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【ベビーカーの値段はどうやって決まる?】メーカーと小売、そしてネットショップとの関係を値決めから予想した

この記事は購入相談実績100件以上、100台以上のベビーカーを押し比べた管理人パパがお届けしています。

だらだらメモです。

勝手に予想して書いているだけなので、特に意味はありません。

ベビーカーの値決めは、

メーカー:
メーカー希望小売価格を30,000円とすると、

小売店:
上記の60%~70%(取引量による)の掛け率で委託販売しているから10%程度の店頭値引きは可能かと思われる。ただし、それ以上は店舗経費もかかってくるので店舗からの発送は送料無料にできない。

小売店のネットショップ:
掛け率などは上記と変わらないが、店舗テナント賃料や販売員の人件費などは考えなくていいかわりに、ECの運営責任者やささげ要員の雇用コストと倉庫コストなどがかかる。

経費は上記より圧縮できるので、送料無料は可能(配送料は2,000円程度。売上の7%程度を圧迫)。ポイント10倍(3,000円引き)あたりまでは可能。

ECショップの場合は、つまり『ポイント還元』と『送料無料』で売上の15%程度を、そして、クレジットカード利用料で3%、梱包用資材などで2%、そして運営担当者の給与や倉庫賃料とECシステムにかかる経費の按分でさらに10%程度持っていかれていてもおかしくない。(合計で販売価格の3割のコスト)

ということで、委託販売の掛け率ではベビーカーが1台売れるごとに利益率は5%~10%程度(先程の例では3万円のベビーカーを販売するごとに1,500円~3,000円の利益が出ればいい方なのかもしれない。

目次

海外のメーカーの場合は?

メーカーの発祥地で製造したものが船便で到着しているわけではない。

外国ブランドのベビーカーのほとんどが今や中国製造。
関税の特恵を受けて、中国から『日本仕様の海外ブランド発ベビーカー』が輸入されている。

ここは、コンビ、アップリカ、ピジョンなど中国製造だが国内メーカーとしてベビーカーを販売する大手と同じ物流の流れだ。

海外モノの場合は、日本側に販売代理店を立てて、そこを入り口に委託販売がなされていると思われる。

または、エアバギーのGMPインターナショナルやカトージのJoieなどでは、取り扱う海外メーカーのベビーカーのOEM製造を自のラインナップと同様に引き受けている場合もあるのではないかと予想する。

結局、海外ブランドのベビーカーにせよ、どこの人がデザインしたベビーカーなのか?しか大きな違いを見いだせないこともあるだろう。

作っているのはどこも中国・台湾あたり。
これはクロスバイクやロードバイクの一大生産地と同様だ。

モーターのない乗り物はこういうことになっている。

管理人について

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』にも以前出演させていただきました。
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