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ベビーカージャーナリスト

プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。ECディレクター/エンジニアの経験から業界のトレンドや売り手の心理を先読みしたレビューが得意。講談社や晋遊舎の記事監修など

RISU

見習い

初産の妻のためにベビーカーを勉強中のリス♂

とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ってしまったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出した。羽振りよく代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受け弟子入り。メーサが大好き

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【どこが変わった?】アップリカから2020年版 最新の三輪ベビーカー『イージー・バギー AB』が登場。

【どこが変わった?】アップリカから2020年版 最新の三輪ベビーカー『イージー・バギー AB』が登場。

アップリカから軽量三輪ベビーカーの『イージー・バギー』が2020年7月にリニューアル発売されました。

モデル名は『イージー・バギー AB』です。

この記事の目次

最新モデルの特長

一言で言うと、

  • カラーが一色限定展開となったことと、
  • ハンドル・バー部分がレザー調ハンドルに変わった

ことぐらいです。

「重量」「機能」「車体スケール」などなど何も変わっていません。

恐らく従来品が売れなかったのでしょう。
三輪ベビーカーとしては、下記の特長を持っており、私も初代発売当初は大いに期待したものですが、「試し押ししてみてびっくり!」おかしいぐらいにバランスが悪かったのです。

旧来モデルは機能ほとんどかわらないのに激安・・・
ただ、飛びつくのはちょっと待った!

どうしてこうなったのか・・・

おそらく、スムーヴでは盛り込めなかった機能をサブブランド扱いで、カテゴリーを分けてエアバギーを猛追したかったのだと思いますが、「二兎を追うものは一兎も得ず」を真正面から行くバランス崩壊に陥ったようです。

もったいない、、

本来のこのベビーカーの特長

  • 各社三輪ベビーカーの中では随一のシートクッション
  • ハイシート 55cm!
  • 一般改札幅もOKの横幅54.3cm(ギリだけどね。。)
  • 容量たっぷりのビッグバスケット(シート下かご)
  • かんたん折りたたみ&グリップハンドル付き
  • 19cmのパンクレスタイヤ
  • そして、レザー調ハンドル
管理人
管理人パパ

ぱっと見はいいことだらけやん・・・

ですが!

押してみるとわかります。

ベビーカーがなんかふらつくよ、、

なぜかわかりますか?

三輪ベビーカーなのに?

私は、

  • エアバギーや、
  • グレコのシティトレックや、
  • アップリカのスムーヴや、
  • コンビのスルーラーや、
  • ピジョンのパルスキップや、
  • Joieのライトトラックス エアあり・なしや、
  • ベビージョガーのシティミニや、
  • マウンテンバギーのスイフトや
  • ブリタックスのビーモーション3や
  • クイニーのザップ

などなど

名だたるというか、ほぼ日本で押し比べられるベビーカーを(あっ、ハワイでも押し比べたわ。ベビージョガー)全て試し押ししてきたので、わかるのです。

三輪ベビーカーの軽量&ハイシートは難しい!と

もともと、三輪ベビーカーというのは安定性に欠けるものです。

操舵性を追求しながら、カーブのふらつきを抑えるために重心は低くなければならない。

なのに、エアバギーより「後発のメーカー」たちは、昨今のハイシート流行のあおりを受けて、それをどうにか高い位置で保とうとする。

結果、ハンドルがガタつくし、
荷物をハンドルにかけようものなら瞬時にウイリーしてしまいますよ。

アップリカの上位機種「スムーヴ」に関して言えば、ハイシートながら重量は9.4kgとエアバギー並にあります。重いです。

だからか操舵性や走行安定性はエアバギーとほぼほぼ変わらない印象を受けます。

また、グレコのシティトレックや、Joieのライトトラックスエア、その他海外製の「重たい」三輪ベビーカーは概ねその理由で走行性は安定しています。

ですが、コンビの「スルーラー」やピジョンの「パルスキップ」はアップリカの「イージー・バギー」と同様の欲張り仕様なので、どうしてもエアバギーのような走行の気持ちよさ、安定性は見られませんでした。

百歩譲って、ピジョンの「パルスキップ」は全長を短めに抑えることでなんとか解決しようとしている努力を感じました。

しかし、このイージー・バギーやコンビの「スルーラー」はなんせ全長が無駄に長い!

これで重心位置が高いと後頭部からひっくり返りやすくなってしまいます。三輪ベビーカーを選びたい人は十分に注意すべき点だと思いますね。

誰のためのハイシート?

ベビーカーって、私みたいに最初に買って、7年も押し比べている奴はまれです。

皆、それぞれの時期に出た、はやりを押し比べて、その中でベストを決めていくもの。

いつからかハイシートが当たり前になって、それはそれでもっともな理由もあるけれども、

そんなことが言われながらもこの7年間、エアバギーは「ハイシート」に目もくれずに、ほぼ最初のまんまのカタチです。

車としてのエンジニアリングを考えた場合、全体バランスを見て、「走行性」で勝負している三輪ベビーカーメーカーは、エアバギー>海外メーカー>国内その他メーカーの構図になっています。

エンジニア・ルーツがその選びたいベビーカーブランドの創業の想い(所以)にあるかどうか、調べていくと面白いことがわかります。

ここでは言えませんが、、

三輪ベビーカーが気になる人は、下記も参考までに。

投稿が見つかりません。

どうしてか安くなってしまう三輪ベビーカーたち・・・

ピジョン パルスキップ(1台)【ピジョン】[ベビーカー バギー A型ベビーカー]
管理人
管理人パパ

レビュー記事をブログで書いておいてなんですが、私はAmazonや楽天のレビューをほとんど参考にしません。だから、自分で押し比べるはめになったとも言えますが、、

「えっ、あのボロクソにバランス悪いベビーカーがどうして★4.5なのよ?」なんてことも結構あります。

基本的に、「悪いレビューが立っていないかどうか?」だけチェックすれば、あとは不思議に評価が高すぎるレビューは意図的に無視した方が身のためです。

あとは私に聞いて下さい

こんなにディスってるから半狂乱な人扱いでしょうが(笑)

コンビやアップリカなど、まるっと否定しているわけではありません。本業、創業のルーツに触れる製品は良いものもありますから。(小さなフォロー)

三輪は重さを覚悟して「走行性」優先で考えましょう。

アップリカの最安値·安心の購入術

ここがポイント

  • 2012年までは東京・代官山に直営店があったが今はなく、店舗での購入は「アカチャンホンポ」「ベビーザらス」「赤ちゃんデパート水谷」などで対応している(店舗情報
  • アップリカは長らく公式ストアを持たなかったが2022年7月よりアップリカ公認オンラインショップを公開。ただしポイント付与や割引などのキャンペーンがない受け皿ストアに留まっている(卸業務用サイトかな?)
  • アカチャンホンポやベビーザらスなどの店舗系ECサイトが大手ECモールと同等に値下がりするのは年に一度のブラックフライデーなどイベントでのみ。価格メリットが高いのは大手ECモールの楽天市場/Yahoo!ショッピング内のテナントかまたはAmazon.co.jp

下記はいずれもショップレビュー検査済み店舗

管理人がお得&安全と判断したショップ

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