私に合うのはどちら?バタフライ2とクイッド3の見極め方

今年リニューアル発売された人気ブランドの背面式ベビーカーの2台。バガブーバタフライ2に加えて、イングリッシーナクイッド3を並べて比較することができたので簡単にレビュー。詳しくはYouTubeにも動画を上げているのでそちらをチェックしてもらいたい。一言でまとめると、走破性のクイッド3(総合評価:3〜3.5)全体バランスのバタフライ2(総合評価:4.5)値段相応に差があると感じたけれど、高身長ならクイッド3の選択も悪くはない。それでは以下、私の個人的な感想だ。ルックスどっちもいいけど、クイッド3はスクエア調のデザイン一方でバタフライ2は若干丸みを帯びたRを取り入れたデザイン幌(キャノピー)とのぞき窓ホロの張り出しはクイッド3の方が強いのぞき窓の大きさは縦に長いク
イッド3に対して横に広いバタフライ2クイッド3バタフライ2キャノピー素材の質感はややシャイニーで防水性の高さを感じるクイッド3に対してマットなバタフライ2といったところリクライニングの深さと幌裏折りたたみ後の大きさどちらもコンパクト自立性の良さは同じクイッド3の方が高さが残る車への積み込みや新幹線では工夫が必要だろうフットステップ(足置き場)のクオリティ1歳半頃まで足裏は着かないだろうクイッド3に対して、バタフライ2はレッグレスト兼用のフットレストがその代わりとなって足着きをサポートしてくれるその分の重量差(約1kg)がある早くから乗り降りしやすいのはクイッド3の方かもしれないが、子どもが立っちの時期から野山を駆け回る?4歳頃のベビーカー卒業時期まで全期間をカバーし、かつ脚を下ろした際に自然な位置に足置き場があるのはバタフライ2の方クイッド3はヒザ下距離が短い=1~2歳にベストバタフライ2はヒザ下距離が長い=2~4歳にベスト座面の先端から足置き場の距離の違いバタフライ2ほどの剛性の高さと人間工学を写したデザインがあれば福祉バギーとしても使えると感じている車輪周り車輪径はわずかにクイッド3の方が大きいタイヤ表面素材はクイッド3に対して、バタフライ2はラバーコーディング&センターリブデザインセンターリブを設けることで直進抵抗を下げ、押し出し感が軽くなっている後輪側デザインと足入れの良さバタフライ2はケツのデザインが美しすぎるサラブレッドのそれのよう一見するとクイッド3の方が後輪のトレッド幅が広く足入れは良さそうに見えるが、実際はバタフライ2のブレーキペダル下のアーチが功を奏して快適さは変わらないどちらを選んでも脚長さんは困らない余裕があるリクライニング角度(アップライト)しっかりと背もたれが起きると前を向きやすく、姿勢崩れも起きづらいどちらも公式サイトのスペック表記に嘘はないしっかりと起き上がる合格であるハンドルの高さとデザインクイッド3の方が明らかに高くて高身長さん向きクイッド3の方がバタフライ2よりも2.5cm高いパンチング調でグリップ力が高めのクイッド3しっとりシボ感のあるバタフライ2バンパーバークイッド3は最初から付属に対して、バタフライ2は別売(6,600円)クイッド3の脱着方式はスライド式、バタフライ2はボタン式構えた姿の違いは微妙にあるこの投稿をInstagramで見るJulieLin,Esq.(@juliehlin)がシェアした投稿この投稿をInstagramで見るUKBabyCentre(@ukbabycentre)がシェアした投稿スペック比較表項目イングリッシーナクイッド3バガブーバタフライ2登録日2025年5月16日2025年5月22日リニューアル予想日2027年5月16日2028年5月22日価格55,000円79,200円ブランドイングリッシーナ(イタリア)バガブー(オランダ)タイプ背面式(A形)背面式(A形)対象年齢新生児(2.5kg)~48ヶ月(22kg)(体重22kgまで)生後すぐから4歳まで使用可(体重22kgまで)サイズ幅×奥行×高さ使用時:W46.5×D76×H105cm(ハンドルまで)折りたたみ時:W46.5×D22×H59cm(バンパーバーを除く)展開時94.5×44.8×102.8cm折り畳み時44.8×24.5×55.5cm機内持ち込み機内持ち込み不可機内持ち込み不可重量6.4kg7.3kg荷物容量耐荷重最大5kgまで(26L)耐荷重最大8kgまで(45L)ハンドル高105cm102.4cm座面高46cm45cmリクライニング110°~170°105°~160°背もたれの長さ長い長い幌深い深いレッグレストあり(付属)あり(付属)バンパーバーあり(付属)あり(別売)車輪サイズ前輪:15cm後輪:17cm前輪:14.1cm後輪:15.1cmサスペンション前輪全輪走破性コンパクト度カラーアストラルブルー(公式ストア限定カラー)オーロラピンクギャラクシーグレーコズミックブラックプラネットグリーンルナベージュディープインディゴデザートトープフォレストグリーンヘリテージブラック付属––オプション––トラベルシステム非対応トラベルシステム対応安全基準EN基準適合EN基準適合保証期間(月)24ヶ月24ヶ月公式URLhttps://casarich.co.jp/detail/42741/https://www.bugaboo.com/jp-ja/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC/bugaboo-butterfly-2/bugaboo-butterfly-2-travel-stroller-black-base-heritage-black-fabrics-heritage-black-sun-canopy-PV007671.html結論トラベルシステムで使いたいならバタフライ2一択だけど・・・バタフライ2がどうこうではなく、クイッド3の以下の特性をどう考えるか次第。ハンドル位置が高い(日本人には高すぎる)けれどパワフルな走破性(バタフライ2をやや上回るぐらいかも)で、はっきりと言えることは走破性のためにサイズ感の合わないベビーカーを選ぶなんてナンセンス。そこを無理したら、せっかくの性能よりもバランスが気になって仕方がなくなる。せっかくの「自分」という存在がベビーカーの影に隠れてしまう。だから、性能の前にまずは身体サイズのバランス感で選んでいいかどうかを決めるべき。で、そもそもクイッド3がイタリアの公式サイトで発表されてから気になっていることがあった。ホームページ上のQuid³を示すサムネイルに登場する押し手も、公式YouTubeチャンネルに登場するQuid³の押し手も、スラリと背が高く、たくましいローマ人(かどうかは分からないが)のパパである。つまり「こういう人のための」っていう明確なメッセージがある。いや、でも無理をすれば押せなくはない。こちらの彼女の身長は160cm少々ではないかと思う。あまりにもベビーカーばかりが目立ってしまっている気がする。いくら性能がすばらしくても、素敵でも、足に合わない靴(オーバーサイズ)は全体の見え方を台無しにしてしまう。そんな風にベビーカーを考えてみたときに、このベビーカーを選べる人は少ないかもしれない。しかし、日本にもこんな素敵なパパが1,000~5,000人はいないだろうか?管理人パパ雑誌、LEONから飛び出してきたかのようなイケオジが180cm前後のアスリート系ママで腰をかがめずに素敵に持ちたい!と願っていた選手が1,000~5,000人はいやしないだろうか?それなら試してみる価値大かもしれない。RISUそれって多分、日高裕次郎さんと木村沙織さんご夫婦のことですよね?管理人パパおっ、たしかに。でもハンドル位置が高いということをメリットに考えるならもう一つ考えないといけないモデルがあるんだよRISUっそ、、それって・・・管理人パパエア2なつづく
ベビーカーどうしても決まらない…
で困ったら
悩んでいても答えが見つからない、、
一体どれだけの時間を費やしてしまったか、、
でもこれで正解なのだろうか、、
カタログ以上の屋外性能までは確かめきれない、、
選ぶのは楽しいけれど任されるのはプレッシャーで、、
なにか考え漏れ・検討漏れはないだろうか、、
最初から知っていたら良かったです、、
(1台目やレンタルの費用がもったいなかった)
ご利用者
見知らぬ人に買わせるために
いいことしか書かない人とは違う答えがこの中に


