2024年3月のタイプ別おすすめ 

ブリタックス・レーマー グラビティ2の後悔とおすすめポイント解説

ブリタックス・レーマー グラビティ2の口コミ(メリット・デメリット)
目次

イギリス発ドイツ育ちの老舗チャイルドシートブランドから
日本限定で発売されるどこかで見たような背面式ベビーカー

イギリスで創業したブリタックス社とドイツのチャイルドシートメーカーのレーマー社が合併してできたベビーカー・チャイルドシートブランド『ブリタックス・レーマー』。
その歴史は古く、英国王室御用達だったブランドでもある。

そんな由緒正しいブランドから新しい背面式ベビーカーがランナップに加わっていた。
それがこちら。

■ ブリタックス・レーマー グラビティ2

価格49,500円
対象生後1カ月~36カ月(体重15kg)まで
重量8kg
横幅48cm
ハンドル高105cm
リクライニング無段階リクライニング
付属品
公式サイトhttps://www.britax.jp/products/stroller/gravity2.html
¥46,200 (2024/03/19 00:52:06時点 楽天市場調べ-詳細)

すぐれた特徴(メリット)

  1. 三つ折りに畳めるコンパクトサイズ(片手の軽いアクションで自動で閉じてくれるので腰痛持ちに嬉しい!)
  2. 新生児から4歳ごろ(体重22kg)まで長く使えるA型ベビーカー
  3. シックで質感の高いデザイン
  4. 大型の日除け
  5. 大容量バスケット
  6. トラベルシステムに対応(ブリタックス・レーマー社製のベビーシートの装着可)

全長も81cmとコンパクトで小回りの良い軽快な走行性が期待できるでしょう。

懸念点(デメリット)

1)105cmの全高(ハンドル高)は平均的な成人女性の身長(158cm)からはかなり高い印象。

男性には良いかもしれませんが、ハンドル位置が高すぎて胸元でハンドルを構えたい腰痛持ちさん以外は操作しづらいかもしれません。

また、ハンドル位置が高すぎると片手での操作は困難になります。

2)小さく畳めるけれども決して軽いとは言えない本体重量(8kg)

フレームもやや太く、頑丈な印象。4歳まで使えるということで耐久性の自信がうかがえますが、重量は可愛くありません。
6kgを超えると重く感じると言われるベビーカーで、8kgは「やや重いな」と感じるはずです。

3)どこかで見たことがあるような・・・

後述しますが、他社ブランドにてすでにこのカタチとそっくりなベビーカーが発売されてきました。
デザインを調整した焼き直し商品の印象を受けます。

クリエイティブ気をつけないと、アジア人を誘拐した西洋人カップルのように見えますよ。。

こんな人におすすめ

  • ベビーカーの購入は1台だけで抑えたい(A型とB型兼用の長く使えるものが欲しい)
  • 夫婦揃って身長は高めだ(165cm~)
  • 対面式にはこだわらない。おしゃれなベビーカーで、周りと被らないものが欲しい
  • 車での移動は必須。赤ちゃんが生まれたらチャイルドシート(ベビーシート)も買う予定がある
  • 目的地に到着しても「起こすことなく寝たまんま」子どもを移動したい
管理人パパ

車移動の多い長身の夫婦が、トラベルシステムを活用して外出から帰宅も、自宅から外出先へも、子どもを起こさずにスムーズに移動できるベビーカーとして活躍の途が用意されています。

ライバル候補について

さて、先述の他社ブランドのよく似たベビーカーについてですが、それらがライバルに当たるでしょう。

下記のとおり、見てもらうと一目瞭然ですがカタチも造りはほぼ同じ。
どれも試したことがありますが、ハンドルの高さもほぼ同じでした。

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機能性や本体重量がほぼ同じなら、あとはデザインの好みで決めるで良いでしょう。

どこで買えるの?

ブリタックス・レーマーの直営店パートナーショップおよびオンラインモール(Amazon・楽天市場)での販売になります。

■ ブリタックス・レーマー グラビティ2

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決め手はコレ!(管理人VOICE)

先にも書きましたが、ハンドル位置が高く、平均的な身長のママ・パパでは高すぎる印象です。
ですが、「コンパクトになりながらもハンドル位置が高いベビーカーが欲しかった!」という人にはうってつけのベビーカーでしょう。

あくまでも出自は外国です。
欧米人に合わせた規格で作られた商品ですから、ヨーロッパ体型の人にピッタリといえそうです。

その他、平均サイズの日本人にも使いやすいベビーカーは下記にまとめています。

コンパクトになることは良いことです。
玄関先でもかさばらず、すっきり収納できそうですね。

管理人パパ

「これが合う人はマイナーだけれども、きっとコレじゃなければいけない人もいるな。」
そんな一台でしょう。

このベビーカーの総合評価
3.2
  • 押しやすさ
    (3)
  • 機能性
    (3.5)
  • 携帯性
    (3)
  • デザイン
    (3.5)
  • 価格
    (3)

管理人による旬の買い方紹介

2024年3月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月発売見込み)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

私は私でできることをやっていきます。

基本はトータル7万円で卒業するのが理想

どれか一台だけと言われればコレ👇
¥69,520 (2024/03/18 20:51:11時点 楽天市場調べ-詳細)
2023年のベスト評価

管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
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