2024年4月のタイプ別おすすめ 

サイベックス メリオとアップリカ ルーチェを徹底比較!買うべきはどちら?

折り畳み後の大きさの違い (左)ルーチェ (右)メリオ

2022年。

「メリオ、年一のペースでリニューアル確定か~」と驚いていたのもつかの間、アップリカが刺客を送ってきた。

その名は『ルーチェ』。

輝き(LUCE)という名にふさわしくない役割どころとしてはメリオのヒットマンである。

メリオもルーチェも両対面式ベビーカーである。
ここ数年のベビーカー業界では特に人気の高い、多段階式リクライニングができて、しっかり上体を起こせるタイプの。

多分、このページを見に来てくれたアナタは、

「メリオを買おうと思っていたけれど、急にメリオに似た機種(ルーチェ)の発売を聞いたのでメリオを買っていいかどうか不安になっているの~」な人だろう。

単刀直入に言おう。

たぶん、そのままメリオを買っていい。

でも、その根拠は?が気になる人はこの先を読み進めて欲しい。

目次

メリオとルーチェ<基本スペック比較>

まずここからはじめよう。
一言でいうと、ほぼ同じだ。
ルーチェはメリオ 2021年モデルの生き写しと考えていい。

ここにアップリカらしさとしてシートのクッション性を強調したかったのだと思うが、蓋を開けたらびっくり!

メリオ 2022年モデルがモリモリのシートクッション(しかもメッシュ!)でバージョンアップしてきた。

きっと、ルーチェ開発担当者は「うぐっ!」と唸ったに違いない。

サイベックス メリオアップリカ ルーチェ
タイプA型 両対面式*
*シート付け替え型
A型 両対面式*
*シート付け替え型
対象年齢生後1カ月~36カ月 (体重15kg以下)生後1カ月~36カ月 (体重15kg以下)
発売日2022年2月21日2022年2月25日
価格71,500円(カーボン)
61,600円(アルミ)
79,200円(プレミアム)
69,300円(通常版)
カラーブラック
ネイビー
グレー
プレミアムブラック
プレミアムサクラ
コットンホワイト
ムーンブラック
モニュメントグレー
シーシェルベージュ
ハイビスカスレッド
オーシャンブルー
重量5.8kg(カーボン)*
6.0kg(アルミ)
*インナーシートを除く
5.9kg*
*インナーシートを除く
フレーム構造ストレートフレームストレートフレーム
シート高53cm57cm
サスペンション前輪(振動吸収エラストマー)
後輪(サスペンション)
全輪(サスペンション)
折りたたみ三つ折り
W49xD54xH69cm
三つ折り
W53.9xD35.5xH74.6cm
リクライニング機能3段階
107°~166°
4段階調節
115°〜171°
ハンドル高さ調節3段階3段階
荷物カゴのサイズ38ℓ収納(耐荷重5kg)57ℓ収納(耐荷重5kg)
トラベルシステム対応している対応している
公式ページこちらこちら
管理人パパ

さて、この比較表から分かることは?

RISU

めちゃんこ似てる!ってことでしょうか!?

管理人パパ

では、一番の違いは?

RISU

ひぃ~ご勘弁を~~

管理人パパ

だよな(笑)

RISU

で、もったいぶらないで教えて下さいよ~

管理人パパ

それはずばり見た目以外の部分にある。
つまり使い勝手の違いだな。

もっとメリオとルーチェの基本について知りたい人は

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メリオ VS ルーチェ<デザイン比較>

まずここからはじめよう。
一言でいうと、ほぼ同じだ。
ルーチェはメリオ 2021年モデルの生き写しと考えていい。

展開時のデザイン

(左)アップリカ ルーチェ (右)サイベックス メリオ カーボン 2022
(左)ルーチェ (右)メリオ カーボン 2022

見た目の印象はやはりびっくりするぐらい似ていた。
全体的にルーチェの方がメリオよりも幅広。
後輪の幅もルーチェの方が広い。

全長は最大でルーチェが92.3cm、メリオが91cmとほぼ同じ。
街中で見分ける際の手がかりはほぼハンドルの色だけが頼りになる*。
*ただこれもプレミアムモデルの「プレミアムブラック」を選択されるともうほぼ見分けがつかなくなるのだが…

ハンドルまわり

メリオとルーチェのハンドルの高さはほぼ同じ
(奥)ルーチェ
(手前)メリオ

ハンドルの高さはほぼ同じ。
それぞれ3段階の角度調整幅はルーチェよりもメリオの方がレンジが広い。
どちらも通常ポジション(フレームに沿ったストレートな位置)は101cm程度と見える。

アップリカ ルーチェのハンドルには折りたたみ用のレバーが付いていない
(左)ルーチェ
サイベックス メリオのハンドルには折りたたみ用レバーが付いている
(右)メリオ

ハンドルのデザインについて見ると質感はどちらもフェイクレザーを採用しており高い。
握った際にルーチェの方がすっきり感じるのはハンドル高さ調整のレバーがハンドル中央部に付いておらず、その操作をハンドル脇のプッシュ式ボタンでおこなうという配置場所の違いによるものである。

ルーチェ方式だとハンドルの高さ調節に両手での操作が必要になってしまう。
一方、メリオ方式だとそれを片手で行えるものの片手運転時にはハンドル中央部が太く持ちづらいと感じる。

アップリカがこの部分に意図して違いを出したのかは分からない。(多分違う)

フロントバーまわり

アップリカ ルーチェのフロントバー
(左)ルーチェ
サイベックス メリオのフロントバー
(右)メリオ

ルーチェとメリオ、どちらもフロントバーの質感は高い。
開閉のしやすさについて言うと、ルーチェは操作ボタンが下側に付いており、最初どこから開けられるのか分からなかった。
また、バーを挿入する入り口もメリオよりも狭い構造だったが、こうした理由がきっとあるに違いない…

シートまわり

(左)ルーチェ (右)メリオ シートの印象
(左)ルーチェ (右)メリオ

新生児用インレイはどちらもメッシュタイプで似ている。
センターよりの配置のルーチェに対して、メリオカーボンのそれは包み込むようにできている。

ハーネス・ベルトまわり

アップリカ ルーチェのクッションは分厚くてさらさら
(左)ルーチェ
メリオ カーボン 2022のシート&ベルト
(右)メリオ

ルーチェがマグネット式ベルトに対して、メリオは従来型のハーネスを採用。
着脱の容易さは圧倒的にマグネット式に軍配が上がるが、一部のユーザーはマグネットを不安に感じる人もいる。

リクライニングユニットまわり

リクライニングの角度調節ユニット (左)ルーチェ (右)メリオ
(左)ルーチェ (右)メリオ

シートリクライニングの角度調節を支えるユニット部分はルーチェの方が大きい。
全体的な印象ではルーチェの方がメリオよりも幅広であるが、このユニット部分の大きさの差がメリオのコンパクトさに比べて影響したと考える。

シートリクライニングの角度調節を支えるユニット部分はルーチェの方が大きい。
全体的な印象ではルーチェの方がメリオよりも幅広であるが、このユニット部分の大きさの差がメリオのコンパクトさに比べて影響したと考える。

車輪まわり

アップリカ ルーチェを折り畳むとハンドルが地面に接地してしまう
(左)ルーチェ (右)メリオ

TPU素材のメリオに対して、ルーチェはアップリカの定番素材。
静音性能はメリオの方が高そうに見えた。

直径はメリオが16cm。ルーチェもたぶん同じだろう。

どちらのデザインが好みかな?

折りたたみ後の大きさ

真上から(左)ルーチェ (右)メリオ
真上から(左)ルーチェ (右)メリオ
折り畳み後の大きさの違い (左)ルーチェ (右)メリオ
(左)ルーチェ (右)メリオ

折りたたまれた状態を比較するとわずかにルーチェの方がコンパクトに見える。

上部にはどちらにもハンドストラップがあり、手で持ち運びやすい。
重量6kg以内のたまものだろう。

アップリカ ルーチェを折り畳むとストラップが見える
(左)ルーチェ
サイベックス メリオを折り畳むとストラップが見える
(右)メリオ

じっくり見ていると気になる点が、、

アップリカ ルーチェを折り畳んだ
アップリカ ルーチェの折り畳み後の姿
センターバーが横に通っている

このフレームがあるならストラップの方は要らなかったのでは?
なぜ付けたのか不思議である。。

そして、最後に注意して見てもらいたいのが以下の違いだ。

アップリカ ルーチェのハンドルは折り畳むと地面に接地する
(左)ルーチェ
サイベックス メリオのハンドルは折りたたまれても接地しない
(右)メリオ

ルーチェのハンドルが地面に接地しているのに対して、メリオは接地していない。
コロナ禍で衛生面を心配する人はどう考えるだろうか?

その他(メリオ側の写真はありません)

通気性が高そうなシート背面構造
ルーチェのシートリクライニング操作用のトリガーボタン

ルーチェのシートリクライニングの角度調節方法はメリオとまったく同じ。
心配しないで!

通気性が高そうなシート背面構造
アップリカ自慢のWサーモメディカルシステム

ルーチェのシートバックはいかにも通気性が高そう。
まぁ、ここでメリオと見分けられるといえばそうなるけれども大概はベビーカーフックで隠れちゃうから。。

アップリカ ルーチェの面下空間容積 57ℓ(耐荷重5kg)
ルーチェを対面式にして前側から見たところ

ルーチェのシート下荷物カゴの空間容積はクラス最大級の57ℓ(耐荷重5kg)!!
正面からすれ違う人はなにかキャリーワゴンに椅子がちょこんと付いているの?と思うぐらい圧倒的スペース。

いや、もうこうなるとここにチャイルドシートかペット用座布団でも敷きたくなるぐらいです。

アップリカ ルーチェのフットブレーキ部分
ルーチェのフットブレーキ位置は右より

ルーチェのフットブレーキの位置は右より。
メリオ 2020年モデル、2021年モデルと同じ位置であるが、つい先日先行して発売された2022年モデルではこの位置がセンターに来たので上手くかわされた感がある。

「サイベックス、もしかして知ってた?」

メリオ VS ルーチェ<走行性比較>

これがですね。
期待を肩透かしするわけですが動画を撮っていません

というか、ここはアカチャンホンポさんの売り場だったのでさすがに堂々とそれを撮影するのははばかられました。。

店内を押して回った印象としては、操舵性はほぼ同じです。
ただ、ツルツルの床の上を押し比べただけなのでまったく参考になりませんが、、

もう少しヒントとしては、何も乗せていない状態の違いとして、

メリオだと前輪が少し浮つく(ウイリー気味になる)のに対して、ルーチェは前輪にも重みを感じ(安定)ました。

私の経験上、これについてはどちらが良い悪いとはここで言えないですね。
メリオには後輪よりの重心をあえて取ることで段差乗り越え性能を少しでも高めようとしている狙いを感じます。

実際にルーチェを段差に突入させてみないとここの性能差に言及できません。

一方、サスペンション性能については、

再生リスト
2つめの動画にリクライニング調節方法が見られる
メリオよりも1段多く使いやすい

ルーチェは全輪サスペンション搭載で、特に後輪の効きは良かった。
後は本当に段差に突入した場合にどうかというところ。

メリオ VS ルーチェ<その他見えづらい部分>

アップリカ ルーチェはトラベルシステムにも対応
これはどちらの?

さてと、ここまででメリオとルーチェの違いについてかなり詳しくなっていると思う。

最後は、購入後の生活を考えた場合のカタログには見えづらい部分について紹介して終わりにしたい。

まずは、

オプション品(別途購入)の豊富さの違い

本体には付属してこないオプション商品のバラエティに違いがある。

サイベックス メリオアップリカ ルーチェ
新生児用インレイ
単品購入可
×
単品購入不可
シートマット
3Dメッシュシートライナー

マルチシートマット
ハンドマフ×
なし

あり
フットマフ
プラチナムフットマフ

フットマフ
レインカバー
メリオ専用レインカバー

マルチレインカバー
カップホルダー
あり
×
なし

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RISU

メリオの方が少しだけモデル専用のオプション品が多いですね。

管理人パパ

アップリカはブランド全体をカバーするオプション品が多い。そのせいかどこかデザインのトーンに幅があるよな。

トラベルシステム対応を比較

どちらもトラベルシステムに対応していますが、ルーチェはそれに加えてキャリーコットの装着にも対応。
新生児からの移動にも安心でしょう。

サイベックス メリオアップリカ ルーチェ
アダプター
メリオシリーズ カーシートアダプター

ルーチェ TS アタッチメント
装着対応
ベビーシート

cybex エイトンM(ベースM)
cybex クラウドZ(ベースZ)

エアキャリー(トラベルシステム ベース)
キャリーコット×
なし

キャリーコット & カーベッド

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RISU

意外にもトラベルシステム構築にかかる費用感は同じぐらいですね。

管理人パパ

うん。トラベルシステムを構築するともう一台買えてしまうけどな。。

【まとめ】で、結局のところ「見えづらい違い」とは何だったのか?

ちょんと読んでくれた人は分かっただろうけど、目次からここにビヨーン!とジャンプしてきたアナタでも分かるように言います。

私が感じている表には見えづらい違いとは、

ルーチェはメリオに近いものがあるが似て非なる使い勝手

それは、折りたたみ・展開のしやすさだったり、ハンドル周りのユーザビリティ(地面に接地・高さ調節動作のしやすさ)の違いです。

見た目はほぼ同じですが、使い勝手がかなり違います

ただ、今回の検証では外で走らせていないので、これでルーチェの方が悪路でも圧倒的に押しやすかったり、段差乗り越え性能が高かったらごめんなさいです。

アップリカの挑戦として素晴らしいものがありますが、いまようやくメリオが国内で発売された2020年3月当時に立っている印象です。

2年かけて熟成されたメリオ3に対して、ルーチェはまだ初代。
ここから追いつけ、追い越せに期待したいです。

管理人パパ

一般消費者としては競争大歓迎!
でも、アップリカを思うとメリオにない価値をラクーナスムーヴの改良で見出して欲しかったかも。

RISU

隊長の相談室アーカイブを読むと「ラクーナ→メリオ」の買い換え希望者が目立ってましたもんね!

管理人パパ

ラクーナは悪くないベビーカーだと昔から言ってるんだけど、最近のママのニーズは「段差乗り越え」と「姿勢サポート」だからな。
でも、この流行も見方を変えて提案すれば形勢は逆転する。

RISU

そっ、それはなんと申す❗❓

管理人パパ

それは、メーカーこそ気づいているはずだけどね。

RISU

うぐっ!

メリオとルーチェの優良販売店

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管理人による旬の買い方紹介

2024年4月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月リニューアル)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

私は私でできることをやっていきます。

基本はトータル7万円で卒業するのが理想

どれか一台だけと言われればコレ👇
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2024年のベスト評価

管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
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