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管理人パパ

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ベビーカージャーナリスト

プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。講談社や晋遊舎の記事監修など

RISU

見習い

初産の妻のためにベビーカーを勉強中♂

とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出す。代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受けて弟子入り

最新ベビーカーのおすすめ

【体験談】ベビーカーは何歳まで?いつまで乗れるかを年齢別に紹介

この記事の目次

一般的には3歳まで
昔はそれ以上まで乗せていると恥ずかしいと言われたが…

わたしの三児の育児とベビーカーの経験では、

  • 2歳頃には乗り降りも増えてきて(歩くから)
  • 3歳頃では空のベビーカーを押すことも多く
  • 4歳なら万が一(テーマパークなどイベント外出で)寝たら…の保険用に

といった使い方をした。

周りを見ていてもこのような使い方が6、7割かと思う。

生後3ヶ月

残りの約3割がどう違うかというと、

  • ベビーカー大好きっ子で4歳過ぎてもなかなか降りたがらない
  • 時短や安全上の理由でママ・パパが子を長く乗せたい
  • 体調が悪そうなので体力を節約するために

が多いように感じる。

ここは関わり方でなにが正しかろうが変わる部分。

一方、一般的なデータとして「みんなは何歳で卒業したか?」が知りたくならないだろうか?

ある。

2歳半

最もサンプル数が多かった(1,000*)アンケートを楽天ママ割が行ったものに見つけた。

https://event.rakuten.co.jp/family/story/article/2022/stroller/
*サンプル数が1,000件あると標本誤差は2%以内に収まるため信頼できるといえる

このデータによると、

A型・B型ともに卒業時期

  • 「2歳」という回答が最も多く
  • 「3歳」がその次

という結果だった。

トイレなんだけどね(3歳)

実際に、

長男が生まれた2012年から今の三男(2024)まで、街角でベビーカーを押す両親、そしてそこに可愛く乗せられている子どもたち乗らずにベビーカーを押している子どもたちを見てきた10年以上の実感としては、

  • 2歳後半で4割卒業(40%)
  • その後3歳までに3割卒業(30%)
  • 最後の3割(4歳以上)が先の理由に挙げたとおりで残っている(30%)

という印象だ。

当たり前だけど理由は「子どもが歩きたがったから」がほとんど。

あとは

  • ベビーカーが悲鳴をあげた(耐荷重不足で押しづらい・壊れた)や
  • 大きい子どもを乗せていて自分(親)が恥ずかしく感じたからなど

でも個人的には、そういう世間的な認識を十分に分かったうえで

世の中のそれぞれの家庭独自の都合というものはきっとあるだろうから

まだなんとかいける(4歳)
フォックスからシートを外して寝かせたまま家の中へ
管理人パパ

4歳ってもう大きいけど、わが家の中では末っ子なのでいつまでも赤ちゃん気分が抜けない(ワシが)

ここは柔軟に考えて

  • ママが少しでも自分のペースを優先して(外出のスピード感・交通安全)で長く乗せたい
  • 体重がある子どもだからもう出先で抱っこなんて絶対無理!を心配して長く乗せたい
  • 下肢にハンディキャップがあるがまだ福祉バギーを使うほどの体格ではないから長く乗せたい

に寛容な世の中であって欲しいと願っている。

管理人パパ

実際にわたしへの購入相談依頼で福祉バギー代わりに選んで欲しいといったケースも2件ぐらいありました

こんな歳になっても乗せていて恥ずかしい…は軽く限界突破

子どもの成長の読んだベビーカー選びのポイント

子どもの成長スピードは様々です。

大きめの子もいれば、小さめの子もいる。
小さめの子でも活発なら肉付きがよくなり(筋肉)、体重は重くなる。

そんな様々なお客様のタイプに一概に「長く乗れる」とはメーカーも言えません。

メーカーが長く乗れるベビーカーであることをうたえる唯一の方法はシートの耐荷重能力を説明することです。

例えば、ベビーカーを探し始めたアナタはこんな表記を目にしたことでしょう。

生後1カ月~36カ月 (体重15kg以下)

国内メーカーのベビーカーに多いですね。

一方、こんな表記も見かけます。

生後1ヶ月〜22kg(4歳ごろまで)

前者は国内メーカーのベビーカーに多く、後者は海外ブランドのものに多く見られます。

ベビーカー選びのほとんどがこの2パターンのいずれかになります。(B型なら生後6, 7ヶ月~)

つまり、

体重(耐荷重)対象年齢
国内ブランドに多い15kgまで3歳まで
海外ブランドに多い22kgまで4歳まで

これが基本中の基本です。

そしてここからが応用編になりますが、海外ブランドの場合(グローバル市場でたたかっているメーカー)、各国の子どもの年齢別身長は様々になるので「●歳まで」という表記をしないことがあります。

それに対して、私たちができることは、我々の子どもの年齢別標準体重とベビーカーの耐荷重を照らし合わせて期待できる利用年齢の限界を知ることだけです。

例えば医学博士など専門家がサポートする成長の専門サイト「スクスクのっぽくん」から年齢別身長データを引用し、年齢別に求めたい耐荷重能力を計算してみました。

■ ベビーカーの耐荷重と年齢の関係表(引用元データより算出)

平均体重(男女)メーカー年齢表記
3歳15.2kg15kg以下
4歳17.3kg18kg以下(国内)
22kg以下(海外)
5歳
実質的な限界ゾーン
19.7kg
6歳22.6kg
7歳25.4kg25kgまで
8歳28.8kg
9歳32.6kg
参考:https://www.suku-noppo.jp/data/average_weight_boy.html

表をよく観察すると、メーカーが表記している重量に余裕を持たせていることがわかります。
これはシートの下カゴ(荷物かご)の積載可能重量を含めた考え方によるものです。

参考までに。

4歳以上向けの選び方

耐荷重の表記だけ見ていたらドツボにはまりやすい
長くなった脚をどう考えるか?がポイント

4歳、5歳というと脚もずいぶんと長くなっているので寝たときにその脚が地面に引きづられないかが課題になる。

三輪ベビーカーのように姿勢はやや後傾するが脚を前に投げ出せるタイプ*ならそのリスクも少なくなる。

*参考:5歳が乗車例(https://kristybythesea.com/city-mini-gt2/

ただし、それでもある一定ラインを超えると前輪に足が巻き込まれるようなリスクは残るだろう。

国内にこの条件を満たせるベビーカーは少なく(たしかに耐荷重は22kgだが子どもの体格を受け止められるスケールのものは限定される)、大目にみてバタフライ程度。

なお、このカテゴリーで両対面式を挙げること自体がナンセンスなのかもしれないが、私が子どもたちを乗せていて5歳が乗っても運搬可能レベルだったものはバガブー フォックスぐらい。

どちらもハイシートなのでそれはもう目立ってしまうのだけれども、それほど長く乗り続けられるということ=剛性の高さからくる重さのデメリットをそこで帳消しにしてくれる点は強調しておかなければならないだろう。

これぐらいのレベルになると将来売却してバタフライ再購入の軍資金にすることが可能だ。

(左)バタフライ (右)エアプラス

細かいところだが膝下の余裕はバタフライの方が大きい。

逆にエアプラスの方が足置き場に足裏が接地するのが早いだろう。

ただそこについてもバタフライはレッグレストでその1~2歳の中間年齢の課題を吸収しているところが魅力である。

(左)バタフライ (右)YOYO

こちらも上と同様。

どちらの方が長い時期に渡って足を投げ出せるかは明白。

バタフライは他社の競合モデルよりもやや全長が長めである点に操舵感の点で不安に感じる人は少なくない。

ただそこにいつくもの「なぜならば…」があるのがこのブランドの魅力だと感じている。

管理人パパ

4歳を超えて、5歳以降まで長く使えるベビーカーは実は日本に少ないです。

年齢別におすすめのベビーカー

4歳ごろまで(18kg前後)

5歳ごろまで(20kg前後)

このレベルからは格段に脚の長さの問題が出てきて厳しくなってきます。

6歳ごろまで(22kg前後)

日本未発売
¥31,140
22kgまで

7歳ごろまで(25kg前後)

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