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ファーストベビーカーのダークホース。2017年生まれのちょっと古めの設計が逆に珍しくて優越感
イタリアのベビー用品メーカー「Peg Perego(ペグペレーゴ)」。
日本では名古屋の会社「KATOJI カトージ」が販売代理店となっていますが、ここ数年で取扱量が大きく減らされているみたいです。
しかしながら、一部のベビーカー商品は面白いものもあり、検討の余地ありだと私は思っています。
そんなラインナップの中から、フットマフ付きベビーカーとして特におすすめなのが、ペグペレーゴの「Si(シー)」というモデル。
- ハンドルの高さ調整が3段階で可能(102.5cm/105cm/107.5cm)
- リクライニング角度も3段階(100°/125°/150°)で幼児期の上体起こしも楽
- ヨーロッパの石畳もOKな大径タイヤ(16cm)と全輪サスペンション
- トラベルシステムにも対応しておりベビーシート取り付け可能
- レインカバーも最初から付属
ということで、ファーストベビーカーとしてなかなかの性能。
7.8kgという重量は軽々とは言えませんが、サイベックスのMIOSやエアバギーと比べても2kg近く軽く、ファーストベビーカーの中では良しと言えるレベルです。
では、何が不満なのか? ランキングの上位に挙げられない理由なのか?
気になる人もいるでしょうが、その理由をさっと挙げると、
- メカメカしくて大きい・重たいという印象が先行しており、半分は正解
- 発売が2017年ということもあり、折りたたみ後も高さがあり、昨今のコンパクトブームの蚊帳の外にいる
- 乳児期は不安に感じるほどシートが広い。しかし幼児期は広々で◎
背もたれを最も起こせるタイプのファーストベビーカーというところが面白い点です。
こちらの方の感想のとおりですが、私もカトージの店内で試させてもらったときに、折り畳みと荷物カゴの入れづらさには多少不便を感じました。
ただ、この手のベビーカーって、「もう少しこうであればな・・・」と思うところと、「他には無い際立って良いところや、マイナーであることの優越感・・・」みたいなところもあるので、それを許せる人にはド・ストライクになる可能性もあります。
メカニカルな印象で、男性的なベビーカーと言えばそんな感じですが、ちょっと他とは違ったデザインのベビーカーを探している人や、ベビーカーに安定感を求める人には今が安くなっていておすすめです。
P.S. ちなみに、今回の「Si」の後発モデルが下記の「ブック51」。こちらをおすすめするメーカーの気持ちも分かるのですが、押してみたところあまりにも重く、さらに大きいので、個人的には「Si」派です。
¥69,800
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管理人パパ
この冬からベビーカーをはじめる人には「Si」は検討の余地ありでしょう。お店で試せないのが難しいところですが。「ちょっと変わってるね…」が褒め言葉に感じられる、直感で生きているような人に向いています。