この記事の目次
まだ軽さだけで選んでるの?
3kg台ベビーカーの問題点?!
A型・B型の各タイプ別に厳選
最近、Google フォトに保存してある子どもたちの成長の記録を眺めていて思い出したことがありました。
7年前だったか、シンガポールへ家族旅行に出かけた際のことです。
妻の両親も一緒の、私・妻・長男(2)の合計5名での旅行でした。
自分たちでホテルも航空券も手配して、「さぁいざ!」という時に「そう言えばベビーカーどうしようか・・・?」で少し迷いました。
私も妻もシンガポールへは過去にも旅行の経験があります。
現地ではめっちゃタクシーを使うことが頭に入っていました。
そしてなによりも息子の体重は既に15kg超え。
高温多湿な気候と強い日差しの中で、抱っこしながら観光というには重すぎるわけです。
また、大人と歩く距離・スピードを2歳の息子に期待するのも絶対ムリ!
ということで、「ベビーカー要るわ・・・」ということになりました。
そしてまとめた要件がこちら。
- 走行性の良いものがいい(日本の都心部とは違って、多少バンピーな路面でも押しやすいもの)
- 軽量で折り畳みやすいもの(タクシーやバスの乗り降りもスムーズに)
- 持ち運びやすい(旅行用のスーツケースなど大きな荷物を抱えながらでも楽々)
考える間もなく、すでに持っていたJeepバギー(エアバギーのセカンドベビーカーとして買った)を連れて行くことにしました。
軽さで選ばず「軽さも」重視するがポイント
後で詳しく書きますが軽量ベビーカーを選ぶ際のポイントはズバリ!
『軽量さと走行性の良さを両方が両立しているか?』です。
軽いだけで押しづらくては、乗り物として実用的ではありません。
持って歩くのには良くても、走行性が悪くて、段差の数だけつまづいていたら文字どおり本末転倒!
軽いということはそれだけ何かが削られているということです。
私がこれまで見てきた中で、4kg以下のベビーカーの印象は
- フレームの太さ(剛性)
- シートのクッション性(快適さ)
- タイヤの大きさ・衝撃吸収機構(段差乗り越え性能)
のどれかを部分的に削り、軽さを実現している印象です。
これはベビーカーに求めるものとして、軽ければ
- 製品寿命は短くてもいい
- ガタガタ振動をモロに感じてもいい
- 段差の数だけ躓いてもいい
場合においてのみ選択して良いものです。
要はこのデメリットを了解しておかないといけない。
私から見れば、これは結構上級者向けのベビーカーさばき(選び)だなと感じます。
改めて私の経験から言うと、普段使いが十分にできて、走行性・機能十分なベビーカーの目安は4キロ以上。
ベビーカーは軽さだけを追求するでなく、バランスで選びましょう。
隊長!!
「バランスで」と言われても困ります (・´ω・`)
その「バランスが良いと見初めたベビーカーを教えてください。
そうだね。
でね。RISUはギモンに思わないかい?
この話の中で「一体、何をもってして『軽い』のか?」ということを。
ちょっと待って。その「軽い」って何キロのことを指しているの?
本質的な問いです。
「軽いとは・・・ (-______-) 」で深く迷わなくて大丈夫です。
軽い・重いに「それは何キロを指します!」というのは無いですよね。
ですが、「業界がそこが線引ラインだよね!」と定めている境界線は存在するように思います。
それが、
6kg以下=「軽い」を謳っていい上限
つまり5kg台までなら軽いというのが暗黙のルールのようですね。
国内メーカーの主要商品には、その名称に軽さを象徴した『カル』や『ラク』が付いたものが多く見られます。
- コンビ スゴカル(5.5kg)
- アップリカ ラクーナ(5.4kg)
他にも海外ブランドだとサイベックスの『メリオ(5.8kg)』がありますが、そのPRポイントとして『軽さ』を訴求できるのはこういった事情に習ったところもあるように思います。
隊長!!
でもこれって、業界では6kg以下のものを「軽い」と言っているようだ・・・止まりで科学的な説明にはなっていないように思うんです。
どうなんですか!?
当たり前です!!
隊長の辛口トーク(偏屈なまでにベビーカーにこだわるの)は、ここをさらっと流したらお終いです!!
おーしーまい!
お~し~まい!
あ・それっ!おーしーまい!!
うるさっ!
分かったよ。そしたらちょっとだけな。
ほとんど個人的な意見やからな。
ヘイヘーイ!いいんですよっ!
このブログ、どれもこれも隊長の個人的意見ですから(笑)
私も気になって少し調べてみました。
面白いデータを見つけました。
一般社団法人 人間生活工学研究センターから発表の「手にとった時の重さ感」に関する調査データです。
計測結果(2)より、両手では「楽に持てる重さ」は3kg~3.5kg程度、「少し努力して持てる重さ」は5kg程度、「できるだけ努力すれば持てる重さ」は6kg程度で、男女による差はさほど大きく見られなかった。
引用:https://www.hql.jp/database/cat/senior/funcdb2000/
興味深い内容です。
詳しくは引用元を見てもらいたいのですが、
- 世代別に見ても6kg以上は全世代通して「できるだけ努力すれば持てる重さ」を超えているということ
- 男性と比べて女性の握力は1/2程度しかない(パパとママで重さの感じ方が違うのはこれが大きいか)
ということがわかってきます。
でも、「どうして6kgを超えると重たく感じるのか?」ここにはまだ答えられていませんよね。
そして、また調べてみたのですが、
人体工学では腕の重さは1本あたり体重の1/16(約6%)に相当するらしいです。
体重が50kgの人なら、両腕で約6kgです。
そうなると体重の10%を超えてくる。
それを携行すると重心のバランスが大きく崩れるだろうし、バランスを取るために継続的に筋力で支えるには限界。
それで「重い。ムリ!」になるのかなと。
以上を鑑みて、私が選ぶおすすめの軽量ベビーカーは下記のようになります。
\ 細腕の妻を想う気持ちから重視されがちな /
軽量ベビーカーのおすすめランキング
1位 サイベックス メリオ カーボン
ベビーカーに「軽さ」を求める人は両親や義理の親戚家族などから「重いのはやめとけ!」と散々に脅されてきた人だろう。それは間違ってはいない。ただし軽さだけを理由に選ぶと「押し心地」を見過ごしやすくなる。メリオは操舵感よくデザインにも満足できる一台だが、このカテゴリーを真面目に探した人なら当然行き着く結論なので都会では特にかぶりやすくなる。
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