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管理人パパ
ベビーカージャーナリスト
プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。2022年からは年間100件の購入相談に応える。業界のトレンドや売り手の心理を先読みしたレビューが得意。雑誌のベビーカー特集監修等

クイニー ZAPP XPRESS(ザップ エクスプレス)の後悔とおすすめポイント

クイニー ZAP XPRESS(ザップ エクスプレス)の個人レビュー
この記事の目次

三輪にこだわるセカンドベビーカーとして独特の地位を築いたお手軽モデル。
断捨離アン、荷物の少ない人向け。

クイニーはオランダ初のベビーカーブランド。
日本ではGMPインターナショナルが日本正規総代理店として販売している。

人気の前代モデルの「ZAPP(ザップ)」からリクライニング角度を2段階に設定できるようにバージョンアップされたリニューアルモデルがこの『ZAPP XPRESS(ザップエクスプレス)』。

注目は、生後6ヶ月から利用OKの簡易ベビーカーとして使うことを想定しながらも、マキシコシのベビーシートを取り付ければ新生児から利用OKのファーストベビーカー・AB形ベビーカーとしてもながく使えるようになる。

良いと感じた点

  • 定価は38,000円ながら実売価格は2万円半ばで値ごろ感あり
  • フレームの剛性が高く走行安定性が高い(大きな段差以外)
  • ハンドル位置が高く(108cm)、背の高い人には押しやすい

気になった点

  • 折りたたみ時は自立せず、地面に倒れるタイプ
  • レインカバーは付属しない(純正は5,500円でオプション販売)
  • セカンドベビーカーとしての利用を考えると7.6kgという重さは決して軽くない
折りたたみには慣れが必要。

ライバル車種たち

三輪のセカンドベビーカーというカテゴリでは見つけることができませんでしたので、ざっくり使える3万円以内のセカンドベビーカーとして以下を挙げておきます。

安価で選ぶなら、JEEP。
男性的なモノデザインで選ぶなら、RECARO。
機能性で選ぶなら、JOIE。
バランスで選ぶなら、ペグペレーゴのピリコミニ。

個性とハンドル位置の高さで選ぶなら、このクイニーのザップエクスプレス。

だと思います。

ハンドル位置の側面から考えると、平均身長ではJOIEかJEEP、そしてペグペレーゴが、背の高い方にはRECAROか、このクイニーのが押しやすいと感じるはずです。


■ クイニー ザップ エクスプレス

価格38,000円 + 税
対象生後6ヶ月~
重量7.6kg
横幅58cm
ハンドル高108cm
リクライニング角度110°/140°の2段階調節式
公式サイトhttps://quinny.jp/stroller/zappxpress/

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