2024年3月のタイプ別おすすめ 

アップリカ ルンルンの後悔とおすすめポイント解説

アップリカ ルンルンの口コミ(メリット・デメリット)
目次

荷物が多い・トートバッグをそのまま積める!
ママの肩の荷が下りるベビーカーは第二子用にも◎

アップリカのベビーカーラインナップに今年新しく追加された軽量両対面式A形ベビーカー『ルンルン』。

アップリカの両対面式と言えば、最上位機種の「オプティア」、安定人気の「ラクーナ」そして、軽量の「カルーン」のシリーズがそれぞれあるなかで、なぜわざわざ新モデルの投入が必要だったのか考察してみました。

■ アップリカ ルンルン

発売日2021年4月
価格55,000円
対象生後1カ月~36カ月 (体重15kg以下)
重量4.9kg
横幅47
ハンドル高101.6cm
リクライニング115°~150°
付属品ハンモック式ミニバスケット(ポーチ)
公式サイトhttps://www.aprica.jp/products/babycar/detail/reversible_lw/runrun/
¥43,800 (2024/03/19 10:09:14時点 楽天市場調べ-詳細)

■ アップリカ ルンルンコンパクト(ベビーザらス限定モデル)

発売日2021年4月
価格オープン価格
対象生後1カ月~36カ月 (体重15kg以下)
重量5.0kg
横幅47
ハンドル高101.2cm
リクライニング115°~150°
付属品ハンモック式ミニバスケット(ポーチ)
公式サイトhttps://www.aprica.jp/products/babycar/detail/reversible_lw/runrun_compact_tru/

一般モデルとベビーザらス限定モデルの違い

  • ハンドル角度調整機能がついている
  • オプティアに付属しているものと同等の「洗えるリバーシブルインナーシート」が付属

サイズや基本機能は同じで、上記の2点だけ異なります。
特別な機能・付属品の影響で市販価格も一般モデルと較べて9,000円ほど割高。
限定モデルのみ名前に「コンパクト」と付いているのは折りたたみ後ハンドルを畳んでさらに全高を抑えられるから。

管理人パパ

これらの機能が必要かどうかは夫婦の身長差が20cm以上あるかどうかで決めたらいいけど、やっぱり一番の決め手はカラーだと思う。

アップリカ ルンルンの後悔とおすすめポイント解説
このスモーキーなグリーンが今流行中

すぐれた特徴(メリット)

  1. 軽量(5kg以下)
  2. 片手で折り畳み・展開できる
  3. 直径15cmの大型タイヤ(最上位モデル『オプティア』と同じ)で段差に強い
  4. 大容量バスケット空間
  5. ポーチ(ミニバスケット)が付属しており携帯品の取り出しが便利

オプティアの走行性の良さを目指しながら、カルーンに次ぐ軽量仕様で、しかも大容量の荷物カゴを搭載。
良いこと尽くめなバランスの良い一台です。

懸念点(デメリット)

  1. リクライニングはカタログ値ほど(115°)は起きなかった→120~125°程度

私がベビーザらスで試したモデルはルンルンコンパクトの方でしたが、背もたれを目一杯起こしてもやや緩い印象でした。

フロントバーがあるし、子どもが自発的に上体を起こして前の景色を楽しむには十分ですが、常に背中のサポートが垂直近く(椅子の背もたれのように)あると考えると肩透かしをくらいます。

しかし、こと乳児期(~1歳までや~1歳半)の育児には十分だし、総合的に見てプラスの方が多い。

ルンルンが追加された理由を考察

  • オプティアは最高級とあって機能盛りだくさんで重量に影響(7キロ)
  • ラクーナは重量5キロ半で適正範囲ながら背の高い荷物は積めない
  • カルーナは最軽量3キロ台ながら車輪・カゴも小さく長時間のお出かけは苦手

ということで、

  • 適度に軽く、
  • 段差に強く、
  • 荷物に強い、

そんなモデルを求める声が、アップリカ利用者から挙がっていたのでしょう。

でもやっぱり一番は、

  • かさばる荷物をリュックに背負って肩がこったり、
  • ハンドル掛けするも折りたたむときには転倒の危険性を間近に感じたり、

そんな荷物にまつわる課題を解決するため

「大型のシート下カゴ」「(すぐに取り出したい小物は手前に収納できる)ミニバスケット」という結論に達したのでしょう。

結果として、リュックフリーなベビーカーは「家族が増えたママにも嬉しい実用的な一台」になっています。

こんな人におすすめ

  • いつも外出時の荷物は多い方だ。きっと子どもを産んでもそうだろう・・・なママ
  • 自宅周辺や行きたい場所に5~10段ぐらいの段差がある
  • できれば軽々とバスにも乗車して病院や検診にも行きたい
  • トートバッグ好きである
  • すでに兄弟姉妹がおり、お古のベビーカーもあるが最新仕様のものを選んであげたい
  • 年子がおり、ただいま絶賛公園遊び・ボール遊びに夢中でお出かけの荷物が多い
管理人パパ

いろいろ試してみた印象では、操舵感はなかなか良い。安定している。機能面も最新設計と言える。リクライニングはがっつり起こせるものではないが、すでに兄弟がいる家庭でセカンドベビーカーを持っているなら、いずれそれに切り替えるから問題ない。「乳児期の最高の幸せをアゲイン♪」のごとく、兄弟の荷物もたくさん運べてハンドル掛け・リュックいらずの大容量カゴはまさにママの肩の荷が下りるベビーカー

ライバル候補について

ルンルンの価値は「荷物カゴが大きい(背の高い荷物を積める)」ことが一番。
ルンルンコンパクトのウリはさらに「夫婦の身長差をカバーするハンドル角度調整機能」があること。

ここに、軽量で、両対面式の条件が加わるとライバルは以下のとおりとなる。

ルンルンのライバルとなるベビーカー

ルンルンコンパクトのライバルとなるベビーカー

この中ではグレコ シティ スターGBだけオート4輪機能のない両対面式ベビーカーになるが、圧倒的な価格優位性がある。

重さの違いは最大で800g程度。どれも6kgに満たないものなので重すぎるということは無い。

RISU

最後の決め手はやはりデザインの好みでしょうね。

走行性の高さはルンルン以上。しかしカゴ収容力ではルンルンに軍配

折りたたみ時にハンドルをルンルンと同様に曲げられるのは良い。サイズ感はルンルンの方が小ぶり

荷物カゴ容量はルンルンと同等かそれ以上。走行性も高い。重量は800gオーバーで折り畳みの簡単さならルンルン

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ランフィの一段下のグレードながら多機能なコスパ商品。タイヤ直径が13.7cmとやや小ぶりで段差乗り越え性能ならルンルンが一枚上手

メッシュシート対応などもれなく最新機能が詰まったコスパ最強の両対面式。オート4輪に対応していないのが本当に残念。だから安いのだろうけど・・・

コンビ ホワイトレーベル スゴカルスイッチ エッグショック AN

コンビが誇るエッグショックシートはたしかに優秀。タイヤも大きい。しかし、なぜかハンドルを左右に振るとフレームのきしみ音が気になってしまう。ユーザーの意見に耳を傾け過ぎて、機能過多な印象

管理人パパ

「どこが正解なのか!?」を決めていくのは本当に難しいところ。ただ、私から一つ言えることは「第二子以降の子どものためにならばルンルン優位」。2歳までに乗り捨てる(その頃バギーなどセカンドベビーカーを利用する)ことも考えながら、上手に年子マネージメントを叶えていける可能性が高い。

どこで買えるの?

アップリカには公式オンラインストアが無いので、Amazon楽天市場といった大型のネット通販モールか、トイザらス・ベビーザらス(店舗・EC)で購入することができます。

■ ルンルン

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■ ルンルン コンパクト

決め手はコレ!(管理人VOICE)

ルンルンを検討中の方の多くが、または選ぶべき方は「予算が5万円以内」と決まっている人だと思う。

そんな中、2021年11月下旬に突如価格改定のあったサイベックス メリオ アルミ(2021年モデル)も実売価格が5万円を切っており、「噂に聞くサイベックスも気になるが・・・」なところなはず。

でも、まぁ落ち着いて欲しい。

あなたが欲しいのは「誰もが羨むモノ」なのか、それとも「疲れ知らずの相棒」なのか。

ベビーとの快適なお出かけを夢見るならば、周りの意見に振り回され過ぎてもいけない。

特に、ここに挙げたベビーカーのほとんどはトイザらスに行けば押し較べられるものだ。(カルナスとシティスターだけは店舗に置かれているところが少ないので、走行性能を他の8割程度と見込んで比較すべし。私が試して実際そう感じた。)

管理人パパ

定価が倍以上違うのだから、そりゃそうよ。

ランフィ、メリオ、スゴカルをルンルンと押し較べてくればいいでしょう。

けれど、「産後でバタバタしすぎてそんな時間も無いし、コロナ禍で外出はなるべく控えたい」と思っているなら、最後に一つアドバイス。

「Instagramを見なさい。」

それも、メーカー関係(アンバサダー?)の提灯投稿ではなくリアル感満載のものを参考にしてください。

RISU

なんで「ルンルン」だけ「ルンルンコンパクト」なんですか?

管理人パパ

調べてみたら、このタグだけアップリカの商品名付けのバグなのか「めっちゃ犬の画像だらけ」になってたからな・・・(参考にならない)

RISU

SNS時代の商品名選定って大事ですね(笑)

以上。

すでにJeepバギーなどのセカンドを持っていて、兄弟のお古も古くなっているような人にはおすすめの一台でした。

レッスン:慣らし運転に行こう

買った後で子どもを乗せずに慣らし運転して、越えられる段差と無理を知りましょう。

国内メーカーの軽いベビーカーは一寸(人差し指の第二関節ぐらい)の段差を超えるのは厳しいです。
無理して突っ込まず、見極めが肝心です。
急いでいても子どものために。

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試験的なサービスなので私がパンクしたらごめんなさい。

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このベビーカーの総合評価
3.1
  • 押しやすさ
    (3.5)
  • 機能性
    (3)
  • 携帯性
    (3)
  • デザイン
    (3)
  • 価格
    (3)

管理人による旬の買い方紹介

2024年3月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月発売見込み)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

私は私でできることをやっていきます。

基本はトータル7万円で卒業するのが理想

どれか一台だけと言われればコレ👇
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2023年のベスト評価

管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
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