この記事は購入相談実績100件以上、100台以上のベビーカーを押し比べた管理人パパがお届けしています。
【レビュー】マウンテンバギー ナノの口コミ(メリット・デメリット)

国内ではちょっと割高。。
飛行機手荷物サイズの「もうひとつ」のベビーカー
マウンテンバギーはニュージーランド発のアウトドア志向のベビーカーブランド。このNano(ナノ)はそのラインナップの中でも軽量・コンパクトさが際立ったモデル。
- YOYO2と同等またはそれを上回る使い勝手を望む人
- 悪路の多い環境でメイン機として使用を考えている人
- 英語アレルギー、個人輸入なんてもってのほか!な人
■ マウンテンバギー ナノ
価格 | 58,300円 |
対象 | 生後6ヶ月~体重20kgまで |
重量 | 5.9kg |
横幅 | 54cm |
ハンドル高 | 98cm |
リクライニング角度 | 125°~160°* ※公式に発表されていないため独自に計測 |
サスペンション | 後輪 |
付属品 | 折畳み時収納カバー、カーシート固定用ゴム(2個) |
公式サイト | https://mountainbuggy.com/products/nano-travel-buggy |
フロントバーはオプションで購入可能。高い。。

隊長!!
なんだ、結局YOYOと同じぐらいの金額するじゃないですか!



それはグレイベア(日本の総輸入代理店)に聞いてくれ、、
海外では200ドル前後で販売されているんだ💦
ということで、Amazon.comにアカウント開設&クレジットカード登録してプチ個人輸入にチャレンジできる人は海外Amazonから購入するほうが安くなっています。
Amazon.com : Mountain Buggy Nano V3 Stroller (Black) : Baby
$219.90(本体価格)
$98.41 Shipping & Import Fees Deposit to Japan(つまり送料+関税等諸経費)
—-
合計:$318.31(37,555円)
マウンテンバギー ナノの特徴は?
- 三つ折りでコンパクトになり、肩がけベルトで持ち運びできる
- 重量はYOYO2よりもさらに300g軽い5.9kg!
- トラベルシステムに対応
日本人が持ったイメージはグレイベアさんのスタッフブログに詳しい。
マウンテンバギー ナノはこんな人に向いている
- 出張・旅行が多いが持ち運びは旅先で盗まれる可能性もあるし高価なものは必要ない
- シンプルに小さくなって肩がけできれば十分だ
- 車のトランクに積みっぱなしにしておけるベビーカーが欲しい
- ニュージーランドが好き
- 人とはちょっと違うベビーカーが欲しい
マウンテンバギー ナノのライバルを考察
アップリカからほぼ同じサイズ・重量で、コンセプトを同じくする似たような商品が『ナノスマートプラス』という名前で発売されていた。
シート幅が少し手狭な印象こそあるが、こちらもショルダーストラップが付属しているなど面白い存在ではあった。
しかし、2022年現在では大型量販店はおろかAmazonや楽天などモールにおいても取り扱いが減ってきており、廃盤の印象が強い。
また少しサイズ感は大きくなるが、イギリス発のベビー用品ブランド Joieから発売の「ツーリスト」も同じく肩ベルトのあるコンパクトベビーカーだった。
そしてこちらもあえなく廃盤の様子。
ツーリストはとても面白いベビーカーだったのだけれども、背面式として期待されるシートリクライニングの角度が上げても140°までしかあがらず、子どもが前を向いて楽しめない点が不評だったのだろう。
さて、そうなるとやっぱりライバルはベビーゼン YOYO2しか残らないとなる。
YOYO2と比べた場合の利点はやはり安さにある。
YOYO2は7万円弱、こちらは4万円弱(国際便の送料を含めても)。
近しいサイズ感、機能性を持っていてそれで安ければ旅行用なのだからこれで十分とも取れる。
一方、劣っている点はいくつかあり、
- 質感(高級感)
- 剛性(フレーム&車輪)
- 走行性
- コンパクトさ(nanoよりも更に小さい)
- アクセサリーの充実度
ここで少し冷静になってみて欲しい。
これって本当に安いのだろうか?
ショルダーストラップがないがばかりに肩がけできないなら、別の方法で解決できないだろうか?
きっと何かを見落としているに違いない。
解決法1)肩がけしなくてもいいぐらいの軽さのものを選択する
最初に思いついたのが、航空機の機内持ち込みできる手荷物サイズを満たすだけならこんな選択肢もアリということ。
折りたためば縦横35cmに収まる。
どれぐらい凄いかって、ZOZOで通販して送られてきたちょっとした洋服の箱の中に入るってぐらい。。
軽さも4.8kg!
ナノよりも約1kg以上軽いってこと!!
解決法2)コンパクトベビーカーを肩がけできるバッグに入れて持ち運ぶ
これはおなじみのサイベックス リベル(2022年モデル)のこと。
重さは5.9kgでマウンテンバギー ナノと同じ。
でもショルダーストラップが付属していないでは?
じゃあどうするか。
リベルは期間限定で肩がけして持ち運べるトラベルバッグがプレゼントされる場合があり、それにうまくあえばラッキー!
つまり、ベビーカーを肩がけできるバッグの中に入れて持ち運ぼうという手があった。
以下の動画のリベルは2020年モデルです。
リュックもそのままかけられる。
もっと詳しくは海外の動画から
YouTubeで紹介されているナノに関する動画の中から、観ておく価値があると感じたものだけを3つピックアップしておいた。
どれでも共通して言われていることが、「ちょっとちゃちいけれど、この価格だしトラベル用なら概ね満足。」というもの。
出張にカッコつけにいくわけではないから手軽に手頃な価格で持てるものとしてナイスが強調される。
管理人による最後の審判
あえて言いたい。
海外のレビュアーが言う「この価格ならいいよね~」の妥協も暗に含まれた満足は、ここ日本においては通用しない。
それは200ドルで買えるから良いのであって、国際便で4万円近くになっちゃったら元も子もなくないか?
ましてや総輸入代理店が付けている定価は5万円台後半だ。
そこにはお得の「お」の字もない。
だから私の結論としては、「海外出張の帰りに現地調達できるならいいんじゃない?」に留めたい。



どうしても国内で安く買いたい人は、グレイベア直営店の店頭をたまにのぞいてくるといい。店頭展示品が在庫処分価格になっている時がある。