この記事は購入相談実績100件以上、100台以上のベビーカーを押し比べた管理人パパがお届けしています。
【レビュー】ジュールズ エアプラスの口コミ(メリット・デメリット)

ポスト・ベビーゼン YOYO2が来たる!
背の高い or ハンドル高めを好む都会派カップルのためのコンパクトベビーカー
初代Aerから数々のグレードアップと価格見直し(値上げ)でA型ベビーカーへ進化。
以下に該当するなら今買うのがおすすめ。
- 車での移動が多く、積み込みが軽々だと嬉しい
- バス・電車など公共交通機関の利用が多い
- エレベーターを待たず階段で行けるところは行きたい
- 軽いものがいいけどファーストベビーカーにB型は不安
- 第一子だしどんな性格になっていくかわからない。夫婦ともに高身長
エアプラスの基本スペック
発売時期 | 2023年6月23日 |
価格 | 71,500円 |
ブランド | ジュールズ(オランダ) |
タイプ | 背面式(A型) |
対象年齢 | 生後0ヶ月~4歳頃(22kg)まで |
サイズ 幅×奥行×高さ | 展開時:45×83×105.5cm 折畳時:45×21.5×53.5cm |
重量 | 6kg |
荷物容量 | 耐荷重 最大5kgまで |
ハンドル高 | 105.5cm |
座面高 | 44cm |
リクライニング | 106°~150°(3段階) |
背もたれの長さ | 54cm |
レッグレスト | あり(別売) |
バンパーバー | あり(別売) |
車輪サイズ | 前輪:13cm 後輪:15cm |
サスペンション | 全輪 |
カラー | リファインブラック セージグリーン アメージングアンスラサイト ラブリートープ |
付属 | トラベルポーチ |
オプション | バンパーバー モスキートネット(虫よけネット) コンフォートカバー(日除けシェード) レインカバー フットボード カーシートアダプター レッグレスト カップホルダー |
トラベルシステム | 可 |
取得安全基準 | 欧州安全性規格EN1888-2適合 |
保証期間 | 10年間 |
公式HP | https://my-joolz.jp/aer-plus.html |
エアプラスの特長検証
良かったよ。
個人的には80点以上。
バタフライと役割は違うけれど、同等クラスと考えて問題なし。
しかしどちらかというと本機がメインとするライバルは軽量肩がけタイプの『ベビーゼン YOYO2』と折り畳んで薄型軽量の『イングリッシーナ Quid2』になるでしょう。

国内メーカーのものよりも5cm近く高いと考えていい

リクライニングは基本的にはシート背面のジッパー開閉で操作。
真ん中のリクライニング位置だけベルト操作必要。
ここが両手なのがちょっと面倒。

写真は後輪だがサスの良さをしっかりと感じられた。

間口も広くて使いやすい。

フレームは補助フレームと合わせた二本挿し。
前輪の持ち上げ動作時に力が逃げず、テコが効きやすい。

6kgと軽く、動作も簡単。
YOYO2と比べると展開動作は直感的でわかりやすい。

ハンドルやシート部分が地面に設置しないのは衛生上嬉しい。
雨の日や泥道で折り畳んだあと地面に置けないのは意外に困るから。

成人の足幅(9~10cm)で2個分程度。
つまり「きょうつけ(気を付け)!」の幅は3つ折りタイプのベビーカーでも最高クラスの薄さ。
狭小玄関や玄関クローク、靴箱との間などちょっとしたスペースにも◎
オプション品を検証:バンパーバー

しかし、折り畳む前に写真のように内側に折りたたんでおかないと折り畳めないのが少し面倒。。
以前のモデル(Aer)はバンパーバー付けたまま折り畳めなかったから大進歩なんだけどね。

バンパーバーの設置位置は姿勢良く座るのにちょうどいいところにあると感じた。
最初から用意しておく必要はないが、成長(腰ずわり時期)を見ながら生後6ヶ月~1歳の間で購入を検討するといい。

高いっすね!
オプション品を検証:レッグレスト


必要時期は生後3ヶ月~2歳ぐらいまでかな。
あると子どもは安心を感じるのかもしれないけれど、


ちょっとこんな感じでモコモコしてしまうので個人的には子どもの様子をみながら余程「うちの子には必要だわ!」の気づきがなければ買わないかな。あると安心だろうけど、せっかくの軽量・薄型モデルだし用意しなくてもいい。



高いっすね!
オプション品を検証:カーシートアダプター(トラベルシステム)
A型コンパクトタイプと言われても、産後まで両対面式を思い描いた人ならきっと「薄さに心配」を感じるはず。
メリットがデメリットにもなりえる。
そんな人にも安心なのが月齢の浅い時期(~6ヶ月)まではベビーシートを装着して、トラベルシステム仕様にしておくこと。



どんどん夢は膨らみますが、予算もどんどん膨らみます。。



Aer+はな。隠れ高級ベビーカーなのだよ。
本機でオプション品を買い揃えると最近話題の超高級ベビーカークラスになる。



(@_@;)




これなら「寝てるのね~、可愛いね~」だけど、


これだともはや「赤子が乗っているかどうかすら怪しいレベル・・・」。



プライバシー完全シャットアウトでパパラッチ対策に!



でも夏場は通気のために半分開けてあげような(笑)
オプション品を検証:専用フットボード(三歳差育児の二人乗りに)
年子や双子だと難しいけど、3つも歳が離れていればバギーボードを有効活用できる。






耐荷重はいくらまで?」が気になって調べてみた。
22kgまでOK!



ということは4歳ぐらいまでですね。



0歳と3歳、1歳と4歳、1歳半と5歳ぐらいまでOKなんじゃないかな。





椅子がつくのはイイっすね~



( ᯣ _ ᯣ ) じ〰️っ





こういうところが意外に大事なのだよ。





まっ!!





フットボードを付けたまま折り畳めるベビーカーは希有。ボード(3.5 lbs)を合わせて約10kgを肩がけして運ぶのは大変だろうけど、両手が塞がるよりなんぼかマシ。



パパ!出番ですぞ!!



高っ!!



いろいろ付けると高いのがAer+様なのだ。<( ̄- ̄)>
エアプラスのデメリット
- 平均身長さんにはハンドル位置が高く感じる(いいという人もいる)
- シートリクライニングの真ん中位置の調整が独特(両手必要)
- A型といいつつフットレストが別売り(販売されているだけマシ)
なるべく本体を軽量にとどめつつ改良を重ねた結果、オプション類を豊富に揃えることでカバーしてきた印象を受けた。
新生児を乗せるための車としては、そのB型な出で立ちに不安を感じる人もいるかと思う。
しかしもしその時期にトラベルシステム(ベビーシート)を利用できるなら、その心配の大部分は払拭できるはず。
その時、本体は高いし、アダプターもベビーシートもそれを支えるベースメントも必要になってくる。
本体の約7万円とはほど遠い、「実はこのベビーカー、全部揃えるととっても高級機なんです。」が明らかになってくる。
それはそれで、他人とかぶりにくくなるプレステージ感の一因にもなるのだけれども・・・
エアプラスの価値を一言で表すと
都心でかぶりにくいベビーゼン YOYO2。高身長夫婦が手軽に持てるセカンド&ファーストベビーカー
エアプラスと迷うならこのベビーカー(比較対象)
- ベビーゼン YOYO2
- イングリッシーナ クイッド2
- ヌナ トラベル
- シルバークロス クリック
- ABCデザイン ゼフエアー
- コサット ウッシュ3
- サイベックス オルフェオ
- バガブー バタフライ



















もし夫婦ともに身長が170cmを超すようならAer+を強くオススメする。
エアプラスにおすすめの追加アイテム
トラベルシステムに必要なセット
純正以外(装着可能)



シートの汚れ防止にはあるといいけれど、敷いてしまうと少し厚みが出て畳みにくくなるから乳児期(1歳ぐらいまで)の出先で「折り畳み・展開の機会が少なめ」の時期での利用ならヨシ。