運営者
執筆
- ベビーカージャーナリスト
プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。講談社や晋遊舎の記事監修など
見習い
- 初産の妻のためにベビーカーを勉強中♂
とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出す。代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受けて弟子入り
知っている範囲でざっと特徴を挙げると、
いいこと尽くめに見えるね。
イメージ参考:https://www.instagram.com/explore/tags/ixxa/
私の経験から言えることは、『軽くて便利そう!だけど、軽すぎてフレームの剛性が気になる』。
ここは実際に押し試してこないとわからないので、それはまた後日。
で、簡単にこちらのベビーカーが気になる人向けに選び分けのポイントを挙げておきたい。
ライバルはズバリ以下の2台になってくるでしょう。
ここにヌナ イクサ(6kg)を加えた3台で三つ巴の状況。
一方、海外ブランドから国内ブランドのものに目を移すと、ピジョン ランフィやアップリカ ラクーナ、コンビのスゴカルあたりが軽量かつ両対面式カテゴリーのライバルに相当する。
選び分けのポイントはスタイルの好みは人それぞれだから言うまいとして、
になってくるだろう。
どちらもシート下の荷物かごは大きい。
慣れていない育児の中で、かさばる荷物には助かる。
一方構造的な部分に目を向けると、ハイシートはメリットに見えるかもしれないが耐荷重は15kgまで。
軽量✕ハイシートという構造上、横揺れには弱めなのだろう。
おそらく2歳半ぐらいでセカンドに乗り換えが必要になるはずだ。
他ではない、これを選ぶ理由はなにか?
発売時期 | 2023年5月12日 |
価格 | 82,280円(グラナイト) 84,480円(リベテッド/リベテッドローズ) |
ブランド | ヌナ(オランダ) |
タイプ | 両対面式(A型) |
対象年齢 | 新生児~15kgまで(3歳頃) |
サイズ 幅×奥行×高さ | 展開時:107×55×104.5cm 折畳時:41×55×74cm |
重量 | 6.0kg |
荷物容量 | 耐荷重 最大4.5kgまで (W40×D51cm) |
ハンドル高 | 104.5cm |
リクライニング | 110°/135°/150°/165°(4段階) |
背もたれの長さ | 48.5cm 最大幅は39cm |
レッグレスト | あり(3段階) |
バンパーバー | あり |
車輪サイズ | 前輪:約15.2cm 後輪:約15.2cm |
サスペンション | 全輪 |
カラー | グラナイト リベテッド リベテッドローズ |
付属 | レインカバー カーシートアダプター |
オプション | キャリーコット(CARI next) カップホルダー |
トラベルシステム | 可(TRIVシリーズのキャリーコットにも対応) |
取得安全基準 | 欧州安全性規格EN1888 |
保証期間 | 1年間 |
公式HP | https://nunababy.com/jp/ixxa-compact-pushchair?color_ref=16393 |
■ 本体
■ オプション
■ トラベルシステム用(ベビーシート&ISOFIXベース)
新生児からの乗車にさらに安心のキャリーコットをトラベルシステムで装着可能(アダプターはイクサ本体に付属)。
相当に慎重な人以外は必要なし。
せっかくの軽量ベビーカーなのにコット付けたら重くなる。
さて代官山のフラッグシップストアまで足を運んでみたので印象をまとめておく。
押し試してきて感じた一番のデメリット。
それは片手での展開ができないことだった。
ロックされたラッチを解除するためにどうしても引き離す動作に両手を使わないと難しい。
3分間ほど粘って、片手でできる方法を模索したけど駄目だった、、
この点がメリオと比べた場合のデメリットと言える。
これを仕方ないと感じるのはメリオと比べて「薄く」したかったのだと思うから。
逆に言うと、メリオは折りたたみ後「薄くなりきらない」ために片手でも展開が可能。
展開に両手を使う必要がある部分以外は背の高いメリオな印象
ミオスとメリオを足して2で「わった」ようなデザイン性(サイベックスでカブりたくない人)
イクサはメリオ級に軽量だ。
これだけ軽くてシングルタイヤでハイシートで
ミオス風の華やかさもありながら
ミオスと違って対面・背面どちらのモードでも折りたたむことができる。
しかし軽量なだけに、子どもの体重が増してベビーカーに負担がかかる2歳以降にはハイシートと軽量な細いフレームが仇となってやや安定感を欠くことになるだろう。
それはメリオとて同じこと。
だからセカンドベビーカーとしてのリベルやオルフェオが存在するのだけど、私はイクサもメリオと同様に幼児期後半に向けて走行性の良いローシートタイプのセカンドベビーカーを要するものだと感じた。
2歳ぐらいまでのハイシートの幸せを望み、理由あって脱サイベックスを目論む身長が平均より高めの人なら◎
2歳過ぎたらどうします?
まじめに足したら13万円コース。
一般的なベビーカー予算の2倍~2倍半ですね、、
それで得られる価値は人それぞれだからな。自分(スタイル)を確立できている人が自分らしくあるための候補に過ぎないから。
ちなみに、メリオと比べて有利な点ってありました?
前輪にサスペンションを持たないメリオと比べて、こちらは全輪サスペンション搭載だからわずかに走行性は上な印象だった。2cmの段差は越えられた。段差乗り越えに関してはメリオよりも上のミオスに近いイメージ。
では不利な点は?
やっぱり片手で展開しきれないことと、ハンドルの高さ調整はできず全体的にサイズ感もやや身長の高い人向きかもな。
具体的には?
例えば、女性なら165cm以上。
男性なら175cm以上あると押しやすいかな。
ややアスリート風で腕っぷしの強さにも自信あるけど、「できるならやっぱり軽量がいいや!」という人もいるからね。
軽量を求めるオランダ体型の親(子)向けってことですね!
P.S. ヌナのベビーカーはなかなか試せる場所も限られているけど気になる人は唯一の公式店舗@代官山へGO
近くにnuna販売代理店のカトージ直営店がない、都内在住でもない人はとにかく「メリオ」より一回り大きい(華奢な印象はそのままに)とイメージしておくといいですよ!
ここがポイント
下記はいずれもショップレビュー検査済み店舗
管理人がお得&安全と判断したショップ