メニュー
カテゴリー

運営者

管理人パパ

執筆

ベビーカージャーナリスト

プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。講談社や晋遊舎の記事監修など

RISU

見習い

初産の妻のためにベビーカーを勉強中♂

とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出す。代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受けて弟子入り

自宅前の自転車をイタズラ(ステー切断)されて、心のアミュレットを開発した話

ステマや広告、メーカーへの忖度など商業的バイアスを一切排除しています。
この記事の目次

戸建てでもマンションでもアパートでも、ちょっと目の届かない場所に自転車やバイクを駐車していてイタズラされた経験はないだろうか?私はある。結構ある。20歳そこそこで、奈良から初めて東京に出てきた際、ベンチャー企業に自転車通勤していたのだが、そこでライトを盗難された。戸建てを購入した10年前からは、敷地内の駐車・駐輪場と建物の間に高低差があるため見通しが悪いこともあって、数年に一回の頻度で自転車のスポークを折られるという結構なこともされてきた。で、ことを遡ること2ヶ月前。とうとうやったな、、ワシの堪忍袋の緒をきりよったな!長男の中学進学祝に苦心して購入した本格派タイプの自転車のステー(雨よけをつなぐ棒)がきれいに全部切断されていたのだ・・・「高かったのに、、」く

やしがる気持ちよりも、こんな残酷なことをする人物を呪った(正直)。で、どうしようか・・・と考えた。いまさら防犯カメラのリレー操作で犯人を逮捕!なんて期待できない。もちろん自衛の手段は強化した(防犯カメラ)。そののち、切断された部分の修理も完了した。モヤモヤしていたのは、「次また同じ奴に同じことをされたら、自分の気持ちはどうすればいいのだろうか?」のはけ口がないことだった。残念ながら我が家の火災保険(建物)では敷地内の自転車は補償外。やられたら、やられただけ損なだけである。もっと大事なのは気持ちの方である。犯人に罰を与えたい執着心という。ここを自分の中でどう解決しようかが鍵だった。で、今回の事件の前から自転車関連のいたずらに関してずっと考えてきたことを思い出した。それが、「犯人には同じ目に、いや、やった犯罪と同等程度の天罰が下ればいいのに」だった。しかし、それは個人の期待・思想程度のもので、なにかそれを約束してくれるアイテムなんてない。いや、正確にはどこぞの神社仏閣かネット通販?でそれに相当する呪詛的なアイテムが売られているようだが・・・個人的にはそんなものに頼るつもりはなかった。だから、「自分で作ろう」と。今回の顛末をもう少しファンタジーに伝えたいと思ったので、生成AIによるサポートも得て以下に小説仕立てにまとめてみた。最後に、「結局、こんな風にできました!」を紹介しているので、ぜひ変な奴(管理人パパ)だと笑ってやってもらいたい。それでは、はじまりはじまり。第1章朝の異変朝6時23分。私の名前はイチロー、47歳。毎朝同じ時間に目が覚める体質で、これはたぶん先祖が山伏だったことと関係があると勝手に思っている。その朝、いつものように玄関を開けて、ガレージに停めてある息子の自転車を確認しに行った。なぜ毎朝確認するかって?それは、3年かけて貯めたお金でようやく買ってあげられた、息子ココイチローの宝物だからだ。16インチの青い自転車。補助輪を外したばかりで、まだふらふらしながら乗っている。「お父さん、見て見て!」そう言いながら得意げにペダルをこぐ息子の笑顔が、私の人生で一番高い買い物の価値を証明していた。MacBookProより高い買い物だったが、後悔はない。でも、その朝は違った。雨除けのステーが、切断されていた。。最初、目を疑った。朝もやのせいで見間違いかと思った。でも違う。明らかに、工具で切られている。しかも車輪のスポークも2本、きれいに切断されていた。「なんだこれ」声が震えた。怒りより先に、理解不能な状況への困惑が襲ってきた。第2章しいたけ占いが当たった日実は、その週のしいたけ占い(私は占いを信じないが、しいたけ占いだけは別だ)に、こう書いてあった。「今週のあなたは、理不尽な出来事に遭遇するかもしれません。でも、それはあなたに新しい視点をもたらす転機になるでしょう」まさか自転車が切断されることが「新しい視点」だとは思わなかったが。息子のココイチローが起きてきた。「お父さん、今日自転車乗れる?」私は3秒考えた。正直に言うべきか、それとも。「ココ、実は自転車がちょっと壊れちゃってね」息子の顔が曇った。そして、予想外の言葉が出てきた。「僕が昨日、ちゃんと鍵かけなかったから?」違う、違う、違う。「ココのせいじゃないよ。誰かのいたずらだ」でも息子の目には涙が浮かんでいた。7歳の子供が、なぜ自分を責めるのか。この瞬間、私の中で何かがぷつんと切れた。いや、正確には「つながった」。第3章時間と宇宙はつながっている昔から私には不思議な体験がある。祖母が余命宣告を受けたとき、なぜか親族の中で私が一番に呼ばれた。理由を聞いても「なんとなく」としか言われなかった。ある日、まどろんでいる時に突然「時間と宇宙はつながっている」という声が頭の中に響いた。誰の声でもない、でも確かに聞こえた。そしてドラゴンボールの魔人ブウ編みたいに、空間が裂けたような景色を見たこともある。あれは夢だったのか、現実だったのか、今でもわからない。そんな私が、切断された自転車を前にして、また「声」を聞いた。「すべては振動でつながっている」は?振動?第4章Mrs.ジューノSHOPとの出会い警察に被害届を出した帰り道、不思議な店を見つけた。「Mrs.ジューノSHOP〜量子と日用品〜」なんだその組み合わせは。でも「量子」の文字に引かれて入ってみた。私は量子力学が好きだ。理解はできないが、好きなのだ。スピリチュアルな能力は持ち合わせていないと思うが、量子の世界なら科学だから信じられる。店主のフミさんは、白衣を着た30代くらいの女性だった。「いらっしゃいませ。お探しのものは?」「えーと、その…復讐?いや違う、正義?でもない…」フミさんがにっこり笑った。「自転車、切られましたね」なぜわかった💦「顔に書いてあります。『理不尽な被害に遭って、でも怒りの持って行き場がない』って」すごい観察力だ。「実は、こういうものがあるんです」フミさんが出してきたのは、小さなステッカーだった。「量子お守り、略してクォンタムアミュレット」略してない。第5章量子もつれの説明を受けるフミさんの説明は、予想外に科学的だった。「2022年のノーベル物理学賞、覚えてます?量子もつれの実証実験でした」覚えている。アスペ、クラウザー、ツァイリンガーの3人が受賞した。「量子もつれって、離れた粒子が瞬時に影響し合う現象です。アインシュタインは『不気味な遠隔作用』って呼んでました」知っている。「で、最新の研究では、脳の中のマイクロチューブルっていう小さな管が、量子振動してることがわかったんです」へー。「つまり、人の意識も量子的につながる可能性があるってことです」おお。「このお守りは、その理論を応用して…まあ、応用できてるかわからないけど、とにかく『つながり』を作るんです」フミさんは続けた。「加害者との間に量子もつれを作って、あなたの思いを届ける。科学的には証明されてません。でも、可能性はゼロじゃない」私は聞いた。「それで、加害者はどうなるんですか?」フミさんは真顔で答えた。「カルマが返ります。たぶん」たぶんかよ。第6章息子の決断家に帰ると、息子のココイチローが待っていた。「お父さん、僕、決めた」「何を?」「悪いことした人を許すこと」7歳の息子の言葉に、私は固まった。「でも、ココ、自転車を壊されたんだよ?」「うん。でも憎んでも自転車は直らないでしょ?」その通りだが。「それより、その人がなんで自転車を壊したか知りたい。きっと悲しいことがあったんだよ」私は息子を抱きしめた。そして、買ってきた量子お守りを見せた。「これ、何?」絵が描いてある面を見て息子が聞く。「お守り。悪いことした人に、ココの優しさが届くようにって」嘘ではない。本当は復讐のつもりだったが、今は違う。第7章謎の人物Xその夜、私は夢を見た。いや、夢じゃなかったかもしれない。例の「宇宙に出た」感覚だ。そこに、人影があった。顔は見えない。でも、わかった。自転車を切った人だ。謎の人物Xは、泣いていた。手には、切断工具。でも、その手は震えていた。なぜかわかった。この人も、何かを失ったのだ。大切な何かを。そして、他人の大切なものを壊すことで、自分の痛みを紛らわせようとしている。「時間と宇宙はつながっている」また、あの声。そして理解した。過去の痛みが、現在の行動を生み、未来に影響する。すべては振動でつながっている。量子もつれのように。第8章2週間後の出来事量子お守りを自転車に貼って2週間が経った。特に何も起きなかった。いや、一つだけ変化があった。私は怒らなくなったのだ。それまで、朝起きるたびに切断された自転車を見て怒りが込み上げていた。でも、お守りを貼ってから、なぜか穏やかになった。プラセボ効果かもしれない。でも、効果は効果だ。そんなある日、家のポストに手紙が入っていた。差出人はない。震える手で開けると、万札が3枚と、メモが入っていた。自転車を壊してすみません

ここから先は
6,068文字
この先の内容を閲覧するにはパスワードが必要です

パスワードを入手して全ページを完全版で表示

匿名での購入はnoteから

この記事の目次