2024年3月のタイプ別おすすめ 

Joie ベビーカー ミルス ブレーキシステムの後悔とおすすめポイント解説

Joie ベビーカー ミルス ブレーキシステムの口コミ(メリット・デメリット)
目次

対面式を愉しみたい6ヶ月ぐらいまでのわりきった使い方が◎。セカンドベビーカーと使い分けを予定している人に

イギリスのベビー用品ブランド Joieから発売されている廉価な両対面式ベビーカーが『mirus ミルス(英国ではマイルス)』。

発売から5年以上経過しているため、全体的なデザインや機能性は時代遅れ感がある。

しかし、時代の影響を受けてか価格も値下がりしており1万円前後で買えるため、「対面式がやっぱり気になるけれども将来的には軽くて持ち運びが便利なベビーカーを新しく買う予定」という二台持ちを当初から覚悟している人の使い捨て、、(さっさと売ってしまう)目的の利用価値はあると思っている。

残念ながらオート4キャス機能はなく、車輪が回転するのは背面式の場合は前輪が、対面式の場合は後輪となり、対面式時の走行で旋回性に難がある。

ここは後継モデルのスマバギ(4WDモデルではこの問題は改良されている)とよく似ているが、あちらはこれよりも10cm程度ハイシートで、且つ2kg軽量と、機能の違いの分だけ価格差(実売で4,000円~8,000円程度)がある。

このmirusにはあくまでも価格相応の割り切った使い方を期待したい。

Joie ベビーカー Mirus

価格24,800円 + 税
対象生後1ヶ月~体重15kg(目安として36ヶ月)まで
重量7.3kg
横幅47.5cm
ハンドル高96cm(対面)
104cm(背面)
リクライニング角度110°/125°/140°/160°の4段階調節
公式サイトhttps://jp.joiebaby.com/product/mirus-%e3%83%8f%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%96%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%82%ad%e3%82%b7%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%a0/

メリット

  • 時期によっては1万円前後で入手可能
  • 手軽な価格で対面式が楽しめる(生後1ヶ月から利用OK)
  • 価格は安いが意外にしっかりしている
  • トラベルシステムに対応している

デメリット

  • 折りたたんでもそこまでコンパクトではない
  • 重量7.3kgは片手で持つにはちょっと重い
  • ハンドルの高さが対面式時(96cm)と背面式時(104cm)で10cmも変わる
  • オート4キャスでないので対面式での走行にややクセあり
管理人パパ
管理人パパ

価格なりの性能ということですね。
多くを期待しすぎてはいけませんが、意外にイケるという活躍の途があります。

どんな人にぴったりか?

  • 一時的に対面式ベビーカーを楽しみたい人
  • 実家に帰省中で必要で、自宅に戻ったら買い直しも予定している人
  • タフに使える両対面式ベビーカーを探している人

1万円で買えてJoieブランドなら使い方によっては大アリだと思います。

管理人パパ
管理人パパ

余計なお世話ですが、もし車を所有しているならJoieのツーリストとチャイルドシートを組み合わせてトラベルシステムを使って対面式を叶える手があります。

サイベックス リベル + エイトンS2 i-size + カーシートアダプター2 + ベースワン 4点 セット
投稿が見つかりません。

こちらも検討したいライバル車種

管理人パパ
管理人パパ

価格帯で競合はリッチェル。

機能性を考えながらも日本メーカーのように多すぎる付加価値が必要なくてコスパが高いのはスマバギ4WD。

軽さを求めるならカルーンエアーといった感じです。

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Aprica(アップリカ)
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以上。

じっくり考えて、良いお買い物を。

このベビーカーの満足度レビュー
3.2
  • 押しやすさ
    (3)
  • 機能性
    (3)
  • 携帯性
    (3)
  • デザイン
    (3)
  • 価格
    (4)

管理人による旬の買い方紹介

2024年3月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月発売見込み)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

私は私でできることをやっていきます。

基本はトータル7万円で卒業するのが理想

どれか一台だけと言われればコレ👇
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2023年のベスト評価

管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
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