2024年3月のタイプ別おすすめ 

【おいしいベビーカー】ベビーカーの本領発揮時期についての考察

正面から(左)リベル (右)イージーS2

こんにちは。

タイトルだけ見てやって来た人は「美味しいってなんや!!」でびっくりするかと思います(汗)

【おいしい】とは、「=うまみのある」

ベビーカーの美味しいとはつまり、そのベビーカーが最も本領を発揮できる時期(子どもの月齢)という意味です。

実は、有料でベビーカーの購入相談を受け付けている相談室(詳細はこちら)にこんなご質問がありました。

サイベックスのリベルとイージーS(旧モデル 2018)が同じ値段で手に入るなら、どちらがいいでしょうか?

これ、一見するととても答えにくい内容です。

サイベックス イージーS2とリベル
写真(左)は「イージーS」ではなく「イージーS2」です。(右)リベル

どちらもB型。
リクライニング角度はリベル(110°)とイージーS(125°)で上体を起こせる点ではリベルが優位に見えますが、実際はそこまでの差が無いようにリベルを利用していて感じました。

重さも5.9kgで同じ。
普通に考えると「折りたたみ後の小ささの程度」で決定するものかと思われます。

つまり、自転車カゴにも積めるほど小さくなるリベルは、「自転車でも移動するなら」の大前提で「イージーSを上回ること」ができますし、

逆に、もう少し安定感のある乗り心地でゆったりと行きたいなら「イージーSはリベルを上回る」でしょう。

どこが決め手になるか・・・

で悩むという。

でもこれ、私はこう考えます。

サイベックス リベル

元々はトラベル用ベビーカー。小さくなるを最大の利点としてそれ以外は常用ベビーカーに1段劣る。
が、日本では日本人サイズにピッタリ、全長が短いことによる旋回性能の高さは人混みで対向する人を避けるストレスを最高に減らしてくれるというのもあって忖度好きの日本人には好まれた。玄関が狭い、車のラゲージスペースが狭い(または後列の足元に滑り入れたい!)という救世主としても好まれている。

美味しい時期:生後8ヶ月~2歳ぐらいまで(フットステップが無いからこのぐらいでJeepに乗り換えもOK)

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サイベックス イージーS

サイベックスから発売された常用B型ベビーカー(2018)。リコールが一度あり、リニューアルされたが(S2/S B2)本体重量が5.9kgと軽く、Jeepバギーの代わりを求める高級ファーストベビーカーのセカンド用に根強い人気を誇る。
バンパーバーは廃番となり入手困難だが非公式に対応しているものがマーケットで売られている。しかし、あくまでもJeepバギーと同じような使い方(=歩くことに興味。ベビーカーには疲れたら休みに戻るか寝るか)が大前提のため、バンパーバーは個人的に不要(なぐらいの時期から使うといいよ)と考えている。

美味しい時期:1歳半すぎ~4歳ぐらいまで(フットステップがあるから自分で乗って、降りて)

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レビュー記事を読む

というように、

メーカーのカタログ値にある対象年齢だけを見ていては分からない『おいしい時期』というのが各ベビーカーごとに存在すると考えています。

これからベビーカーを探そうとされる方や、ある程度調べはついたけれどあと少し候補を絞り込めずにいるという方は、それぞれのベビーカーが最も本領を発揮しそうな時期を考察し、自分たち家族にあった最高の便利を叶えるために適当な判断をしてもらえればと思います。

今回のご相談者のお子様は2歳だったので、イージーSをおすすめしました。
将来の二人目時にはトラベルシステムで対面式にもなるという点も加味して。(リベルも対応していますが)

といっても、

「それが難しいんじゃい!」という方は、引続き私のこのブログを適宜チェックしていただき、

「いや、もうそんなの読み込んでいる時間ないから、、」とか、

「どうも雑誌や、ネットでググっても検索結果の1ページ目に出てくる大手の情報を信用できないよな、、」という人は、

やっぱり、相談くださると早いかもしれませんね。

RISU

隊長!!
人助け風に書いておきながら、最後はうっかり宣伝しちゃいましたね!

管理人パパ

・・・

管理人による旬の買い方紹介

2024年3月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月発売見込み)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

私は私でできることをやっていきます。

基本はトータル7万円で卒業するのが理想

どれか一台だけと言われればコレ👇
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2023年のベスト評価

管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
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