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【レビュー】アップリカ カルーンエアー メッシュ 2021年モデルの口コミ(メリット・デメリット)

アップリカ カルーンエアー メッシュの口コミ(メリット・デメリット)

この記事は購入相談実績100件以上、100台以上のベビーカーを押し比べた管理人パパがお届けしています。

目次

アップリカ史上最軽量(3.9kg)の両対面式ベビーカー
荷物カゴが使いやすいデザインに変更(2021年モデル)
ラクーナとの違いは「オート4輪」がないこと!

アップリカから発売のベビーカーの中では最軽量を誇る両対面式ベビーカー。
両対面式を謳うものの、オート4キャス機能の搭載がないラクーナの下位機種(廉価版)である。

とにかく軽い(3.9kg)のがウリであるが、

  • 対面式は出来た方が嬉しい!
  • 軽いベビーカーが欲しい!
  • そして3万円以内で!

を満たすために対面走行時の操舵性(曲がりやすさ)は損なわれている。
ファーストベビーカーは短期利用を前提として様子見をしたいママ・パパが、セカンドベビーカーも前提に考えるならばの一台目としてこのコスト感が正当性を帯びてくる。

■ アップリカ カルーンエアー メッシュ

価格35,200円
対象生後1カ月~36カ月(体重15kg以下)
重量3.9kg
横幅45.5cm
ハンドル高100cm
リクライニング角度113°~165°
公式サイトhttps://www.aprica.jp/products/babycar/detail/reversible_lw/karoonair_mesh/

解説

前モデル(カルーンエアー AC)の発売からはや一年。
モデル名も微妙に変えて再登場。

主な変更点は次の3つ。

  • シートクッションがメッシュシートになった
  • 荷物カゴの容量アップ(22.6L→25.3Lにアップ。前から出し入れしやすいデザインに)
  • リクライニング角度が前後に8°ほど広がった

これらが価格据え置きなので加わったことが嬉しい。

カルーンエアーの特長

  • 両対面式
  • 軽い(3.9kg)
  • ハイシート(52cm)

このサイトでは、一貫して述べているが、「ハイシート+軽量」というのは、子どもの体重が増すごとに走行性が落ちると考えている。

高い位置に重さ(ベビーの体重)が加わり、さらに対面式特有の長いハンドルは車体がふらつきやすく、いわゆるハンドルのきしみを感じる原因にもなっている。

ハイシート(座面高が50cm以上のものを言う)ブームは都会のアスファルト環境を想定した新たに作られたマーケットだと個人的には感じているので、ハイシートを選ぶべきかどうかについては、そこまで気にしなくて良いとは思う。

価格は実売価格3万円程度と長く乗るためには納得のお値段。
子どもがビッグベビーの場合は早めに剛性の高いセカンドベビーカーへの乗り換えをおすすめする。

カルーンエアー メッシュを選ぶメリット

  • お手頃価格で両対面式ベビーカーを手に入れられる
  • 軽い
  • 開閉が片手ワンタッチなので楽
  • 折りたたみ後は薄め(30cm)なので玄関で邪魔になりにくい
  • 夏涼しいメッシュタイプのシートクッション

カルーンエアー メッシュを選ぶデメリット

  • 両対面式とはいうもののオート4キャス対応でないため対面式時の走行性は半減する
  • ハイシート且つ軽量なので、子どもの体重が増してからは操舵感が悪くなる
  • 夏は涼しいが冬は寒い!?(背中のメッシュシートから冷たい空気が)かもしれない

ライバルとなるベビーカーは?

軽量で、オート4キャス機能を持たない両対面式ベビーカーがそれにあたります。

同じアップリカグループ企業の製品としては、

■ グレコ シティスターGB

次に、東南アジアで人気の高いコスパ・ベビーカーメーカー

■ ジョイー joie スマバギ

安定の国内メーカーからオート4キャスを省いた廉価モデルを一台

■ ピジョン カルナスライト

管理人VOICE(まとめ)

正直に言おう。
こちらをファーストベビーカーとして購入して、これ一台でベビーカー卒業までを苦労なく走り切る(押し切る)のは少し難しさがあるように思う。

軽量であることが、子の体重が増した時期に仇となって走行性を落とす可能性があることは先にも書いた。

幸い、こちらは低価格モデルだ。

「あれ?ちょっとウチの子、大きめかな・・・」「なんか押しづらくなってきたな・・・」を感じて慌ててセカンドベビーカーを買い直しても総額5万円でお釣りがくるだろう。

その時、オススメのベビーカーはバギータイプの背面式になる。

華奢に見えて意外に剛性は高い。
リクライニングもできない。
シート幅も狭い。

しかし、その見事にすっぽりハマったお尻と車体との密着感が、押し手の走行性の良さを感じるにつながっている。

さて、改めてこのベビーカーについて断言しよう。

これは、対面式の必要性を確信できないママ・パパが選びたくなる両対面式ベビーカーのコスパモデル市場で戦う製品だ。

もしくは、里帰りや入院中といった一時的な利用シーンで活躍もあるだろう。

中途半端といえばそうだけれども、将来のために予算を残しておきたい堅実派さんには良いのかもしれない。

このベビーカーの満足度レビュー
0.8
  • 押しやすさ
  • 機能性
  • 携帯性
  • デザイン
  • 価格
    (4)

アップリカの最安値·安心の購入術

ここがポイント

  • 以前(2012年)は東京(代官山)に直営店があったが今はなく、店舗での購入は「ベビーザらス」「赤ちゃんデパート水谷」「アカチャンホンポ」などが対応している(店舗情報
  • アップリカの公式サイトは通販機能を持たず、ネット通販は上述のオンライン店舗または楽天市場やAmazonがメインとなる
  • ポイント還元率では楽天市場が、型落ち商品ならAmazonが最安値をつけることが多い
  • 楽天市場内のテナントには新製品に強いお店と、型落ち製品に強いお店の2タイプがあるので上手に見極めたい
  • 新製品は「楽天24 ベビー館」が、旧製品は「ORANGE-BABY」が品揃え豊富で安い
  • ラクーナの「ビッテ」などアカチャンホンポ限定モデルは「アカチャンホンポ」でのみ販売

下記はいずれもショップレビュー検査済み店舗です。

私がお得&安全と考えるショップ

管理人について

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』にも以前出演させていただきました。
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