2024年4月のタイプ別おすすめ 

Joie ライトトラックス4Eの後悔とおすすめポイント解説

Joieからライトトラックス4Eが新発売。現行品(ライトトラックス4)とどこが変わった?をチェック
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Joieからライトトラックス4Eが新発売。現行品(ライトトラックス4)とどこが変わった?をチェック

良くも悪くもそっけなく(シンプルに)なりました。

イギリス生まれのベビーカー&チャイルドシートメーカーの『Joie(ジョイー)』から四輪バギータイプのベビーカーがリニューアル発売されていました。

Joie ライトトラックス 4E(LiteTrax4E)

価格19,800円(税込)
対象生後1ヶ月から体重15kg(目安として36ヶ月)まで
重量8.66kg
横幅54cm
ハンドル高104cm
リクライニング125°~165°の無段階調整(紐式)
付属なし(レインカバーは付属しない)
公式サイトhttps://www.katoji.co.jp/products-detail_3640.html

発売日は2021年6月17日
2021年発売の最新ベビーカー一覧について詳しくはこちら

取り扱いは日本総販売代理店のカトージ社。

Joie ライトトラックス 4(現行品)との違い

現行品(4)新製品(4E)
定価27,280円(税込)19,800円(税込)
重量9.3kg8.66kg
リクライニング4段階調節(122°、136°、152°、161°)125°~165°の無段階調整(紐式)
付属品レインカバー付属レインカバーなし

現行品の定価は3万円近いが、実売価格は2万円前後と変わらない。
しかし、今回は定価の設定を下げてきている。その代わりレインカバーの付属がなくなった。そして、複雑なシート構造(多段階調整式)を紐操作による簡易な仕様に変更することにより重量を下げた。

Joie ライトトラックス4E
手前が初代ライトトラックス4、奥が新型ライトトラックス4E
管理人パパ

ハンドルの質感が下がっている以外は大きく目立つ違いは無いかな。安く手に入るなら別に4Eでも構わない。ただ、レインカバーが付属しないのはどうなのか・・・
シグニチャーモデルを後から出して、レインカバー付き29,800円とかで販売したいから?

すでにカトージ公式ストアからも、楽天直営の小売販売店からも発売開始されている。

実機はこちらのYouTube動画がそれにあたると思うので参考にされたし。

どんな人に向いているか?

例えば以下のような方におすすめしたい

  • エアバギーは高すぎる
  • エアバギーのバンパーバーが取り外しにくくて嫌い
  • アップリカのスムーヴの脚置き場が心もとなく感じる
  • 割と最近発売されたベビーカーの方が嬉しい
  • やっぱりベビーカーに求めるのは走行性、ザクザク乗れるのがいい
  • 過保護なシートクッションの備え付けは不要、付けるなら自分で選びたい
  • シートは広めな方がいい(ビッグベビー♪)
  • 身長は160cm以上だ(ハンドル位置104cmは平均よりやや高めです)

とここまで割と良いことを書いてきたように思いますが、1点残念なのがリクライニングの角度(起こした方の125°)。

これは前を向きたい・前のめりに景色を見たい子どもには角度が不足しているように思います。

先の動画からシート角度をオンライン分度器で測ってみました。

125°もないような、
130°~140°の間にも見えます。

おそらくこのフレームの付き方の構造からエアバギーのリクライング角度と似ている印象です。
エアバギーのシート角度が大丈夫なら、このバギーも買ってよし。

逆に足らないと感じているなら、先代のライトトラックス4の方がまだ良い方だと思います。

とはいえ、ファーストベビーカーとして買うなら、乳児期~1歳半頃までの利用にとどめて、さっさとより簡易なセカンドベビーカーの購入まできちんと予算配分を計画されている親御さんには良い選択肢になりえるでしょう。

私もまた店舗で試す機会があれば、下記のレビューをアップデートしようと考えています。

このベビーカーの満足度レビュー
3.1
  • 押しやすさ
    (3.5)
  • 機能性
    (3)
  • 携帯性
    (2)
  • デザイン
    (3)
  • 価格
    (4)

管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
» 誰に向けて書いているのか?

管理人による旬の買い方紹介

2024年4月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月リニューアル)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

私は私でできることをやっていきます。

基本はトータル7万円で卒業するのが理想

どれか一台だけと言われればコレ👇
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