この記事は購入相談実績100件以上、100台以上のベビーカーを押し比べた管理人パパがお届けしています。
【レビュー】ピジョン ランフィ RB3&リノンの口コミ(メリット・デメリット)
![[ピジョン] ランフィ RB1](https://tokyo-babycar.com/wp-content/uploads/IMG_6336.jpg)
2021年モデルはコイルサスペンションが追加されて衝撃・振動吸収性能がアップ
ピジョンは日本のベビー用品ブランド。
ピジョンと言えば!の代名詞的な存在のベビーカーがこの『ランフィ』。
モデル番号は
『RB(2022年発売)』
『RB1(2021年発売)』
『RB0(2020年発売)』
『RA9(2019年発売)』
となっていることを覚えておくといい。
時系列としては、
RA9(2019年モデルの特徴)
- ボールベアリングを搭載
→ 対面式での操舵性能が大幅向上! - ハグットシートSOFTON搭載
→ 首や腰がすわっていない赤ちゃんをしっかりとホールド!
↓ 上記に加えて更に・・・ ↓
RB0(2020年モデルの特徴)
- フレーム剛性がアップ
→ 走行時のぐらつきやがたつきを抑えるショックレスボディ
↓ 上記に加えて更に・・・ ↓
RB1(2021年モデルの特徴)
- 衝撃吸収性能がアップ
→ 新たにコイルサスペンション(下記)が追加されでこぼこ道でもスイスイ
↓ 上記に加えて更に・・・ ↓
RB2(2022年モデルの特徴)
- シート上部のクッション性がアップ
→ 形状キープシート採用で型崩れせず快適に包み込む - フットレストのクッション性がアップ
→ 赤ちゃんの足元のクッションが厚みを増して更にやわらかく長持ちに

毎年進化しており、両対面式ベビーカーとしては国内随一のバランスに仕上がっている。
やっぱりパパ(私)としては、ランフィの「対面時の走行性にこだわった作り」と「フレーム剛性の高さ(ぐらつきの少なさ)」にモノづくりへの配慮が感じられてうれしい。
2021年モデルの特徴

価格 | 61,600円 |
対象 | 生後1ヵ月〜36ヵ月まで |
重量 | 5.6kg |
横幅 | 52.5cm |
ハンドル高 | 101cm |
リクライニング角度 | 100°~175° |
公式サイト | https://pigeon-htravel.com/runfee/ |
ベビーザらス限定モデル(BASIS ベイシス)
アカチャンホンポ限定モデル(ランフィ リノン)※ハンドル高さ調整に対応
大きな違いは上述のとおり、コイルサスペンションが追加搭載されたことだけだが、カラーバリエーションが随分と女の子仕様になったように感じる。
どちらかというと「甘いテイスト」志向に。
これは、上位モデルの『nautR(ノートアール)』との差別化が目的としてあるのだと思うけれども、ちょっと男性的ではないデザインではないかと感じた。
まだ、RB0やRA9の頃のほうが大人雰囲気を保てたよ…
ただ、今回はノートアールが影響して良かった面もある。
このコイル式サスペンションは元々昨年発売のノートアールに先行搭載されていた付加機能だった。その上位モデルの良い特徴がここにも落ちてくることになったのは良かったのではないかと思う。

ということは、昨年売れなかった「nautR」はこの先販売を終了していく可能性もあると勘ぐってしまう。
実機レビュー走行の様子はこちら
その他の動画
良いと感じた点
パパが(も)押すことを考えた場合、以下の点が気に入りました。その他も良いところがたくさんありますが、あくまでも男性目線です。
- 衝撃吸収性能が良い(スプリングコイル)
- 走行性能が良い(大径タイヤとフレーム構造から)
- 操舵性が良い(フレーム剛性が高いから)
気になった点
- ハンドル位置・角度は調整できない(赤ちゃん本舗との共同開発モデル『Lino’nRA9L(ランフィ リノン)』で調整できるようになりました!)
- レインカバーが付属しない
- 折りたたんでも高さ(103cm)が残るので階段で手持ちは不利
ライバル車種たち
対面式の走行性にこだわりたくて、長く乗れるベビーカーを探している人向けに以下をライバル候補に挙げておきます。
いずれも両対面式ベビーカーです。
比較のポイント。ここだけの話



対面式は少しの間だけ。長く乗れておしゃれなものが良い。お金は心配ないのなら・・・(ただし、ちょっと重いよ)



都内では超人気。地方でもふつふつと。折りたたんだときのコンパクトさはメリオが良い。大人な印象のデザインでパパも積極押しのカップルに。ただし、B型風のファーストベビーカーであり、本領発揮は生後6カ月ごろからになる。



「対面式にこだわっているのは今のうちかもよ?まずは価格重視でサラッと買っておこうよ。」という夫婦には・・・



夫婦そろって身長が高く、ハンドル位置が高い方が押しやすそう。ちょっと私らしいベビーカーにこだわりたいなら・・・



いろいろ考えたけど国内メーカーで素材にもこだわったのが良いという人は無難にランフィがいい。どちらかというと女の子(女児)向けのファーストベビーカーという印象。旧モデルなら2万円程安いのでそれを選ぶのも◎
→ ピジョンのランフィ
ちなみに、ピジョンではこのカテゴリーに上位機種の『ノートアール』というモデルが用意されていますが、サイベックスのMIOSやバガブーの各種モデルなど海外のおしゃれベビーカーに対応した戦略モデルになっています。
ノートアールならハンドル高さの調整も可能で小柄な方には助かるのかもしれませんが、機能を盛り過ぎたせいか重量もランフィと比べて重く(7.9kg)なり、公共交通機関を使った細かな移動がある人には向きません。
対面式時期を屋敷の敷地内?でのんびり優雅に過ごしたい人向きでしょう。
→ ピジョンのノートアール
以上です。
結局、こんな人に
- 女児がいる・予定されている
- 両親共に身長は165cm以上だ
- 両対面式にこだわりたい
- 外国メーカーも気になるけど、シートのクッション性が気になる
- ピジョンブランドで統一感を出したい
ながく使える両対面式ベビーカーについては以前ランキング記事を書きましたので、以下の記事も参考にしてみてください。
あと、最新のランキングは有料でnote記事として販売しています。


新製品発売を受けて、型落ちモデルは2万円ほど値下がりしています。
別売りのレインカバーはこちら。