2024年4月のタイプ別おすすめ 

【乳母車派へ】エールベベ フラッコットが廃盤か?後継者はピジョンのノートアールで決まり!

エールベベ フラコットFS

カー用品の製造・販売をするカーメイトのベビー用品ブランドが『エールべべ(公式)』。
最近まで新生児に特化した両対面式ベビーカーを販売しており、一部の「私はベビーカーより乳母車派!」のママに支持を集めていた。

「リクライニングが深いものを選びたいの!」ではなく、そもそも「ベッド(コット)に車輪が付いたようなもの」を探している人たちがそれにあたる。

そしてそのベビーカーの名は『エールベベ フラコット/FS』。

可愛すぎる我が子(第一子)。
ちょっとでも角度をつけて寝かせるなんて不安すぎる・・・

の気持ち、よく分かる。

ただこのベビーカーだが、2021年後半から売り切れが続いており、どうやら廃盤のようだ。

また、販売が継続された(店頭では売り切り御免状態)としても、2019年のFSモデル発売からアップデートがなく、さすがに最近流行の機能と比較すると賞味期限が来ている感が否めない。

さてさて困ったものだ。。

フラコットは新生児向けのクッションがフワフワで、例えるならマシュマロのよう。
このポジションを務めるプレイヤーは他におらず、貴重な存在だったのに。。

そういうことで、今まで考えたこともなかったフラコットの後継者(あとがま)を考えてみた。

そして、「あれ!?これかな?」と思うものがあり、スペックを調べれば調べるほど似ていることに気づいた。

そのベビーカーの名は、

ピジョン ノートアール

この二台。

実は調べれば調べるほど似ていた。

フラコット FSノートアール
発売日2019年9月20日2020年10月9日
タイプA型 両対面式ベビーカーA型 両対面式ベビーカー
対象年齢生後0ヵ月~36ヵ月頃(体重制限15㎏)生後1ヵ月~36ヵ月頃(体重制限15㎏)
リクライニング125°~174°115°~170°
重量7.55kg7.9kg
シート高60cm62cm
シート素材ふやすやWクッション*
*キルト生地
エルク(R)*
*帝人フロンティア(株)の高反発クッションシート
公式サイトhttps://flacot.jp/https://pigeon-htravel.com/nautr/

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二台に共通する新生児向けである理由・特徴

  1. リクライニングが深い(170°以上)
    → しっかり寝かせられる
  2. 超絶ハイシート(60cm以上)
    → 赤ちゃんと顔の距離が近く安心
  3. 高性能クッション(柔らかい素材)
    → ふわふわサラサラで気持ちいい

ただ、そんなうまい話ばかりではありません。。

二台に共通しているもうちょっと、、なところもあります。

二台に共通する課題(デメリット)

  1. 決して軽くはない(7kg以上)
    → 片手で軽々持ち運び♪とはいかない
  2. 折り畳んでもデカイ(99cm以上)
    → 車への積み込みは苦手
  3. 段差には強くない
    → 17cm以上の車輪サイズでもつまづきます

ということで、なんでも軽々と言うわけにはいかないベビーカーであることを肝に銘じておきましょう。

RISU

ということは、この二台の価値はあくまでも新生児~乳児向けということですか?

管理人パパ

ぶっちゃけるとそういうこと。
生まれたら、生活ペースを調整して「ゆっくり子育て」できる人のみに向いている。段差には果敢に臨まずに「行けそう!」でもあえてゆっくり越えてあげる心の余裕が求められる。

RISU

産後の回復に1年かけてもいいような、軽井沢の別荘でひよってる光景が目に浮かびます・・・

管理人パパ

う~ん、間違いではないな(笑)

結論:万人にウケる・売れるわけではないが、赤ちゃんが可愛い・心配すぎて「ベビーベッドのまま外に連れていきたいの!」ぐらいの人にはちょうど良いありがたい乗り物がノートアール。乳母車派には今はこれ一択。

管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
» 誰に向けて書いているのか?

管理人による旬の買い方紹介

2024年4月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月リニューアル)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

私は私でできることをやっていきます。

基本はトータル7万円で卒業するのが理想

どれか一台だけと言われればコレ👇
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