バガブー フォックス カブの後悔とおすすめポイント
![【レビュー】バガブー フォックス カブの口コミ(メリット・デメリット)](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/cover-bugaboo-fox-cub-LICZ9343.jpg)
バガブー史上最高の走行性を誇る『FOX 5』のお手軽モデル
すでに完成度の高かった『フォックス3』。なのに進化した『フォックス5』が出て、さらに廉価版の『フォックス カブ(子ギツネの意味)』まで投入された。これは迷うだろう。
私が展示会で触れ&サンプル品を自宅へ連れて帰り試してきた感想を以下にまとめておきたい。
細かな機能性はフォックス5が圧倒
しかし押し心地に大きな違いはない
カブの方が全体的にやや小ぶり
機能としてはフラッグシップモデルの『Fox5』がやはり優れているけれども、いろいろ付いているが故に大きく、重い。とにかく走行性良く、ハイシートで両対面式を求めている人にはオーバースペックに感じるかもしれない。
その点、『Cub』が良い候補になるのだが機能が先代の『Fox3』よりも削ぎ落とされており、進化と逆行している側面もある。う~ん。。
グレード感としては「Fox5 > Fox3 > Fox Cub」の序列となる。
定価はFox5が約17万円、Fox3が約17万円、Fox Cubが約14万円とされている。
Fox3はFox 5の発売後、定価を下げており(25% OFF)Cubよりもお買い得な状況が続いてきた。
そして2023年のブラックフライデーが到来。
2023年発売のFox Cubがいよいよお手頃価格で販売中となっている。
フォックス・シリーズの選び分け方
私ならこう考える。
■ とにかく最新の機能にこだわりたい
→ フォックス5
■ デザインに一目惚れ。大柄な夫婦でもないしカジュアルに持ちたい
→ フォックス カブ
■ 機能に妥協はしたくないけれど、できれば予算を抑えて良いものを
→ フォックス3の値下がり待ち
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/tiny-risu.png)
隊長ならどれを選びますか?
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/4DGTPsXP_400x400.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/4DGTPsXP_400x400.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/4DGTPsXP_400x400.jpg)
ここは難しいところ。今やFox3とカブの価格差があまりないのがな。
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/tiny-risu.png)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/tiny-risu.png)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/tiny-risu.png)
型落ちになるフォックス 3と最新のカブならやっぱり最新モデルがいいのでは?
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/4DGTPsXP_400x400.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/4DGTPsXP_400x400.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/4DGTPsXP_400x400.jpg)
よりモダンなデザインはたしかにカブなのかもしれないが、機能としては純正フォックスシリーズからカブ(コギツネの意)は削られている部分がある。例えばリクライニング操作が両手など。
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/tiny-risu.png)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/tiny-risu.png)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/tiny-risu.png)
では判断の決め手はどこでしょうか?
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/4DGTPsXP_400x400.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/4DGTPsXP_400x400.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/4DGTPsXP_400x400.jpg)
フォックス 3の価格が在庫処分価格でカブを下回るうちはフォックス 3が最高クラスの性能を味わえていいと思うよ。フォックス3とカブを比較した場合の性能は3が優位だから。
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/tiny-risu.png)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/tiny-risu.png)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/tiny-risu.png)
なるほど!!
それでは実際レビュー、いってみよう!
フォックス カブのインプレッション
フォックス カブの外観
見た目は歴代のフォックスとほぼ変わりません。
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-BMKC1077.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-BMKC1077.jpg)
これが普通に幌を下げた状態。
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-HLZB0415.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-HLZB0415.jpg)
更に下げると完全にプライバシー保護モードに。
リクライニングさせても日差しが差し込まない。
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-HEJF6012.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-HEJF6012.jpg)
フォックス カブの幌まわり
幌天井のフラップをめくると、
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-WGGS0087.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-WGGS0087.jpg)
メッシュ状ののぞき窓が出現。
視認性も高い。
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-JFXP7869.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-JFXP7869.jpg)
幌天井のジッパーを下ろすと幌を拡張できる。
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-BKWO9422.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-BKWO9422.jpg)
ここにのぞき窓がないのは少し残念。
と思ったが、このレベルの深さで幌を使うのはリクライニングさせた状態の時。
ということはこの天井幌は押し手のふとももあたりまで下がるのでこの仕様で問題なし。
フォックス カブのハンドルまわり
レザー調ハンドルでソフトな握り心地
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-LHDN7786.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-LHDN7786.jpg)
中央付近の穴はドリンクホルダーを掛けるためのもの
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-TQQQ3220.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-TQQQ3220.jpg)
フォックス カブのシートまわり
バイカラーデザインがカジュアルでおしゃれ
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-HCQS7353.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-HCQS7353.jpg)
少し気になったのがリクライニング操作がプッシュ式のボタンである点
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-RLEJ7116.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-RLEJ7116.jpg)
というか、ある程度の身長がないと操作し辛いはず
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-DBJB7422.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-DBJB7422.jpg)
フォックス カブの荷物カゴ
前輪側から、後輪側からどちらも荷物を入れやすい。
耐荷重は何と10kgで、一般的な両対面式ベビーカーの2倍ほどもある。
日々の買い出しにも安心だし、積んでも押し心地が重くならない。
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-GXGT5213.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-GXGT5213.jpg)
写真に見えているのはマンフロット製のカメラバッグ
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-QECD0687.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-QECD0687.jpg)
フルサイズ一眼レフ本体と大三元レンズが入った大型バックもこのとおりすっぽり入った。
フォックス カブの折りたたみサイズ
シート部分とフレーム本体を切り離して収納すると以外に薄く収まる
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-VHJM3246.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-VHJM3246.jpg)
シートをつけたままだと奥行き50cmを越えてしまう
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-IQMA5433.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-IQMA5433.jpg)
狭小玄関の1平米(㎡)程度のスペースに置くには辛いものがある。
戸建てとマンション住まいを分けることはしたくないが、エレベータ内での旋回性能も考えると圧倒的に玄関の広さに余裕のある戸建て住まいに向いていると感じる。
フォックス カブの走行レビュー【動画】
フォックス カブの基本スペック
発売時期 | 2023年3月15日 |
価格 | 140,800円 |
ブランド | Bugaboo(オランダ) |
タイプ | A形 |
対象年齢 | 新生児~22kg(4歳頃)まで |
サイズ 幅×奥行×高さ | 展開時:60×86×107cm 折畳時:60×55×87cm |
重量 | 9.6kg 11.2kg(キャリーコット装着時) |
荷物容量 | 最大10kg/35リットル |
ハンドル高 | 89~108cm(テレスコープ型で位置調節可能) |
座面高 | 56cm |
リクライニング | 100°/150°/175°の3段階調節式 |
背もたれの長さ | 50cm |
レッグレスト | あり |
バンパーバー | あり |
車輪サイズ | 前輪:20cm 後輪:28cm |
サスペンション | 全輪 |
カラー | ミッドナイトブラック デザートベージュ フォレストグリーン ストーミーブルー |
付属 | レインカバー |
オプション | カップホルダー トレー オーガナイザー チェンジングバックパック チェンジングバッグ デュアルコンフォートシートライナー ウールシートライナー モスキートネット フットマフ パフォーマンスウインターフットマフ バガブーパラソル+ コンフォートホイールボード コンフォートトランスポートバッグ |
トラベルシステム | 可 |
取得安全基準 | EN |
保証期間 | 購入後2年 延長保証登録にてプラス2年 |
公式HP | https://www.bugaboo.com/jp-ja/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC/%E3%83%90%E3%82%AC%E3%83%96%E3%83%BC-%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E3%82%AB%E3%83%96/%E3%83%90%E3%82%AC%E3%83%96%E3%83%BC-%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E3%82%AB%E3%83%96-%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%88-%E3%81%A8-%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88-%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC-PM006105.html |
フォックス カブのオプションパーツ
フォックス カブと互換性のある公式オプションパーツはこちら。
長時間の散歩には欠かせないかもね。
手元の荷物をまとめられるとすっごく楽。
リバーシブルなシートライナー。
クッション性も良く低月齢向けのちょい足しにも良し。
正直どちらを選んでも素晴らしい性能。
フォックスを選ぶならぜひ利用したい二人乗り用ボード。
個人的にはフォックスクラスの推進力がないとバギーボード利用をオススメしていない。
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/4DGTPsXP_400x400.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/4DGTPsXP_400x400.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/4DGTPsXP_400x400.jpg)
このレベルの走行性がないとボードをつけても押し心地の重さにやられるだけ。逆にこのクラスを選ぶメリットが二人連れにもぐっと安心できる走行性の高さにある。
フォックス カブはこんな人にぴったり
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-WFWU8085.jpg)
![](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/review-bugaboo-fox-cub-WFWU8085.jpg)
- 新生児からすぐに使いたい
- 新生児~低月齢を考えるとキャリーコットでフルフラットで寝かせるのはマストと考える
- 低予算でできるだけコット使いを実現したい発育にデリケートな家庭
というか玄関に余裕がある戸建て住まいで、子どもとの向き合い方を自由に選べる余裕がある人
ここが大前提。
ここまでのクラスになるとFox 5を選んでもいい気がする。
となるとあえてカブを選ぶ人は、
求めているものが『高級』ではなく、単に『高機能』であって、ベビーカーというツールに合理的な解釈ができる人。積極的に廉価なものを選ぼうとするというよりは単に合理的である結果としてこれを選ぶというカタチになるだろう。
バガブーの最安値·安心の購入術
ここがポイント
- バガブーは国内に直営店舗を持たないが公式代理店のDADWAY店舗やblossom39店舗および百貨店(伊勢丹新宿・高島屋)で取り扱いがある
- 直営通販サイトは公式ストアと各種モール(楽天市場/Amazon/Yahoo!ショッピング)に存在する
- 公式ストアは定価販売。ポイント付与や割引は無いがメインテナンスパーツが豊富
下記はいずれもショップレビュー検査済み店舗
管理人がお得&安全と判断したショップ