この記事は購入相談実績100件以上、100台以上のベビーカーを押し比べた管理人パパがお届けしています。
ベビーカー選びの基本 <5分で読める100台体験した管理人のまとめ>
時間のない人のためのチェックシートがわりに使ってください。
100台押し比べの実践と、100人以上の購入相談に答えてきた経験でお答えします。
そもそもベビーカー選び なぜ重要?
- ベビーカー選びでミスるとしんどい
- ベビーカー選びでミスると割高に
- ベビーカー選びでミスるとその後もミスる
身体にあったもの。
環境にあったもの。
家族サイズにあったもの。
を見極められると、結局お得です。
でも、それがなぜ見分けられないのか?
- メーカーのカタログには良いことしか書かれていないから
- 売り場で暴こうとしても外に連れ出せないから
- ランキングサイトにはウソに近い浅い考察が書かれてあるから
私の話も話半分に聞いてもらうで構いません。
メーカーさんも競争しています。
販売店さんもノルマがあります。
メディアにも社員さんがいます。
正面からデメリット(真実)を論じても「誰が得するねん」という話です。
できたら嬉しい。自分にあった最高を見極める方法
- グレードの高いブランドのものから量販店への順で試し押しにでかける
- 店舗の外に連れ出してベビーカーウォーク(周囲を回れる)が可能かどうか聞く
- 外に連れ出せない場合は売り場で「足つぼマット(持参)」を広げて横断させる
時間と手間と多少の勇気が必要です。
東京・横浜在住または大阪・名古屋・福岡などの主要都市であればこれでかなりいい線までいけるでしょう。
ただし、
仕事を持ちながら、
大きくなったお腹で、
産後の忙しい時期に、
ここに時間をかけられたら…の話です。
体験に時間をかける前にできること・やるべきこと
ベビーカー選びで学んでおくべきことは本来たくさんあります。
「A型・B型の違い」や「親と子の快適を決める30以上のチェックポイント」など。
でもね、ぶっちゃけそういうのある程度候補を絞ってから考えればいいことです。
例えば、国内で販売されている100モデル以上のベビーカー。
ここをくまなくチェックしていたらきりがない。
だから、重要ポイントを抑えた絞り込み方だけ知っていれば楽。
100モデル→5モデルまで絞り込めれば、あとは試しにいくだけ、聞いてみるだけですぐに決められます。
その時に大事にしたい基準が僕の場合は以下の3つです。
- 自分(たち)のサイズ感にあっているか?
- 走行性は高いか?
- モノにときめくか?
大きすぎたり、小さすぎると押しにくい、、
どんなに絢爛豪華なアルファードのようなベビーカーに乗っていたとしても、車道からコンビニの駐車場に乗り入れる際に段差で「ガコンッ!」と体が宙に浮いたら選べないよ、、
そして最後は「キュン」です。
私の経験上、女性の場合は特にデザイン重視で満足感が高くなるみたいだし、男性の場合は走行性や機能から入りがちです。
どれも間違ってはいないけれど、この3つをバランスよく大事に考えましょう。
ほんで、
これら以外の、
通気性だとか、クッション性だとか、洗えるとか、etc…については、僕は運用で乗り切ればいいと適当に考えることにしています。
どうしても重さが気になる場面がでてきたら、後付けのショルダーストラップをその時だけ付けて肩に担げばいいし、
通気性が期待できないシートなら、通気性が自慢のシートマットを買えばいいし、
背もたれが甘いなら、ふにゅふにゅ・・・と経験値がたまっていくにつれて乗り越え方がわかってきます(またはママ友ができたらそこから情報が入ってくる)。
初期の段階であれこれと機能の比較表とかを見ても、初ママ・初パパがそれでうまく正解にたどり着けるとは僕は思わないので、大事なのはこの3つ程度にガサーッと候補を絞りこむのがよしです。
絞り込んだらあとは買うタイミング、きっかけを創る
2つか3つまで絞り込めたら大したもの。
多くても5つ以内に絞りましょう。
よくあるのが、
走行性は「最高」だけど、「クソ重い」
折りたたむと「小さい」が、「荷物カゴも小さい」
本体は「軽い」が、「段差に弱い」
などなど。
きっとどこかに、、
どこかに私のまだ知らない答えがあるはず~!
を追求したい人は、私の相談室サービスを利用していただければと思います。
でも、私が本当に役に立てているケースは正直半分程度かな。
残りは、「ドンズバ」なモデルがそもそも国内で買える選択肢として存在しないというものです。
ないものはないんです。
またどうすれば、相談サービスを利用しない読者が自分で判断材料の限界までたどり着けたことを知ることができるでしょうか?
う~ん、
私のサイトを見てくれとしか言いようがないか。。
さて、候補が決まったらあとは買うだけ。
買うタイミングのおすすめとしては、産後帰省宅に戻ってからか自宅に戻ってからで良いと思います。
もちろん、産後はバタバタするかもしれないし、早めに用意しておくことは間違いではありません。
ですがベビーカーという商品は家電などと同じで製品リリースが1年のものがほとんど(国内メーカーのものは特に!)。
購入するタイミングを間違うとすぐに型落ち扱いとなり、陳腐化します。
「いや、将来別に売りたいわけじゃないし、そんなチンプかポかわからないことをいちいち気にしてられないわ!」という人は好きなタイミングで(笑)
もし産前に準備しておくなら予定日の1ヶ月前くらいなら良いでしょうね。
そして最後の決め手が価格。
もちろん安いに越したことはないけれど、かけがえのない子どもとの時間価値で考えてみてください。
時間大事=だから高いものを!
ということでは全然ありません。
ベビーカーのマイベストは、それぞれ夫婦の、個人の事情、子どもの成長、そして使うシーンによっても変わります。
それらを包括的に取り込もうとするモデルは高くなり、結果的に重装備=重くなります。
一方軽いモデルは、どこかに抜けがあり、押し手の工夫や根性が求められる。
さきほど時間価値の話をしましたが、
ベビーカーを買ってから、子どもがそこから卒業するまでは大きく二段階あると考えます。
- 腰づわり前の全然赤ちゃん!(この時期は親の都合でいろいろ連れ回しやすい)
- 乳児期後半~幼児さん(子どもの後をベビーカーが追いかけるようなことも。。)
全然、求めたいタイプが変わるから、そういうもんだと思って時期によって替えることも想定したい。
となると、ファーストベビーカーに全力投球が正解にならない場合があることを理解してもらえると思います。
例えば、買い方にはこんなバラエティが出せます。
- 1台目に予算全振り!
- 1台目に予算の大半を投入、2台目は軽く!
- 1台目は軽く、2台目に予算の大半を投入!
- 1台目と2台目を予算半分ずつ投入!
私の経験上、
ポイントとなるのは「インスタ映え」または「この時期の自分も写る親子写真の映え」にこだわるかどうかです。
ベビーカーにアクセサリー性(ファッション)を求めるなら、3)、4)の案は1)、2)よりインパクトが弱くなります。
なんの話や。脱線してる。。
まぁ、何が言いたかったかに戻ると、
「価格はベビーカーが必要なライフタイムを見越してのバランスで考えよう」ということです。
予算を上手に振り分けてください。
この観点から考えると、こんな不思議に気がつくはずです。
「なんのための新製品?」
なにも皆で中古を買おう!を広めたいわけではありません。
予算の適正な配分を考えると、10万円予算の人がファーストベビーカーに5万円を投じて、周りのセレブ友達からはちょっと一段落ちた?見え方をするかもしれないけれど、セカンドベビーカーで逆転するようなケースが見えてきます。
この時に質は落とさず価格を落とす方法(引用:VE案)として、有名ブランドの型落ち商品の選択が考えられます。
当初は定価で8万円した商品が5万円になっている。
5万円だったものが3万円に。
時期に応じた最適を目指す場合(第一子の場合、この考えがなかなかできないですが)、迷わず、声を大にして型落ちを選んでみても良いと思います。
P.S. 本体にプラスチックが多くつかわれている軽量タイプのものは劣化もあるので発売から2年以上経過しているものはあまり手を出さないほうが良いかも。
型落ち製品やセール中のお買い得商品はこのブログのセール記事にまとめていますので、必要になるまで時間に余裕のある人はそちらからどうぞ。
さて本当に最後の最後で、候補を絞りきれなくなった場合の私のおすすめは、両者に問い合わせてみるか電話で相談することです。
販売店側からしたら手間でしゃーないでしょうが、そういうところからしか本当の購入後の満足度は推し量れません。
ある商品の製品保証は最長で4年にも及びます。
長い付き合いになるのだったら、良い販売店から買えていることを確かめてから買いたいですね。
あなたにハッピーベビーカーが訪れますように。