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管理人パパ
ベビーカージャーナリスト
プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。2022年からは年間100件の購入相談に応える。業界のトレンドや売り手の心理を先読みしたレビューが得意。雑誌のベビーカー特集監修等

ピジョン ランフィ RB3&リノン8(RB4L)の後悔とおすすめポイント

[ピジョン] ランフィ

国内他メーカーと比べて海外ブランド寄りの居室空間で他社オプション品をあわせやすい

この記事の目次

ランフィリノン8を選んで後悔する人

自家用車がコンパクトカーな人

このベビーカー。なんと折り畳んでも折り畳まなくても高さ(全高)が変わらない。折りたたむと奥行きは半分以下になり薄くはなるが高さは残ってしまう。トランクに積み込むには横に寝かせる必要があるがそれだとせっかくのスペースがベビーカーで埋もれてしまう。

B形に乗り換えずにAB形として長く使いたい人

スイング式サスペンションを搭載しているのは対面式時の前輪のみ。つまり後輪には搭載されていない。というと背面式利用時にはそれが前輪にあたるため段差乗り越え性能はガクンと落ちる。

ランフィリノン8を選んで後悔しないポイントは、対面式時の幸せを存分に味わい尽くしたら未練なくB形に乗り換えられるかどうかにある。座面高54.5cmのハイシートは子どもの体重が10kgを越えたあたりで高い重心位置のデメリットが目立つようになる。先々を見据えて予算の計画を立てたい。

ピジョン ランフィリノン8
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • 片手で開閉できる
  • グリップ付きで持ち運びやすくなった
  • 地上54.5cmのハイシートな座面高
  • マグネットバックル初搭載で乗せ降ろしが楽
デメリット
  • 体重が10kgを超えるとふらつきやすい
  • 背面式利用時の走破性に課題
  • 折り畳んでも高さ(103cm)が残る
こんな人にはいい
  • 保育園の送迎と地元の散策をのんびりと
  • 海外ブランドも良さそうだけど片手開閉などシンプルな操作性がないと心配
  • 主な交通手段は電車・バスだが車を使うときもミニバンサイズ以上だ
管理人パパ

国内メーカー随一のシートの幅感と奥行きを誇るランフィ。ベビーカーマットなど海外ブランドのオプション品とも合わせやすいのが特徴。

ランフィリノン8の基本スペック

発売時期2024年4月26日
価格68,200円
ブランドピジョン(日本)
タイプ両対面式(A形)
対象年齢生後1ヵ月〜36ヵ月まで
サイズ
幅×奥行×高さ
展開時:
51.6×87~89×93.3~103cm(背面位)
52.5×95.3~105×88.5~100cm(対面位)
折畳時:51.6×38×82~103cm
重量5.9kg*
*ハグットシート除く。
荷物容量耐荷重最大5kgまで
座面下空間容積25L
ハンドル高88.5~100cm
座面高54.5cm
リクライニング100~175°
背もたれの長さ不明
レッグレストあり
バンパーバーあり
車輪サイズ前輪:18 cm
後輪:16.5 cm
サスペンション対面式時前輪(背面式時後輪)
カラーグレージュ

ブラック

ブルーグレー

オリーブ
付属
オプションマルチレインカバー 両対面用

カップホルダー
トラベルシステム不可
取得安全基準製品安全協会A形SG合格品
保証期間購入後1年(メーカーサイトでのユーザー登録で3年の延長保証)
公式HPhttps://pigeon-htravel.com/runfeelinon/

ランフィ RB3(2023年モデル)の基本スペック

発売時期2023年3月3日
価格64,900円
ブランドピジョン(日本)
タイプ両対面式(A形)
対象年齢生後1ヵ月〜36ヵ月まで
サイズ
幅×奥行×高さ
展開時:
51.6×84.2×100cm(背面位)
52.5×101×100cm(対面位)
折畳時:51.6×38×103cm
重量5.7kg
ベビーザらス限定カラー 5.8kg
荷物容量耐荷重最大5kgまで
座面下空間容積25L
ハンドル高88.5~100cm
座面高54.5cm
リクライニング100~175°
背もたれの長さ不明
レッグレストあり
バンパーバーあり
車輪サイズ前輪:18 cm
後輪:16.5 cm
サスペンション対面式時前輪(背面式時後輪)
カラーキャメル

ノルディック
付属
オプションマルチレインカバー 両対面用
トラベルシステム不可
取得安全基準製品安全協会A形SG合格品
保証期間購入後1年(メーカーサイトでのユーザー登録で3年の延長保証)
公式HPhttps://pigeon-htravel.com/runfee/

管理人パパ

2024年モデルがスルーされて大幅値下がり中のRB3(2023年モデル)がお得。これならセカンドベビーカー用にリベルなどの購入予算を確保しやすい。

リノン8(2024)とRB3(2023)の違い

  • リノン8は2024年発売最新モデル、RB3は2023年発売モデル
  • リノン8にのみ搭載の機能は「3段階調節可能ハンドル」「マグネットバックル(ベルト操作楽)」「スマートグリップ(持ちやすい)」「カップホルダー(別売)装着可」
  • 価格差は約4,000円(リノン8が高い)
管理人パパ

最新モデルが機能で有利は当たり前。でも2023年モデルを型落ちと言おうが、それを喜んで「最新!」だと使っていた人たちがいたわけで、翻弄されていてはキリがない。

管理人パパ

RB3の実勢価格が5万円を切るようなら今後必要と予想されるB形購入費用確保のためにその選択もいい。

実機レビュー走行の様子はこちら

高さは残るがすっきりと折りたたみ
深い幌で一服中にもスヤスヤと
のぞき窓越しの視界も良し
シート幅はゆったりで足置き場もある
シート幅・背もたれ長さは国内メーカー随一の広さ
海外メーカーのオプション品とあわせやすい
背面式時の後輪間フレームはアーチ状で足入れがいい
座面高さ54.5cmはメリオよりも3cmほど高い
のんびりいこう

ピジョンの最安値·安心の購入術

ここがポイント

  • ピジョンは直営店を持っておらず販売店には全国のベビー用品店(アカチャンホンポ、ベビーザらス、赤ちゃんデパート水谷など)、または百貨店・デパートがある(公式サイトで販売店情報を検索
  • 公式通販サイトは直営のピジョン公式オンラインショップと大手ECモール内にそれぞれ「ピジョン公式楽天市場店」「ピジョン公式Yahoo!ショッピング店」を構える
  • 型落ち商品が安く、在庫が豊富に残るのはAmazon.co.jp

下記はいずれもショップレビュー検査済み店舗

管理人がお得&安全と判断したショップ

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