ガチでベビーカーを押し比べてきた(新型メリオ、ビー6、イージーS Twist2、Joie、nuna、Jeep、アップリカ、コンビ等)【2021年前半版】
この記事の中でサイベックス ベビーカーを比較する場面が出てきますが、詳しいスペックや考察記事は【比較表完全版 2021】サイベックスのベビーカーの選び方にまとめておきました。併せてご覧ください。
今回はここからが舞台。
この広場、とっても素敵。スヌーピータウン、109シネマズ前。
カトージ直営店にやってきました。
Joie(英)、nuna(蘭)、ペグペレーゴ(伊)などを押し比べられます。
Joieの二台を比較。
ツーリストはサイズ感良いけど、座面の奥行きが惜しい。けれど片手操作簡単で、折りたたみもらくらく。1歳で卒業して、さっさとセカンド買うなら良し。
ライトトラックス4は上級者向け。
バス、電車の移動が少なく散歩メインならOK!
2台共リクライニングの角度にちょっと問題あるね。
状態がもう少し起こせたら最高なのに。でもコスパは高い。
こちらは直営店舗のみで販売中のnuna TAVO(タヴォ)アスペン。
安い割にかっちりしており、作り込みの精度は高い。
こちらもお散歩用だな。
あっ、ここにもごっついベビーカーあるわ、、
こちらは代理店のカトージさんとしても在庫処分したいのが鮮明なイタリアのベビー用品メーカー『ペグペレーゴ Book51』。
サイベックスやバガブーなどの勢いに負けて、ペグペレーゴは市場のポジションを失いつつある。
写真では見切れている右下のハンカチを購入して帰ろうかと思ったけれど、店員さんが他のお客さんにライトトラックスを接客中で手が空かなそうだったので何も買わずに出る。ごめんね~
お次は店舗を移動して『DADWAY(ダッドウェイ)』へ。
ありました。
サイベックスからリニューアル発売されたMELIO(メリオ)2021年発売モデル。
なかなかいい感じの面構えです。
深いサンキャノピー。
素材感も良くなっている!
サイベックスの中でもリクライニング性能は高い。
上体を起こすと、こんな角度(107°)まで可能。
この後、トイザらスでもメリオ(2020年 アルミモデル)を見てきたけれども、新旧でパッと見の印象は結構違うかもしれない。
サイベックスも結構残酷なことするよね。
2020年発売モデルを1年足らずで普通リニューアルする?
そうとうハンドルやキャノピーの質感で「残念、、」と指摘する声が多かったんだろな。まっ改良されてよかったけれど、押し心地には影響ないからいいか。
お次はサイベックスのイージーS2とリベル。
圧倒的にイージーSの方がしっかりしているけれども、リベルもgb ポキット(以前はサイベックスのセカンドブランド「gb(ジービー)」として発売されていたものがバージョンアップされたのがリベル)の頃と較べるとかなり剛性バランスが良くなっているように感じた。
でも、これを流石にファーストベビーカーにするのはちょっとチャレンジー…
おとなしくイージーSあたりが無難かもしれない。
ありえる選択として、ファーストベビーカーをお下がりでもらったり、とりあえずの安いベビーカーで済ませてきた人が、「セカンドくらいわたしに華を持たせてよ!」って場合に良いのではと。
こうやってみるとリベルのハンドルの高さがイージーS2よりも低いことがわかりやすい。実際、真中部分は96~98cm前後だろう。ハンドルの高さは概ね100cmと認識しておけばいい。
サイベックスでもイージーSとメリオのシート高は結構違いがある。
イージーSで普通。メリオでも高すぎることはない。
お次はイージーSの兄弟モデルで両対面式(360°シートが回転する)タイプの『イージーS Twist2』をチェック。
ずっと試してみたかったモデルだけれども、驚いたのはそのシート幅の狭さ。
360°一回転させるために仕方なかったとはいえ、結構設計都合の犠牲になっていた。
息子(4ヶ月)におみやげを購入。
男の子だけど、このピンクのバカっぽいウサギが可愛くて迷ったけど、おとなしくクマさん?を購入。
さて、次の店舗へ。
こちらは関東では座間市にしかない「Hello 赤ちゃんストア(楽天市場では「ハロー赤ちゃんSTORE楽天市場店」として見つけられる)」。
子供服や五月人形の展示も豊富でなかなか使えるお店だった。
なにが凄いって、バガブーのビー5、ビー6、サイベックスのミオスと新型メリオが押し比べられる店舗は珍しいのだ。
こちらはバガブーのビー5。発売は確か2017年だったはず。
そしてこちらが2020年発売の新型ビー6。
いろいろなところがチューンナップされている(特にバンパーバーが付いたのは大きい)のだけれど、押した感じはビー5とさほど変わらない印象。
安くなっているならビー5を買うのもいい。
サンキャノピーの質感は結構違った。
グレードアップなのかダウンなのか評価が分かれるところだろう。
しかし、Beeはキャノピーの交換・カスタマイズも簡単だから長く使ううちに取り替えていくのも面白そうだ。
サイベックスの展示もこのとおり。
エアバギーなんかもある。双子用も。
懐かしいね。我が家も一台目は昔これだった(8年前)。
ここはこんな感じでパズルを購入した立ち去った。
以下は、後日訪れたベビーザらスにて。
まず試してみたかったのがコンビから先日(2月上旬)発売されたばかりの『ラベリタ』。
コンビ史上最高の62cmハイシートと大型タイヤを謳うだけに、これまでのコンビ ベビーカーの傾向から「どれだけフラフラするか・・・」が心配だったのだけれども、意外なバランスの良さ!
リクライニング角度もほぼ垂直!?レベルまで上体を起こせるし、多少無骨な印象を除いては「なかなかやるやん・・・」が正直な感想。
親が国内メーカー信者で、「買ってあげるから!!」とせっかちな親戚・家族に買ってもらうにはもってこいのベビーカーなのかもしれない。
お次は、ラベリタの隣のスゴカルSwitch。
以前、Twitterかレビュー記事でも言及したけれど、対面走行時に前輪を持ち上げられない構造はちょっと不思議すぎる。
こちらのnote記事もチェックしてみて。
スゴカルのコンパクトモデルもチェック。
シートクッションは本当に過剰なくらいに良く考えられているよね。
「この形じゃなかったので絶壁になりました!」という人はいるのかな?
うちは大丈夫だったけど。
乳幼児の頭のカタチが決まるまで頻繁に連れ回す必要性があるならベビー枕的なものはやっぱり必要だよね。
うちもエアバギー(シートクッションなしの初期モデル)に乗っていたときはベビー枕持ち歩いてたもんな、、
でも個人的にはあの質感(エッグショック)が工業的で苦手。
コンビを取り上げるなら、こちらアップリカも。
最高級モデルのオプティア クッションはしっかり作ってある。
ただ傍目に高級感を感じさせないのが憎い。
サイトでの見え方とギャップがあるので、ここはアップリカも調整したほうがスマートではなかろうか。個人的には5万円程度で買えるタイミングから要検討といったところ。
さて、次。
今回、ベビーザらスで一番試せて良かったのがこのエールベベから発売されているベビーカー2種。
フラコットFSの方が発売日が新しく、一応改良モデル(前輪タイヤが大きい)とされているがFS無しでも押し心地はそれほど変わらなかった。
このベビーカー、ネットでは定価よりも結構安く売られている。
コットのインナークッションの質感(ふわふわ)は赤ちゃんに良さそうで、新生児期からすぐに使いたいという人には一番オススメかもしれない。
なんというか安定感があるよね。
ベビーベッドを持ち歩いているような
「おしゃれなベビーカーが欲しい!」と思っていた人も、産んでみたら「なんて、ちっちゃくてか弱いのよ❣」となり、ナイロン系のシートに寝かせるのを不安がる人も実は多いと思う。
そんな絶対安眠!主義の両親の心を満たしてくれる「フツーの安心感」がこのモデルにはある。
モタっとした印象ながら、安定感あり。
全長(ホイールベース)がコンパクトなので、操舵性も意外に高い。
ほぼフラットに寝かせられるベビーカーという意味では操舵性も良いし、検討の価値ある一台だと思う。ただし、高級感はあまり期待しないでね。
最後は、ベビーザらスオリジナルのバギーをチェック。
7ヶ月~4歳まで乗れるベビーザらスオリジナルモデル。
背面式固定ながら、重量は4.6kgと軽く、折りたたむとイージーS級にコンパクトになるので、ファーストベビーカーが重すぎた!という人はこっちにいく気もわからなくもない。サスは弱いがリクライニングはじゃっきり起こせる。
我が家は二代目にJeepのスポーツスタンダードを選択したが(7年前だが)、車の荷室が狭くてコンパクトになるタイプで探しているならこんな選択も無しではないだろう。
もう一台別のベビーザらス限定モデルも試した。
こちらは上記のモデルと比べて圧倒的に操舵性が悪く感じた。
なんかグニャグニャする。
ベビーザらスのオンラインストアではこちらの☆評価は4.6で、上記(☆4.3)よりも高い。。
押し比べてみないとわからないものだ。
まっ、ここまで押し比べる必要もないが・・・
迷ったら下記の記事が参考になるかもしれない。
つづく。
【2022年 最新月版】最新ベビーカーランキング&ワースト|TOKYO BABYCAR α|note
https://note.com/tokyo_babycar/n/n9ade4cf66061