ヌナ イクサ スイブはどんな人におすすめか?

【試してきた】nunaIXXASwivの実際のところ。メリオとの選び分けのポイント発売から早々に試してきた。軽量で走行性に満足できるおしゃれな両対面式。その最有力候補になりえると考えたからだ。これまでこのカテゴリーでは、以下の3台が挙げられた。サイベックスメリオカーボン(5.9kg)アップリカルーチェフリー(6.0kg)ヌナIXXAnext(6.5kg)ここに今回の新顔「ヌナIXXAswiv(7.5kg)」を加えようかどうか?というわけだ。まず、結論から言おう。サイズ感、開閉の容易さ、デザイン性、居室空間の快適さ、荷物かごの使いやすさ、走破性、どれも高いレベルにある。デザイン性に関しては「メリオの方が高い」と見る人もいるだろうけど、イクサスイヴもしっかりデザインされた良いクルマだ。特に走破性は高いと伝えてきた「IXXAnext」と同等レベルあり、これはサイベックスメリオの上位機種「ミオス」と同レベル。つまり2cm程度の段差ならヌルヌル越えていける安心性能だった。ただ、デメリッ
トと言えるところも書こう。それは、価格設定が「高すぎる」ということ。10万円超え。タイヤはミオスやバガブーに見られるようなラバーコーティングではないEVAなのに、、満足できる性能がきっちり見込めるベビーカーなのに、ヌナのベビーカーを取り扱う小売店の「儲け」を意識してからブランドステータスの割には高すぎる価格設定に疑問が残る。いや、これは会社の手法の話なのでプロダクトとは関係ない話なのかもしれないが、私はモノのバリューをついつい考えてしまうので、この価格設定に納得いかなかった。ただ、良いベビーカーには違いない。通常の保証期間が一年間というのも非常に気になるところではあるが、、さて、次からはもう少し構造面についても取り上げてみたい。まず、多くの人が感じるかもしれない疑問。「で、これはIXXA(イクサ)なの?」「それとも、Swiv(スイヴ)なの?」どちらのデザインに寄っているのか、私は疑問だった。で、結局わかったこと。IXXAswivはSwivのフレーム構造にIXXAをはめ込んだ実際はミニSwivのようなもの。Swivと比べて足回りは同じ。シート座面高はSwivよりも1cmほど低いがほぼ変わらない。シートの造りはIXXAよりもSwivそのもの。(左)IXXAswiv(右)Swiv(奥)IXXAswiv(手前)Swiv思うに、IXXAnextの発表はセンセーショナルだったけれど、「横幅55cmなんて、一般の改札を通り抜けられないし、なんやね~ん!」で惜しい!惜しい!惜しい!の三重奏だったはず。センスね~~と思っていたら、なんと元来横幅54cmのSwivのフレームに付け替えられて、それをIXXAシリーズして販売されるとは。。見事な荒業である。で、結局カトージ(nunaではなく)は、IXXAを残したいのか、Swivを残したいのか全然わからないね。ともかく、いろいろnunaとその販売代理店のカトージの思惑が絡んだ部分には少し疑問はあるものの、nunaの製品に共通するファブリックの質感の高さはメリオのそれを上回るし、全体的によくできたベビーカーであることは間違いない。ホロの深さもメリオと同等かそれ以上あり、夏の炎天下はもちろん、冬の低い位置から差し込む日差しもシャットアウトできるだろう。私のメリオに対する評価が75点だとするならば、このIXXAswivは80点。これがラバーコーティングタイヤだったなら85点。さらには価格が7万円台(つまりはルーチェやメリオと同価格帯)だったならば90点だっただろう。ヌナIXXAswivイクサスイブのスペック表登録日2025年4月24日リニューアル予想日2027年4月24日価格105,600円ブランドヌナ(オランダ)タイプ両対面式(A形)対象年齢新生児~48ヶ月頃(体重15kgまで)サイズ幅×奥行×高さW54×D96.5×H107cmW54×D42.5×H74cm(折りたたみ時)機内持ち込み機内持ち込み不可重量7.5kg荷物容量耐荷重最大10kgまでハンドル高93~107cm(デフォルト100cm)座面高51cmリクライニング120°~170°背もたれの長さ長いレッグレストあり(付属)バンパーバーあり(付属)車輪サイズ前輪:17.6cm後輪:19.9cmサスペンション全輪走破性カラークォーツグレイシャービスコッティフォレストリベテッド付属–オプション–トラベルシステムトラベルシステム対応保証期間(月)12ヶ月公式URLhttps://nuna-baby.jp/item/4140141401/