2024年3月のタイプ別おすすめ 

日本では手に入らないCybexの最新モデル(EEZY S+/EEZY S Twist+)から海外ブランドにこだわる虚しさを知る

セクシーなベビーカー:サイベックスのイージーSツイストプラス
目次

海外ベビーカーメーカー(というか販売代理店)のマーケティングに物申す!

という、お怒り感たっぷりの見出しだが、実際はやや冷静な気持ちを上げながら書いている。

さて、先日はセクシーベビーカーシリーズの一つとして、サイベックスの両対面式ベビーカー『EEZY S Twist(イージー・エス・ツイスト)』について紹介していた。

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でもな~

でもな~

私が本当に紹介したかったのは、『+(プラス)』の方だったんだよね~

先の記事を読んで買った人はいないよな・・・

それで、プラスってなによ!?

それが冒頭の画像、『CYBEX EEZY S Twist+(ツイストプラス)』だ。

詳しくは、こちらを御覧ください。

サイベックス本国のベビーカー一覧

サイベックスのグローバルサイトでは、日本で展開されているモデル以上にヨーロッパ限定販売のものなどもあり、最新のモデルが揃えられています。

実は、国内に流通している(販売代理店を通して)モデルは2018年にReddot Awardを受賞したモデルで、最新の2019年モデル(こちらはReddot Award 2019を受賞)は未発売です。

サイベックスのイージーSプラスはレッドドット賞 2019を受賞

不思議に思い、英語でグローバルサイトから問い合わせたが、なぜか日本語で日本の代理店さんから返事があった。

内容としては、

  • 日本での発売予定はない(2020/1/22 現在)
  • 単独での輸入や海外からの発送も難しい(なぜ…)

というもの。

サイベックスって、中国のグッドベビーの工場で作っているんじゃなかったか…
それなのに、なぜにヨーロッパ圏内に販売がとどまるのよ・・・

と不思議には思う。

調べてみると、ヨーロッパ圏内のAmazonでは2019年モデルのプラスシリーズの販売があるものの、日本をはじめ、アメリカでも掲載は見られなかった。

関税などの関係もあって、ユーロ外には輸出していない可能性も考えられる。

ただな~

どうせ買うなら、

最新のモデルを買いたいと、人は思うはず。

ただただ、それが型落ちだと知った時点で、何も知らずにいたら魅力的に感じていたサイベックスというメーカーがワンランク下がってしまった…

それで、プラスとの機能性の違いは?

それは、グローバルサイトの商品紹介ページから読み取りたい。

Eezy S Twist+ features big wheels and an XXL sun canopy

https://cybex-online.com/en-en/strollers/eezystwistplus/136

ポイントは2点。

  • 前後でタイヤ口径の異なるタイヤの大型化(特に後輪)
  • キャノピーの大型化

以上により環境適合性を進化させたと書かれていた。

やっぱりな、という印象。

EEZY Sシリーズはとても良くできた革新的なベビーカーだと思う。
使い勝手、機能の割には比較的リーズナブルでもある。

ただ、走行性によりこだわる人には、あの小さなコロコロタイヤでは幾多の障害物につまづき、納得がいかないものだったはずだ。

そこをまず進化させてきている。

前輪は小さくても構わない。

段差にわざわざ突っ込む親はいないだろうし、そこはソフトに持ち上げるのがどのベビーカーでも基本。

ただ、前輪を持ち上げた後、その段差の去り際で後輪がつまづくのは不愉快なはずだ。

「こっちもかい!!」と。

その点、今回の改良は小さな点かもしれないけども、大きな改良になっていると思う。

で、だから?

もうこの事実を知ってしまったからには、勝手なベビーカーレビューアーとしては評価を下げざるを得ない。

私がいま、子どものために新しくベビーカーを買う立場だったら「新モデルが国内で販売されるまで待ちたい。」と思う。

おニューとの違いが、カラーリングやアクセサリーならまだしも、今回は車輪のアップデートというところもある。

このブログもいまでは結構な人が見てくれるようになってきたので、うっかり薦めてしまったモデルの訂正と、今後のこういったケースにおける所信表明であった。

しかしながら、

こういう「国内で販売されている海外メーカーのベビーカー」と、「そのメーカーの本国でのラインナップ」が違うことなんて実はざらにある。

ストッケだって、本国では国内未発売の「Beat(ビート)」が「Scoot(スクート)」に替わって新発売されているし、

それは、ヌナやペグペレーゴ、その他多くの海外ブランドでも同じこと。

「じゃあ、一体どれを選べばいいんだ~」とうっかり迷わせてしまうかもしれないが、

基本的には、あなたのまわりにいる人の口コミを信じれば?

または、

街ですれ違う、ベビーカーを押す人たちの表情を見ながら、好みのデザインで、押している人や夫婦も笑顔の家族を見かけたなら、モジモジしながらリアルに聞いてみるのもいい。

それでもやっぱり、

「ここで紹介されているような海外のベビーカーなんて、私が住む奈良の田舎には売ってねーよ!」

ということなら、

すごすごとこのブログのレビューを信じてもらえればいい。

特に、トップページのランキングはこういった点も加味してランキングを最新に保つように努力するので、もう少し紹介の数を増やしながら力をいれていこうと思う。

これ何の話になってる?一体・・・(笑)

管理人による旬の買い方紹介

2024年3月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月発売見込み)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

私は私でできることをやっていきます。

基本はトータル7万円で卒業するのが理想

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管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
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