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移動の多いタフな親向けのコンパクトベビーカー
代官山を巡っていた際に少し触ってきました。
期待していましたがフレーム部分のきしみが気になりました。
これはハンドル長がかなり長めに取られていることによるものかと思います。
予想どおりスタイリッシュで、コンパクト。
街中での買い物や保育園の送迎で使うには少し小さすぎるといった印象。
しかし、空港や新幹線での移動がとにかく多い!という人には通路を占領せず、コンパクトに収容できるのは嬉しいところ。
コンパクトではあるけども、決して軽いというわけではない(7.98kg)ので、そこを期待してはいけないけれども、その重さがコンパクトながら走行安定性を高めているポイントなのかもと感じました。
このベビーカーのライバルは?
ベビーゼンのYOYOでしょうね。
あちらはもう少し丸みを帯びた形状で『0+(ゼロプラス)』というモデルがありました。ゼロプラスなら対象は生後0ヶ月から使えます。
あちらの難点はハンドル位置が固定で高いこと(106cm)。
これは私の身長(180cmくらい)でも高く感じました。
「コンパクトなのに、ハンドル位置がこんなに高くてどうする!」と思いましたが、こちらのアントであればハンドル位置を二段階調整できるので95cm(低い位置の方)であれば問題ないはずです。
このベビーカーのデメリットは?
移動用じゃないもう一台が欲しくなるはず。
シートの耐荷重は22kgとなっていますが、シート幅が狭く(一般的なベビーカーと比べて10cmほど)、座面の深さもそれほど取られていません。
リクライニングが95°まであるの小さいお子さんを乗せて「急げ~~!」とさっそうと空港でベビーカーを走らせる親御さんをイメージさせてくれますが、やっぱり子どもが小さい時期に使用は限定されてくるでしょう。
狭いベビーカーという小さな枠にはめず、ゆったり大きく育ててあげたいという人には、やはり別のご近所用ベビーカーが欲しくなってくるはずです。
ユーザーを選ぶベビーカーですが、選ばれた人にはピッタリなのかもしれません。2歳ぐらいまでの利用や、移動・出張用にとわりきって買えるリッチな人向けでしょう。
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