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執筆
- ベビーカージャーナリスト
プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。講談社や晋遊舎の記事監修など
見習い
- 初産の妻のためにベビーカーを勉強中♂
とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出す。代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受けて弟子入り
先日(2020/8/21)、第14回キッズデザイン賞の受賞作品 237点が発表されました。
キッズデザイン賞とは、
特定非営利活動法人キッズデザイン協議会が主催する、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・空間・サービス・研究活動などを顕彰する制度です。
ベビーカーとしては、コンビの『スゴカルSwitch』が受賞されています。
第14回キッズデザイン賞 5点受賞|コンビ株式会社のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000274.000005728.html
とても素晴らしいことだと思います。
ただ、
この賞を受賞していることの価値は?
賞を受賞していないベビーカーは、負けたのか?
このあたりが気になるところです。(-_-)
個人的な考えですが、
審査料さえ払えば登録できて、
ノミネート作品の一覧が公表されていなければ、
すごく審査基準が、その価値があいまいであるような気がしてならないのですが、、
サイベックスは負けたのか?
バガブーは負けたのか?
Joieは負けたのか?
ベビーゼンは負けたのか?
アップリカは負けたのか?
どうでしょうか・・・
過去のベビーカー関連の受賞作品を見ると、どうやらコンビかピジョンあたりしか、審査料を払ってまで応募していないようにも見受けられます。
この賞の審査料は「55,000円(消費税別)/1作品につき」です。
企業側(販売側)から見ると、この賞をPRに使えることも参画する意味の一つだとしたら、”受賞を確約されていないにしても(落ちても世間に知られない)”割とリーズナブルな施策かもしれません。
メーカー3社が応募されての中でのコンビの受賞なのか、
それともコンビ1社が応募しての?受賞なのかが気になるところです。
活動の内容も、審査に応募することも、受賞できることも素晴らしいこと。
ただ、商品の選び手の私達が競争の実態の定かでない情報だけに振り回されては「審査を出願していない良いベビーカー探しを見誤る」ことに繋がりかねないので、
この辺りは、
賢く見極めましょうね。
このお高い審査料ですが、東京都では「審査料の全額補助」が受けられます。
※補助を受けるためには下記に該当することが必要です。
意外とハードルは低いですね。。
個人事業主でもOKなら、芸大・高専の学生と簡易なバギーを開発して申請してみたかった。いつまでも選ぶばかりではなく、いつか創る方にもまわってみたい…
ベビーカー自体を開発してもいいし、
ベビーカーに欲しい、あんな商品を開発してもいいし。
その気づきにはきっと価値があるはずです。