2024年4月のタイプ別おすすめ 

リコール対象の『ピジョン ランフィRA8』の代車は『カルナス』。対応の後手感は残るが、どうか未来の施策に活かして欲しい

リコール対象の『ピジョン ランフィRA8』の代車は『カルナス』。対応の後手感は残るが、どうか未来の施策に活かして欲しい
目次

代車は2020年発売の『カルナス』。
意外な実力に「これでエエわ」の声が続出・・・

2021年4月16日。
突如リリースされたピジョンの各種ベビーカーのリコール問題。

【PDF】ベビーカー車体フレーム無償交換のお詫びとお知らせ
https://www.pigeon.co.jp/news/files/pdf/20210416.pdf

対象車種は

  • Runfee / ランフィ RA8
  • BASIS Runfee / ベイシス ランフィ RA8
  • Runfee Lino’n / ランフィ リノン RA8L(ランフィ リノン 2)

の 33,721 台が対象だった。

上記のピジョンで人気の両対面式モデルであるランフィか、ランフィをベースにしたモデルたちの発売日は2018年前半だった。

あれから、約3年が経っての問題発覚。

発売からすぐに購入した人の子どもは恐らく3歳ごろでベビーカー卒業間近。
発売から1年経ち型落ちモデルとしてお安く購入した人の子供は2歳ごろになる。

そして、リコール対応で「フレームだけ交換」と来た。

うん、「今さらそこバージョンアップしてあとどれぐらい乗るかよ・・・」といった印象。

もしかしたら、

もしかすると?の、

「弟ができる!妹ができる!」のタイミングと重なれば、ベビーカー復活となって朗報来たる!だったかもしれない。

しかし、日本の合計特殊出生率は1.36人だ。
弟、妹ができる家庭はそう多くない。

すると、フレーム部分だけの交換対応というのは、一定の誠意であったと評価できるけれども、
交換期間中の代車として提供されていたランフィの廉価バージョンの『カルナス』をそのまま差し上げたら良かったのではないだろうか?

せめて交換対象の人が選べたら良かったね。

でも、メーカーからすると、「意外にこれでええやん!」を広めたくなかったのかな。。

2020年6月発売の『カルナス』は、現在のところポイント還元分込で実質3万円台前半で手に入る。
そして、『ランフィ』もまた型落ち(今が2021年なら一年前の2020年モデル<RB0>)は3万円台後半だ。

¥27,500 (2024/04/22 23:27:20時点 楽天市場調べ-詳細)

ランフィとカルナス。
凄く微妙な関係である。

なんだかんだ言って、ピジョンは熱心なファンに恵まれている会社だと思う。
我が家がいま使っている哺乳瓶もピジョンのものだ。

「乳首・哺乳瓶はピジョン」

これは鉄板だな。

でも、今回の3年経ったこの時期にピジョンとして提供さしあげられる代替商品というのは少ないのだな、、と知ることになった。セカンドベビーカーのビングルを替わりにもらえたとしても、それすらちょっと遅い気がするし、幼稚園年少さんになっていくこの時期に嬉しいモビリティカテゴリー商品は存在しない。

ならいっそのこと、介護用品市場への参入もあるピジョンだからこその、

おじいちゃん、おばあちゃんの買物カート・手押し車・シルバーカーとして生まれ変わらせる仕組みがあったら嬉しいよな。

ランフィを回収してもらって、そんな風に改修されて、ベビーカーをプレゼントしてくれたじいじ・ばあばの元に返されていく。

それこそ、「ありがとう。」だわ。

ピジョン 関連商品

実際に我が家でも使ってみて良かったモノとしてこちらの記事にまとめている。

管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
» 誰に向けて書いているのか?

目次