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管理人パパ

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ベビーカージャーナリスト

プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。ECディレクター/エンジニアの経験から業界のトレンドや売り手の心理を先読みしたレビューが得意。講談社や晋遊舎の記事監修など

RISU

見習い

初産の妻のためにベビーカーを勉強中のリス♂

とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ってしまったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出した。羽振りよく代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受け弟子入り。メーサが大好き

【2024】いま買うならおすすめのベビーカー

【徹底比較】サイベックス チャイルドシートの選び方|ベビー・チャイルド・ジュニア別おすすめモデル 2024

サイベックス カーシート比較表

サイベックスから発売されているカーシートラインナップが複雑を極めているようなのでちょっと整理してみた。

最初に結論

ベビーカーとトラベルシステムで使うなら

  • 軽さを優先するなら最軽量の『クラウドG』がおすすめ
  • プラチナムライン(ミオス/プリアム)で揃えるなら『クラウドT』がおすすめ

その後の成長に合わせたおすすめの乗り継ぎ方は

  • クラウドGを選んだ人は『シローナG i-Size』→『ソリューション G i-FIX(12歳頃まで)』
  • クラウドTを選んだ人でゆったり派は『シローナT i-Size』→『ソリューション T i-FIX(12歳頃まで)』
  • クラウドTを選んだ人で安全性最重視派は『アノリス T2 i-Size(7歳頃まで)』

前者のクラウドG発コースだと総額は139,700円
後者のクラウドT発ゆったりコースだと総額は167,200円
後者のクラウドT発安全性重視コースだと総額は207,900円

サイベックスはラインナップのすべてのベビーカーがトラベルシステムに対応していますが、クラウドGとクラウドTのどちらをどのベビーカーに合わせるべきかの明確な基準はありません。

管理人パパ

GOLDかPLATINUMのレーベルであわせるべきという考え方の人もなかにはいるようですが、私はそうは思いません。

それはあくまでもデザイン上の統一感の話でメリオやオルフェオ、リベル、そしてガゼルSにクラウドTをあわせるのも素敵な組み合わせになります。

トラベルシステムにしない(チャイルドシートは車に固定)なら

  • ベビーシートは不要
  • 価格重視派は『シローナGi』→『ソリューション G i-FIX』で乗り継ぎ
  • 質感重視派は『シローナT i-Size』→『ソリューション T i-FIX』で乗り継ぎ

前者のシローナGi発コースだと総額は96,800円
後者のシローナT発コースだと総額は123,200円

  • トラベルシステムを組む」最大のメリット乗せ降ろしが楽になり、寝た子を起こさずに済む
  • 次点のメリットは月齢の浅い時期には使えないB形ベビーカーをA形相当として使える
  • 最大のデメリットはチャイルドシートにかかる総コストが4万円ほど高くなること
RISU

大きな出費が痛い、、

管理人パパ

RISUはネットオークションとか中古売買は得意な方か?

RISU

どうしてです?

管理人パパ

利用時期を過ぎたらさっさと売ってしまうことで購入代金の30%程度は取り戻せるはずだよ。そういうスキルに長けた人ならね。

RISU

(@_@)!
隊長!中古相場が値崩れしてしまうので黙っておいてくださいね!
シーっ

この記事の目次

【初心者向け】利用年齢による呼称の違い

以前、雑誌でベビーカー選びの監修でご一緒したことのある専門家の森本さんの記事に詳しいですが、サイベックスの場合は以下の3区分になると覚えておくといいです。

1️⃣ ベビーシート(新生児~生後18ヶ月頃まで)

トラベルシステムの一部としてベビーカーに取付可能。主に後ろ向きで使用する。座席への装着は主にISOFIXベースを使う。シートベルトでの固定も可。

2️⃣ チャイルドシート(新生児~4歳頃まで)

トラベルシステムとして利用不可。車に固定して使う。前向き・後ろ向きが可能。座席への装着は主にISOFIXベースを使うがベースメント一体型モデルもあり。シートベルトでの固定は不可。

3️⃣ ジュニアシート(15ヶ月・3歳頃から12歳頃まで)

※チャイルドシートの着用義務は6歳未満までですが、身長が140cmに達するまでは使用が推奨されています。(出典:JAF

トラベルシステムとして利用不可。15ヶ月・3歳頃から12歳頃まで長く使える。装着はシートベルトで直接固定。15ヶ月から使えるチャイルド・ジュニア兼用シートもここに分類することにした。

管理人パパ

実際ベビーシートをベビーカーに装着して使える期間は6ヶ月~8ヶ月程度でしかない。トラベルシステムは便利だがすぐにサイズアウトするので要注意。

RISU

でもその場合は売ってしまえばいいんですよね~

【対象年齢別】ラインナップ比較表

1️⃣ ベビーシートで比較(4モデル)

エイトン S2(廃番) クラウド G クラウド Z2 クラウド T
発売時期2023年1月2024年2月2021年10月2023年8月
(Z2の改良版)
対象年齢新生児〜18ヶ月頃まで新生児〜18ヶ月頃まで新生児〜18ヶ月頃まで新生児〜18ヶ月頃まで
重量4.2kg3.9kg4.6kg4.5kg
リクライニング
対応ベースBase OneBase GBase Z2

Base T
Base T

Base Z2
回転機能(ベース)
トラベルシステム対応サイベックス全車種 サイベックス全車種 サイベックス全車種 サイベックス全車種
シートベルト対応
レーベルGOLD(一般)GOLD(一般)PLATINUM(上級)PLATINUM(上級)
価格¥29,700¥35,200¥41,800¥44,000
公式サイト廃番公式オンライン公式オンライン公式オンライン
ベビーシート比較表

エイトン S2 i-Size(廃番)

クラウド G i-Size

¥35,200 (2024/10/22 20:20:42時点 楽天市場調べ-
2024最新

クラウド Z2 i-Size

クラウド T i-Size

ここがポイント!
  • クラウドTはクラウドZ2の改良版なのでこれから買うならZ2はスルーでいい
  • エイトンS2(廃番)は廉価だが専用ベースがチャイルドシートと互換なし
  • ベースを4歳まで使い回すならクラウドTを選択すべし
  • 新発売で最軽量のクラウドGはトラベルシステムに最適

2️⃣ チャイルドシートで比較(4モデル)

シローナ Gi i-Size シローナ G i-Size シローナ Z2 i-Size シローナ T i-Size
発売時期2023年4月2024年2月2022年11月2023年6月
対象年齢新生児〜4歳頃まで新生児〜4歳頃まで新生児〜4歳頃まで新生児〜4歳頃まで
重量(ベース込)13kg13kg15.4kg15kg
対応ベースベース一体型Base GBase Z2Base T

Base Z2
回転機能(ベース)
トラベルシステム対応
シートベルト対応
レーベルGOLD(一般)GOLD(一般)PLATINUM(上級)PLATINUM(上級)
セット価格¥69,300¥47,300¥48,400¥52,800
公式サイト公式オンライン公式オンライン公式オンライン公式オンライン
チャイルドシート比較表

シローナGi i-SIZE(シローナ SX2の後継機)

シローナG i-SIZE

シローナZ2 i-SIZE

シローナT i-SIZE

ここがポイント!
  • シローナGiはエイトンS2(廃番)/クラウドG卒業者向け(ベースの持ち越し無しの人向け)
  • シローナGi-Sizeはベビーシートで使ったベースGを使い回せる
  • シローナZ2とシローナTはベビーシートで使ったベースTを使い回せる
  • シローナZ2とシローナTの違いは通気性の差(シローナT > Z2)

3️⃣ ジュニアシートで比較(4モデル)

パラス G i-Size アノリス T2 i-Size ソリューション G i-FIX ソリューション T i-FIX
発売時期2024年2月2024年9月2023年1月2023年4月
対象年齢生後15ヶ月〜12歳頃まで生後15ヶ月〜7歳頃まで3歳頃〜12歳頃まで3歳頃〜12歳頃まで
重量(ベース込)8.9kg12.0kg7.5kg7.2kg
身長基準76cm(かつ生後15ヶ月)〜150cm76cm(かつ生後15ヶ月)〜125cm/体重21kgまで100cm〜150cm100cm〜150cm
ISOFIX対応
シートベルト対応
素材メッシュメッシュ通常ファブリック3Dメッシュ
通気性高い高い普通高い
エアバッグ内蔵
レーベルGOLD(一般)PLATINUM(上級)GOLD(一般)PLATINUM(上級)
価格¥42,900¥132,000¥27,500¥38,500
公式サイト公式オンライン公式オンライン公式オンライン公式オンライン
ジュニアシート比較表

パラス G i-Size

アノリス T2 i-Size(2024年9月13日発売)

サイベックスのカーシートラインナップで唯一のエアバッグ内蔵モデル。
2021年にはすでに初代Anoris T i-Sizeが世界的に発売されていたが日本での販売は見送られていた。
国内では子どもがシートベルトを装着していても塞ぎきれなかった痛ましい事故もあり、今回の国内での販売開始に至ったのかどうかは定かではないが、サイベックスの中で最も安全基準の高いモデルとなっている。

ジュニアシートなのにISOFIXベースが付いているのはリクライニングを要する15ヶ月時期用のため

ソリューション G i-FIX

ソリューション T i-FIX

ここがポイント!
  • パラスGは1歳3ヶ月(生後15ヶ月)から利用OKの分だけ保護性能が必要となり少し重い
  • ソリューションGとTの違いは通気性の差(ソリューションT > G)
  • エアバッグ テクノロジー搭載のアノリス T2は大注目ながら高額であることと、幅がパラスGと比べて10cm狭く、奥行きはISOFIXベースの脚の分だけ30cmも長くなっているので幼児期の安全性のために最大限デリケートでありたい人のためのものと読む(初代が国内で販売に至らなかったのもこのあたりまで必要か?の価値訴求が難しく、国内のニーズに見合わないと判断されたのではないか)

【まとめ】おすすめの選び方

左奥からクラウドT/アノリス T2/シローナ T/ソリューションT

後部座席まわりが窮屈な車なら

RISU

主にセダン向けですね。

管理人パパ

シートをドア側に回転させられる機能が付いたものを選ぶといい。腰を屈めての乗せ降ろしが楽になるぞ。

プランA:高級志向でゆったり乗せを目指す

①クラウド T*1 → ②シローナ T → ③ソリューション T(卒業)
*1 トラベルシステムが不要な人は①は飛ばしてOK

プランB:高級志向で最高の安全性を重視する

①クラウド T → ②アノリス T2*1(卒業)
*1 チャイルドシートの着用は6歳未満までが義務の範囲。ここで卒業が可能

アノリス T2 i-Sizeは2024年9月13日発売

後部座席まわりに余裕ありなら

管理人パパ

ミニバンクラス以上ならこちらも選択できる

プランC:堅実志向でコスパ良し

①クラウド G*1 → ②シローナ G i-Size → ③ソリューション G(卒業)
*1 トラベルシステムが不要な人は①は飛ばしてOK

トラベルシステムを使わない人はこちら

クラウドG+ベースGから更にシローナGを買い足すよりもシローナGとベースGが一体になっているシローナ Gi(統合タイプ)を買うほうがお得↓

その後、同じGOLDラインのソリューションGで統一するのがおすすめだ。

【適合表】私の車に取り付けられる?

乗っている車に取付けが可能かを念のため確認するべし。

ISOFIX対応の車ならほとんどOK。

【関連】サイベックスのベビーカー

サイベックスの最安値·安心の購入術

ここがポイント

  • 店舗での購入は公式サイトの『取扱店舗検索』にて住所を入力して最寄りのお店を探せばいい。2024年現在でも直営店は表参道のフラッグシップストアのみ。正規販売代理店として全国のDADWAYがある
  • 通販サイトは3タイプあり、公式ストアとECモール系(Amazon・楽天市場)、およびDADWAYなど小売販売店系EC
  • 公式ストアは定価販売。Amazonが最安値になるケースはプライムデーやブラックフライデー、サイバーマンデーといったごく限られた期間でイベント的に値下がりする場合のみ。通常は楽天市場内の下記人気テナントが最安値を付けることが多い

下記はいずれもショップレビュー検査済み店舗

管理人がお得&安全と判断したショップ

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