2024年4月のタイプ別おすすめ 

【購入相談】軽い両対面式のデメリットに気づいて生後5ヶ月で乗り換えを検討中です…

【購入相談】軽い両対面式のデメリットに気づいて生後5ヶ月で乗り換えを検討中です…

こんな状況ならどのベビーカーを選ぶ?
ベビーカーの選び方相談室に寄せられたご利用者の声から紹介します。

目次

ご依頼者のプロフィール

この相談は2023/10/23,26に受け付けたものです。

ご依頼者

りんこさん

住まいの環境

賃貸マンション 2階 エレベーターなし

押す人

ママ (メイン)、パパ (メイン)

お子様の月齢

生後5ヶ月

重視するポイント

操舵性(段差などでもすいすい行ける)、サイズ(コンパクトに収まる)、デザイン、価格 

使い方の想定シーン

近所のスーパーへの買い物、駅前(家から徒歩15分)のデパートへの買い物、月1.2程度で電車に乗って、都内まで買い物

外出時の主な交通手段

徒歩+車

ベビーカー購入のご予算

5万円以上

候補に考えている商品やタイプ、ブランド
候補に考えていない商品やブランド

なし

懸念材料

わたし 162㎝ 主人 173㎝

自由コメント

はじめまして。現在5ヶ月の子どもがおり、ベビーカーの買い替えを検討しております。こちらの記事、非常に参考にさせていただいています。いろいろな評価を見ていく中で、うちの現状に合わせたらどれがいいのか、しっかり吟味して後悔しない買い物をしたいと思い相談させていただきます。

現在、アップリカのルンルンAB(ベビザラスモデル)を使用しております。これはわたしの母が出産前に買ってくれたものです。子どもは現在生後5ヶ月、首が座ってきました。涼しくなってきてお出かけもしたいと思い外出も少しずつするようになった中で、現在のベビーカーのデメリットな部分に目がいくようになり、買い替えを検討しています。このモデルは軽いのですが、逆にそれがデメリットになる点がいくつか見受けられると感じています。以下わたしが感じている使いにくさです。

  • 玄関に置く時に軽いので倒れやすい
  • 狭い玄関で置くのに場所を取る
  • 所持している軽自動車の後ろのトランクいっぱいになってしまう、
  • 片手で開閉するのが難しい(これはわたしのやり方が下手なのかもしれません)
  • 走行性については軽い!と感じるものの、それゆえに段差などではひっかかりやすい、家の周りは砂利道なども多いので、かなり揺れる…

このような使いにくさを解消できるベビーカーはありますでしょうか?子どもが大きくなってからでも使えるもので、将来的には第二子にも使えるようなものはありますか?
バガブーのバタフライが一番考えている候補です。ほかにもサイベックスのメリオ、コヤ、リベルなどと迷っています。第二子を考えたらAB型のメリオのようなものがいいのか、それともB型がいいのかそのあたりも悩みです。

一番重視したいのは走行性とコンパクトさです。走行性については安定して段差なども押していけるものが良いです。
なにより、今のアップリカのモデルがたたんでも大きいので、

  • 玄関に置いてもコンパクトになるもの
  • 軽自動車にもコンパクトに乗せられる
  • 遠方の実家に帰る際、新幹線を使用し座席に持ち込みやすいもの

がいいと考えています。

ちなみにわたしですが、難しい操作が面倒でずぼらなところもあり、開閉が簡単にできたり子どものベビーカーの装着が簡単にできたりするようなものがあれば最高です。。

以上、たくさんの要望を書いてしまいましたがこのような現状に合うベビーカーはありますでしょうか?教えていただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

管理人パパからのご提案

りんこ様

こんにちは。

東京ベビーカーDBの管理人パパです。

ルンルンの描写がとてもリアルでしたね。。
しかしプレゼントされた手前、それを無下にするのも申し訳なく、、
けれど我慢して使い続けていても、あっという間に乳児期は過ぎてしまいますから。

お母様のセレクトもカタログを参考にされたならセンスの良い買い方だったと思います。
私や上の世代で「軽量神話」が強いのは、むかしは駅のエレベーター完備もそんなになかったし、
電車でもベビーカーを優先してくれる風潮は少なく、周りに気をつかうことが美しい母としてのマナーとみなされていた時代では重量級をまずは避けることが鉄板だったからでしょうね。

それでは、今の時代に相応しい買い方をご提案させていただきます。

★今回の候補はバタフライ

まず、一言で申し上げまして

候補は『バガブー バタフライ』一択でよろしいかと思いました。

バガブー バタフライ

ただし、段差乗り越え性能についていうと「劇的に改善!」とはいきません。

コンパクトタイプですし、タイヤも小ぶりな造りです。

細かな段差は問題ありませんが、大きな段差はハンドルを押し下げて前輪を浮かせるの動作がマストです。

しかし、バタフライを一番に挙げました。
理由をこれからご説明いたします。

まず、りんこ様のご希望の条件を走行性の確かさを前提に、
折りたたみ後の「大きさ」で絞り込むと、
以下のモデルがノミネートに値します。

(背面式)

(両対面式)

ですが、お住まいのマンションにエレベーターが無いということですから8kg以上のモデルは現実的ではないと考えました。

担いで運ぶのが大変で、担いで降りるのも危険だからです。

よって、以下のモデルを潔くあきらめます。

  • バガブー ビー6
  • バガブー ドラゴンフライ
  • アップリカ スムーヴ
  • グレコ シティトレック GB
  • マキシコシ レオナ2

残る両対面式としてメリオは、候補として挙げていただいたので残しましたが、ルンルンと比べて劇的に段差乗り越え性能アップを感じられるものではありません。

前輪にサスペンションが無いためです。
どちらかというと超都会向き。

ということですでに対面式はルンルンで味わうことができておられてますし、お子様のこれからの成長と使い勝手の良さを重視されて、軽さ偏重のベビーカー選びから総合的な満足へ舵をきることをおすすめします。

ということで、ここでメリオも消えます。

  • サイベックス メリオ

となると背面式ベビーカーの中で選ぶのが良さそうです。

候補の中で特に折りたたみが簡単なモデル(折りたたみと展開動作が素直)なものは以下のとおりとなります。

  • バガブー バタフライ △
  • サイベックス オルフェオ △
  • Joie ツーリスト
  • nuna トラベル
  • Joolz Aer+
  • イングリッシーナ クイッド2
  • イングリッシーナ スケッチ

バタフライとオルフェオはちょっと力がいりますが大丈夫程度。
それ以外は軽々です。

ちょっとコツがいるのは、

  • サイベックス コヤ
  • サイベックス リベル

でした。

候補落ちとしましたが、コヤはデザインが素晴らしく、段差の乗り越え性能も十分。
落選は惜しいのですが、今回はスーパーの買物なども条件に加わっていましたのでファッション性よりも実用性を重視して泣く泣く落としました。

将来バギーへの乗り換えなどさらに簡易なものを見据えて、今のキラママ度の充実を最優先される場合はどんな理由があっても選ばれることを否定するものではありません。

ご了承くださいませ。

そして、リベル。

こちらは2段階の折りたたみと展開動作が求められるため、コツが必要です。
ですが走行性が抜群に良く、ルンルンでは越えられなかった段差を余裕で越えられるでしょう。

街中で多く見かけるモデルで、使い勝手も良いです。

ただ今回はまだ月齢も浅いですし、折りたたみの面倒は苦手と釘をさされていました(笑)ので候補から落としました。

ですが、候補から復活させる方法ものちほどご紹介します。

さて、残った背面式の候補が以下でした。

  • バガブー バタフライ
  • サイベックス オルフェオ
  • Joie ツーリスト
  • nuna トラベル
  • Joolz Aer+
  • イングリッシーナ クイッド2
  • イングリッシーナ スケッチ

ここからの絞り込みを考える際に、りんこ様がご希望の用途に注目しました。

近所のスーパーへの買い物、駅前のデパートへ、月1,2回程度電車に乗って都内へ買い物

これを見て「軽いものではなくてもいい」が「コンパクトであって欲しい」を感じました。

いくら走行性まずまず、軽々でも、実用性まで削らなくていい。

多少重くなっても2Fに運べる程度であれば良く、それで第二子以降にも適応の可能性があれば尚更良いと。

この場合、以下の候補が落ちます。

  • サイベックス オルフェオ
  • Joie ツーリスト
  • nuna トラベル
  • Joolz Aer+
  • イングリッシーナ クイッド2
  • イングリッシーナ スケッチ

■ オルフェオ
正直、段差のスイスイ度は高く、最後まで候補に残すか迷いました。
段差の乗り越え性能はバタフライよりも上です。
バタフライの方がより長く使える&荷物カゴの充実、そしてそこまで電車利用の頻度が高くないという点を見てバタフライ優位に考えました。
電車移動がもう少し多ければオルフェオも良し!としていました。

■ Joie ツーリスト
折りたたみと展開が非常に軽々で重量も軽めです。
基本機能に大きな欠点は無いのですが、なによりもシートのリクライニング角度がゆるい欠点が見過ごせません。
正直、いけて1歳半ぐらいまでのA形前半に特化したタイプの背面式 or トラベルシステムのベース用ベビーカーだと思います。
とりあえず今を乗りきり、将来さらに別のタイプのバギー(例:Jeepアドベンチャー)への乗り換えを目論んでいるベテランさんなら選ぶ価値はないこともないです。

■ nuna トラベル
シート座面高が50cmを超えるハイシートな背面式タイプ。
重量はしっかりめなものの折りたたみと展開操作は簡単。
バタフライと価格帯が同じなら、ショルダーストラップ付とレッグレストの充実を評価してバタフライを選ばない理由はないでしょう。
トラベルシステムに強いnunaブランドですから、トラベルシステムを前提にされるご家庭ならおすすめすることもありますが、全体的に全高の高いベビーカーですから前から見たときにご両親がベビーカーに隠れてしまわないように気をつける必要があります。
身長170cm/185cmを超えるような高身長向けの印象です。

■ Joolz Aer+
初代Aerがアップデートされて今年リニューアル販売されたモデル。
約6kgと軽量で走行性も良く、剛性も高いです。
折りたたみと展開も容易ですからこちらを選ぶのも悪くないです。
ただ、ハンドル高はバタフライよりも高く、nuna トラベルと同じ理由から落としました。
電車移動が多くなったり、出張やトラベルなどお出かけの距離が長く頻度が多い親御さん向けだと感じます。
ローカルタウンでじっくり子育てならバタフライを優位に考えました。

■ イングリッシーナ クイッド2
デザインも良く、基本機能性は高い。
折りたたみ後はとても薄くなり、省スペースが望まれる場所で活躍。
それが故にシートのクッション性は多少心もとない。
そして、荷物かごが小さめ。
電車移動が頻繁なら機動力の良さを評価できるが、地元使いならバタフライが上と判断。

■ イングリッシーナ スケッチ
クイッド2とバタフライのちょうど中間に位置するような使い勝手の良さ。
公式ストアに販路を限定し、プロモーション費用を抑えることで3万円の価格を実現。
無難に機能がまとめられており、廉価タイプで探すならおすすめ。
今回は予算5万円以上とあったのでバタフライを有利に考えた。
バタフライの方が重いが、総じてこのクラスの比較ではレッグレストの造りでバタフライが優位となる。

以上。

候補の列挙とそこからの絞り込みのプロセスをまとめてみました。

実用性の高さとデザイン性の両立からバタフライがベストと考えた次第です。

最後にどんでん返しを一つ。

私の経験上、今回のケースでは無難にマルチ性能な『バタフライ』をおすすめします。

ですが、

2歳過ぎ頃、もう少し歩いたり走ったりが活発になってくる頃にはマルチな性能のバタフライとて、乗り換えてあげた方が良い可能性もあります。

たとえば、

「もうベビーカーいらないんじゃない!?」「もっていくのやめる??」

と感じられるぐらい、子どもの歩く体力に自信が感じられる時期です。

  • ベビーカーを押してでは追いつけないぐらい走るのが速い!
  • お子の方が公園の坂道を登るのが速い!

こんな場面では、もうベビーカーをほっぽり出してでも捕まえにかからなければなりません。

ここまでくれば、もう軽くて雑に使えるバギータイプで十分と判断できます。
Jeepアドベンチャーやリベルあたりがいいでしょう。

これらは型落ちやセール時期に安くで手に入れることも可能ですから、もちろんバタフライを売却して買い替えてもいいのですが、第二子も考えておられるならどちらか1台を玄関に、もう1台を車中に積みっぱなしにしておかれるのがおすすめです。

子どもが成長した後、バギータイプだと窮屈かな??と心配になることもあるかと思います。

ですがその頃は「どっぷり疲れて休みに帰る場所」としての最低限の機能を果たせていればよいので、その点においてはこれらのバギータイプでも十分と言えます。

あまりにそれが快適であればベビーカーを卒業してほしい時期が後ろにズレていきますから。
居心地の良さも親の都合でデザインしていけばよろしいかと。

ということで、途中候補から落としたリベルも今後それに乗り換えて段差乗り越えのスイスイを経験できるチャンスがあるものとして最後にご紹介さしあげました。

リベルは来年2月頃にもすごくクールめのデザインになりリニューアルされる可能性を感じます(2年間デザインが変わらず、割とポップな路線できましたから転調すると予測)。

それに向けて今から更に定価が下がるタイミングがきっと来るはずです。
その時になれば、もうバタフライと合わせて買っちゃってもいいのかなと思うぐらいですが、そうなるとルンルンを程よく処分できる家族の理解がないと難しいですよね。(^_^;)

うまくタイミングがあえば、そうやって先々の2台目(3台目)も視野に入れながら、並行使いを考えてみるのも良いと思います。(例:近場はバタフライで、旅行はリベル。リベルは車に積みっぱなし等)

ご提案は以上となります。

またご不明な点や追加のご質問がございましたらお気軽にご連絡くださいませ。

東京ベビーカーDB
管理人パパ

購入後のご感想をいただきました!

管理人による旬の買い方紹介

2024年4月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月リニューアル)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

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管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
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