完全なる批判ではないけれど
モヤモヤしてきたこと
美味しいエンジニアリング性能の限界値について。

買ったあとの人は読まないでね
この記事のきっかけとしてまず、購入相談室で受けた読者からの数々の相談の中で国内メーカーのベビーカーからの乗り換え希望が多かったというものがあります。しかし私は彼らを悪く言うつもりはありません。国内メーカーは良くも悪くも市場の意見に答えたものづくりをし過ぎなだけで間違ってはいないと思うから。
安定期に入って、いよいよ気になり始めるベビーカー選び。
マタニティ雑誌をめくれば、人気の特集としてベビーカーは大きく紙面を賑やかしているもの。
そういった中で触れる情報は華やかで、特に初子を予定している新米ママ・パパたちの「赤ちゃんはとてもとてもデリケートなもの、衝撃をクッションで守ってあげて真綿で包むような性能のものを用意してあげないと」の気持ちを喚起させる。
国内メーカーの多くは「(仮称)マモレーる搭載!」といった具合にシートクッションでその機能を果たそうと謳うが、乳児期(1歳ぐらいまで)に利用のインサートクッションを外すと結構薄っぺらい本体シートしか備わっていないことも少なくない。
- 見え方ヨシ
- 魅せ方ヨシ
でも長く使うなら、価格の割にはちょっと、、な点を感じるところである。
- シート性能に関しても
- 子が成長し、体重が増した頃(2歳以降)の操舵性に関しても
- 押し心地の軽さに関しても
それでもやっぱり、人はイメージ(想像)で買うわけで、
美味しいか、美味しくないかの実際よりも、
美味しそうに見えたから買うわけで、
それがマーケティング(市場の居場所をつくり、そこへ案内する)というものでもある。
なら、それで購入を決めてしまうのは仕方がない。
でね。
私はそれらを「買うな!」と言っているわけではないのです。
数年来、彼ら(国内メーカー)の開発した商品を追い続けてきた中で気付いたことがあったのでそれを物差しにして、メーカーに期待していいこと、これなら買っていいという価格帯を見つけてほしいと思っている。
逆にズバリ言うと、
彼らには某人気の海外ブランドの同じ価格帯では性能差がはっきりする苦手な価格帯があり、
そこを避けて選べばいいんじゃないのって。
たとえば、
コンビなら5万円以上が不得手ゾーンなので4万円台まで。
コンビは4万円前後のギリギリオート4輪搭載の廉価モデルかセカンドベビーカーがいい。
アップリカやピジョンなら6万円台まで。
できればそれでも型落ちを狙ってもう1万円下回る価格帯を狙うのがいい。
これらの国内メーカーの毎年の新商品は型番違いの微アップデートに留まるものが多く、大きく値下がりする時期がある型落ち商品(同等性能)を安く買うのがお得。



でも、ラインナップに新登場!の新モデルの場合は?



流行りモノ好きなら飛びついたらいいと思うけれど、新モデルということは市場が受け入れるかどうか未知数の試験的側面もあるわけで
こういった類は利用者の声(実態)が見えてくるまではイメージ先行で危険な場合もある。
ベビーカーを良く知る人と一緒に実機を売り場で試乗・検証できるか、より詳しい人のレビューを待ってからがやはり安全だと思う。
ということで、私は何が言いたかったのだろうか?だが、
コンビにせよ
アップリカにせよ
ピジョンにせよ
これら日本の三大ベビーカーメーカーと言われてきた国内メーカーの出自は「ベビーカーなんでしたっけ?」を問い、海外ブランドの純粋なベビーカー専門メーカーの性能差に触れてきた数年の体験から言えることとして、
これら国内メーカーのベビーカーにははっきりとこれなら買っていいと思える価格帯があり、そこでしか価格に見合わないと感じており、それを伝えたかった。



随分と偉そうな・・・(´◉ω◉` )



言われんでもわかってる(汗)
丸っと言うと、
国内三大メーカーなら4万円台で手に入れて、
2万円ぐらいセカンドベビーカー用に予算を余しておくのがオススメ。



場合によっては一台目だけで気合でベビーカー卒業まで行ってもいいですしね!



たぶん無理や(しんどい)けどな、、子どもの成長フェーズでベビーカーの使い方はガラッと変わるから。ママ楽を考えたらファーストに固執しすぎず、その時期にあった使い勝手で選びたい
さて、
まだなにか私は書き忘れていなかっただろうか?
そう。
今度は一転して、エンジニア気質・性能差を感じさせるベビーカーの言及だ。
価格帯は5万円以上から10万円を超えるものが多くなる。
ここにもここで辛口がある。
(別の記事でつづく)