2024年4月のタイプ別おすすめ 

【実機比較】YOYO2 vs バタフライ vs オルフェオ タイプ別オススメの一台

目次

決め手はコレ!

あまり時間がなくてね。
結論から書くわ。

しっかりベビーカーを調べている人がこの3台で悩んでいるのはもう調べがついています。
そして、このブログの拡張サービスでもある購入相談室(有料)でも連続して同じような相談が続きました。

きっと多くの人がなにを決め手に選べばいいのか分からなくなっていると思ったので、3台とも押しまくってきた私から簡単なアドバイスなり。

ちなみにオルフェオは自腹で購入。明日到着予定。また検証動画を撮影してYouTubeにアップしたい。

段差の乗り越え性能の高さや片手でスイスイ舵取りできる操舵性を優先するなら
→ サイベックス オルフェオ!(段差性能はオルフェオ>バタフライ≧YOYO2。車輪配置はオルフェオが台形、バタフライとYOYOは逆台形。台形配置は舵取り重視で逆台形は安定重視。)

階段が多い、EVがないマンション、折り畳んだ後の移動距離が長いなら
→ ベビーゼン YOYO2!(重量はYOYO2が6.2kg、オルフェオが6.3kg、バタフライが7.3kg)

軽さや持ち運びの楽さよりも子どもの姿勢や居住性能を最優先なら
→ バガブー バタフライ!

地方なので?車社会。徒歩移動は比較的少なく、目的地はショッピングモールなど
→ サイベックス オルフェオで十分かもね!

YOYO可愛い!でもバタフライが子どもにはいいみたいだし、オルフェオも気になるわ・・・
→ YOYOにヤられているならもうYOYOにしときな!

オルフェオだと予算内。でもシート性能は他より落ちるって聞くけど心配
→ 乳児期(1歳)までは新生児用インレイ付けてれば緩和されるからオルフェオでいいと思うよ

両対面式やハイシートはもう経験済みで必要なし。上の子もいっしょに移動
→ 第一子ならベビーカー移動でも時間かけてあげられるけど兄弟いるならオルフェオで十分かも!

モノやメカの魅力に弱くよく沼る。ベビーカー業界で言うところの本質的なモノの良さを追求するなら
→ バガブー バタフライでしょ!(私も世界各レビューサイトも2022のMVP受賞)

今回は第一子用に。でも第二子もすぐ欲しい。その時まで使えるものがいい・・・
→ 耐久性・剛性ならバタフライ。でも第二子のタイミングは分からないし、その頃は二人連れの移動の問題も出てくるからもっと軽くて適当に持てるものが良く感じるかもね。その時はバタフライを売ってオルフェオやリベルに買い替えてもいいと思う。YOYO2はその頃にはかなり時代遅れになってしまっているかもしれないので注意が必要。

バタフライはちょっと予算オーバー。オルフェオ(リベル)も地元で良く見かけすぎる…被らないものなら
→ ベビーゼン YOYO2になるよね。

以上!

この他にも深くユーザーの環境を深くヒアリングできればなんぼでも選び分けの決め手となる考え方は出てくるんだけど、これぐらいで十分でしょう。

あとね、バタフライ。
価格は約7万円で高い。

高いけど、これ一台でベビーカー卒業を目論むならメリオリベルで乗り換えていくサイベックスな民よりも全然お手頃よ。

で、この7万円という価格は正確ではなくて、実際にB型ベビーカーとして6ヶ月からの乗車を待たず生後3ヶ月~4ヶ月あたりで子どもを乗せたい人は多いんじゃないかな。

責任を取れない立場から適当に言うと、月齢浅い乳児のためには本当はフラットにリクライニングできるものの方がいいけれどバタフライはシートの構造も良いからシートクッションを足してあげることで3ヶ月目ぐらいからなら「子どもの様子を見ながら」の大前提で「気をつけながら」なら乗せていいと思っている。

実際に私ならそうするし。
そうしている人もInstagramなんかで良く見かけます。

その時、買うべきぴったりサイズのシートクッションは公式の「デュアルコンフォートシートライナー」。
これがまた高いんだわ。将来ベビーカー本体の売却を視野に入れていたり、シートの洗い替えの手間を考えると良い商品だけれど、これも想定して予算組すると8万円コースを覚悟しておかなければならなくなる。

オルフェオなら約半額の4.5万円程度で買えるのに・・・

ここで改めて思うのよ。
この2倍近い価格差、そもそも同じカテゴリーの商品ではないということ。

バタフライは国内メーカーの「軽い」ベビーカーに慣れている人にはやや重く感じる。
しかし本国オランダの開発者たちは「理想を全部詰め込んだ上で7kg台に抑えた俺たちスゲー!」なのだろう。

彼らほど大きくない東アジアの住民には重量・機能面としてオーバースペック。
しかし第一子のためにベビーカーのあらゆる方面に安心したい人には良いベビーカーだと僕は思う。

じゃあ、バタフライ以外を選ぶのはどんな人になるの?」

だけれども、それは「ちょっとベビーカーに慣れた人や、慣れた人を周りに知っている・仲間としている人」だと思う。

YOYOやオルフェオはバタフライに比べると、シートの性能や幌の深さ、荷物かごなどで不安を感じてしまう部分もある。

しかしその分、軽いじゃないか。
なにかが足りなくても、バタフライにはない「軽い」という価値を高く評価して、わりきった考え方ができる人。
そんな人なら自信を持って選んでいいんじゃないかな。

はい。おっさんの猛烈独り言でした。

リクエストがあればさらに画像も交えて追加する。
リクエストはTwitterかInstagramからどうぞ。

今回の3台の詳細レビュー記事

最安値またはオススメ店舗(レビュー高評価)

管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
» 誰に向けて書いているのか?

管理人による旬の買い方紹介

2024年4月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月リニューアル)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

私は私でできることをやっていきます。

基本はトータル7万円で卒業するのが理想

どれか一台だけと言われればコレ👇
目次