いつ取り上げようか迷っていたけれど、情報がまとまってきたこのタイミングで。
タイトルのとおり自動走行するベビーカーが発売される。しかも今年中に。
詳細については下記の記事が詳しいので5分以上時間のある人は読んでみて。
テクノエッジ TechnoEdge
自動運転ベビーカー Ella 発表。上り坂アシスト・自動ブレーキ・無人時はハンズフリー走行など機能満載 | …
カナダのスタートアップGlüxkind Technologiesが、自走機能付きスマートベビーカー「Ella」をCES 2023に出展、イノベーション賞を受賞したと発表しました。
要約すると…
- カナダのスタートアップ企業が開発
- 価格は50万円
- 後輪が電動式になっていて走行アシストが効く
- 坂道でうっかり手を話しても自動ブレーキが作動
- 推奨していないが手放しでも走行する(自走)
- AIと360度カメラセンサー搭載で障害物を検知
- NVIDIA(米)のJetsonプラットフォームで処理
- 深セン出身のエンジニアも
- 2022年中に予約した人は4月に配達される(予約サイト)
- 2023年今から予約の人は早くて7月の配達となる
とにかくどんな感じで動くの??が気になったはず。
代表的な動画を掲載しておく。
この記事の目次
管理人VOICE
スペックシートを見たところ重量は13.6kg。
軽くはない。重すぎる。
しかし、日本と欧米諸国を比較した場合「ベビーカーの使われ方」自体が違うことを割り引いて考えなければいけない。
- バリアフリーが日本よりも進んでいて
- しかし悪路は悪路としてしっかりあり
- 車での移動が中心で
- ベビーカー利用時は荷物もたくさんある
そんなときに頼れるのはゴツくて重くても、悪路にも信頼のおけるゴツいタイプ。
使われ方が違うので日本ではEllaの出で立ちに驚きしかないが、海外だときちんと市場の隙間はあるはず。
無理な挑戦ではないと感じた。
一方、ベビーカー電動化の波は数年前から来ており、現実的なモデルとしては人気ブランド『サイベックス』からも『E-PRIAM(イープリアム)*』があった。
*公式オンラインストアまたはフラッグシップストア(表参道店)のみで販売
日本だとまずこのモデルがどこまで売れているかが鍵になる。
多分、まだ着火していないはずだ。
しかし活路は意外なところにある。
ここ3年のうちにベビーカー市場には大きなパラダイムシフトが訪れるだろう。
有料note