線から守れる
折りたたむとコンパクト
コンパクトに折り畳めて自立
コンパクトに折り畳めて自立
嬉しいオプション品付属
マグなどを置けるドリンクホルダー、専用レインカバー付属
マグなどを置けるドリンクホルダー、専用レインカバー付属
使える荷物かご
耐荷重5kgまで。幅広で入れやすい荷物入れ
耐荷重5kgまで。幅広で入れやすい荷物入れ
持ち運びがラク
移動に便利なプルハンドル付き
プルハンドル付きでキャリーケースのように運べる
チンチンリンリンベルが付属
ハンドル左端に呼び鈴(自転車に付いているアレ)が!
ハンドル左端に呼び鈴(自転車に付いているアレ)が!
管理人パパ

あとテスト走行で感じたのは「意外に段差に強いベビーカー」だということ。詳しくは下の動画レビューを参照あれ。

ウッシュ3のデメリット(後悔)

ハンドル位置は高め
ハンドル位置は高め(ベビーゼン YOYO2と同じ106cm)

事前に知っておけば避けられる後悔・ミスマッチポイントはこちら。

  • 高身長や腰痛持ち向けのハンドル高さながら背もたれ長さは普通(国内メーカー並)
  • 長く使える(4~5歳ごろ)かわりに剛性高く、少々重い(7kg台)
  • タイヤはやや固めで粗いアスファルトでは音がする(国内メーカー並)
コサット ウッシュ3の後輪
EVAでコーディングされたタイヤ
コサット ウッシュ3のデメリットを語る

かわいい顔してるけど造りは骨太。
走行性・押し味はややベビーゼン YOYO2に似ている。

ウッシュ3はこんな人にぴったり

ディスコレインボー
  • 可愛い柄を見ながら晴れやかな気分でお散歩したい!
  • 身長はそこそこながらうちの子、体重の増加ペースが早い!
  • 腰痛持ち。ハンドル位置は高めが好み
RISU

個性的なデザインなのでそこを重視する人にぴったりです!

管理人パパ

あと、目立つので盗まれにくいだろうね(笑)

ウッシュ3の競合にあたるモデル

バガブー バタフライ 展開イメージ
バタフライ

カテゴリーとしては4歳ごろまで長く乗れる7kg台までの三つ折りコンパクトベビーカーになります。
国内ベビーカーにそれはなく、必然的に海外ブランドのこれらがライバルに相当します。

■ A型背面式ベビーカー(生後1ヶ月頃から)としてのライバル

  • 【ヌナ】トラベル
    メリット:半自動折りたたみ機能
    デメリット:幌を下げると全高が111cm。小柄なママだと体が隠され気味に
  • 【サイベックス】イージーS2(廃盤)
    メリット:サスペンション性能良く段差に強い
    デメリット:座面奥行き深さがあり1歳前後だと姿勢が後傾

■ B型背面式ベビーカー(生後7ヶ月頃から)としてのライバル

  • 【ベビーゼン】ヨーヨー2
    メリット:可愛い&肩がけできて持ち運び楽!
    デメリット:価格が高い(約7万円)
  • 【バガブー】バタフライ
    メリット:デザイン性&走行性能の高さ
    デメリット:重い(ウッシュより100g重い)
RISU

少し重さはあっても、長く使えるし、コンパクト!がウリの背面式たちですね!

管理人パパ

できればベビーカーは1台で卒業したい!という人に多いゾーンな。

ウッシュ3の口コミを傾向分析

海外の可愛いレビュー(開封動画)
管理人パパ

まだ発売開始から日が浅く、十分な口コミが見られないので旧モデルのウッシュ2の口コミを分析しました。

良い口コミ
悪い口コミ
  • 軽くて動きがスムーズ(CYBEX並)
  • 写真で観るより実物の方が可愛い
  • 持ち手が高めなので日本製のベビーカーより押しやすい
  • 畳み方にコツがいる
  • 自立はするが倒れやすい
  • 外国のものなので持ち手が高い
RISU

ハンドルの高さは好みがわかれますね~

出典:【楽天市場】みんなのレビュー・口コミ

ウッシュ3の動画レビュー(走行テスト)

数本の動画で構成された再生リストはこちら

ハンドル位置が高めなのは予想どおり。

走行性もまずまず高い。

特に段差に強い。

リクライニング範囲も問題なし。

荷物かごスペースは広々。

カップホルダーは使いやすいし、マジックベルは意外に使える。

※ただ、荒れた道でちょいちょい勝手に鳴り出すのがホラーだった(笑)どこで鳴ってる!?Σ(゚Д゚)

気になったのはシートの耐荷重が25kg(4歳ごろ)までながら、背もたれの長さが2歳半~3歳まで程度だったこと。

これはおそらく折りたたみ後の高さ(全高)を意識したデザインの都合だろう。

耐荷重に期待して、高身長カップルの子ども用に考えるならバックレストの長さで優位なバガブー バタフライの方が安心だろう。

管理人パパ

逆に身長の伸びは普通ながら、体重だけがどんどん・・・という子どもには向いている。

まとめ

新生児から4歳頃まで長く使えるベビーカーとして、ライバルが勝手に離脱していく中ますます稀有な存在になっている。

国内メーカーの背面式と比べると2~3キロほど重たくなってしまうけれども、そもそも国内のそれでA型に対応しているものや体重25kgまで乗れる!と謳っているものはない。

このベビーカーは可愛い柄にだけ注目されがちだけど、機能的にも美味しい個性にあふれたタイプだった。

RISU

頑丈なら7kg台でも許す気になります♪

管理人パパ

子どもの体重が増えたときにも安心なのと、バギーボード*を牽引するにも剛性は必要だからね。

*下記の汎用バギーボード(ラスカル)も取り付け可能みたい。
ベビーカー車種適合表【PDFが開きます】

Lascal
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RISU

自分の楽しい気分に忠実に♪

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このベビーカーの総合評価
3.2
  • 押しやすさ
    (3)
  • 機能性
    (3.5)
  • 携帯性
    (3)
  • デザイン
    (3.5)
  • 価格
    (3)

管理人による旬の買い方紹介

2024年3月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月発売見込み)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

私は私でできることをやっていきます。

基本はトータル7万円で卒業するのが理想

どれか一台だけと言われればコレ👇
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2023年のベスト評価

管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
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