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【レビュー】Joie ライトトラックス4Eの口コミ(メリット・デメリット)

Joieからライトトラックス4Eが新発売。現行品(ライトトラックス4)とどこが変わった?をチェック
良くも悪くもそっけなく(シンプルに)なりました。
イギリス生まれのベビーカー&チャイルドシートメーカーの『Joie(ジョイー)』から四輪バギータイプのベビーカーがリニューアル発売されていました。
Joie ライトトラックス 4E(LiteTrax4E)
価格 | 19,800円(税込) |
対象 | 生後1ヶ月から体重15kg(目安として36ヶ月)まで |
重量 | 8.66kg |
横幅 | 54cm |
ハンドル高 | 104cm |
リクライニング | 125°~165°の無段階調整(紐式) |
付属 | なし(レインカバーは付属しない) |
公式サイト | https://www.katoji.co.jp/products-detail_3640.html |
発売日は2021年6月17日
2021年発売の最新ベビーカー一覧について詳しくはこちら。
取り扱いは日本総販売代理店のカトージ社。
Joie ライトトラックス 4(現行品)との違い
現行品(4) | 新製品(4E) | |
---|---|---|
定価 | 27,280円(税込) | 19,800円(税込) |
重量 | 9.3kg | 8.66kg |
リクライニング | 4段階調節(122°、136°、152°、161°) | 125°~165°の無段階調整(紐式) |
付属品 | レインカバー付属 | レインカバーなし |
現行品の定価は3万円近いが、実売価格は2万円前後と変わらない。
しかし、今回は定価の設定を下げてきている。その代わりレインカバーの付属がなくなった。そして、複雑なシート構造(多段階調整式)を紐操作による簡易な仕様に変更することにより重量を下げた。


ハンドルの質感が下がっている以外は大きく目立つ違いは無いかな。安く手に入るなら別に4Eでも構わない。ただ、レインカバーが付属しないのはどうなのか・・・
シグニチャーモデルを後から出して、レインカバー付き29,800円とかで販売したいから?
すでにカトージ公式ストアからも、楽天直営の小売販売店からも発売開始されている。
実機はこちらのYouTube動画がそれにあたると思うので参考にされたし。
どんな人に向いているか?
例えば以下のような方におすすめしたい
- エアバギーは高すぎる
- エアバギーのバンパーバーが取り外しにくくて嫌い
- アップリカのスムーヴの脚置き場が心もとなく感じる
- 割と最近発売されたベビーカーの方が嬉しい
- やっぱりベビーカーに求めるのは走行性、ザクザク乗れるのがいい
- 過保護なシートクッションの備え付けは不要、付けるなら自分で選びたい
- シートは広めな方がいい(ビッグベビー♪)
- 身長は160cm以上だ(ハンドル位置104cmは平均よりやや高めです)
とここまで割と良いことを書いてきたように思いますが、1点残念なのがリクライニングの角度(起こした方の125°)。
これは前を向きたい・前のめりに景色を見たい子どもには角度が不足しているように思います。
先の動画からシート角度をオンライン分度器で測ってみました。
125°もないような、
130°~140°の間にも見えます。
おそらくこのフレームの付き方の構造からエアバギーのリクライング角度と似ている印象です。
エアバギーのシート角度が大丈夫なら、このバギーも買ってよし。
逆に足らないと感じているなら、先代のライトトラックス4の方がまだ良い方だと思います。
とはいえ、ファーストベビーカーとして買うなら、乳児期~1歳半頃までの利用にとどめて、さっさとより簡易なセカンドベビーカーの購入まできちんと予算配分を計画されている親御さんには良い選択肢になりえるでしょう。
私もまた店舗で試す機会があれば、下記のレビューをアップデートしようと考えています。

