2024年3月のタイプ別おすすめ 

Joie エアドリフト フレックス シグネチャーの後悔とおすすめポイント解説

Joie エアドリフト フレックス シグネチャーの口コミ(メリット・デメリット)
目次

Joieからベビーカー『エアドリフト フレックス シグネチャー』が新発売。兄弟機(OEM)?アップリカのラクーナクッションフリーとの比較レビュー!

イギリス生まれのベビーカー&チャイルドシートメーカーの『Joie(ジョイー)』から背面式ベビーカーが新発売。

その名は『エアドリフト フレックス シグネチャー』。
今年の2月に発売されていた『エアドリフト』の上位機種、そして、アップリカの『クルリー』や『ラクーナクッションフリー』といったハンドル操作でベビーカーを真横スライドさせられる機能を兼ね備えたモデルの兄弟機?と思わせるベビーカーになっています。

このあたりはゴシップ的な記事を以前コラムに書きましたが、JoieやNuna、グレコ(アップリカ)といったメーカーは本国ドイツ、製造工場をイギリスに持つAllison GmbHグループの一員なので、OEM商品として製品の機能が似てくるのは当然なのかもしれません。

とはいえ、東南・東アジアをマーケットにした限られた商品での話ですが。

話が逸れた、、

それではまずはじめに簡単なこのベビーカーの紹介から。

Joie エアドリフト フレックス シグネチャー(AireDrift Flex Signature)

発売時期2021年5月18日
価格34,980円
ブランドジョイー(イギリス)
タイプ背面式(A型)
対象年齢生後1ヶ月から体重15kg(36ヶ月頃)まで
サイズ
幅×奥行×高さ
展開時:45.5×84×105cm
折畳時:45.5×38×95cm
重量4.9kg
荷物容量内寸:30×26×16cm
ハンドル高98cm
リクライニング125~160°(無段階調節式)
背もたれの長さ50cm
レッグレストあり(2段階)
バンパーバーあり
車輪サイズ前輪:14 cm
後輪:14 cm
サスペンション全輪
カラーオイスター
エクリプス
付属レインカバー
オプション-
トラベルシステム不可
取得安全基準SG
保証期間購入後1年
公式HPhttps://www.katoji.co.jp/products-detail_3665.html
Joie ベビーカー エアドリフト フレックス オイスター

1分でワカル!本機の特徴について

  • 4.9kgと片手で持てる軽量タイプの背面式ベビーカー
  • アップリカのベビーカーとこちらにしかない真横スライド機能搭載(斜めにも進む)
  • レザー調ハンドルで落ち着いた雰囲気&多少の高級感あり
  • メッシュ素材のクッション&シートで通気性確保
  • ベルトはマグネット式で楽々
  • シート下にスプリングサスペンションを搭載し振動軽減
  • レインカバーが付属

100台押し比べてきた私が、一言でこのベビーカーの価値を申し上げると、

管理人パパ

定価4万円以下で購入できる割と高級感のある背面式ベビーカー
欠点はシートリクライングの最大角度が125°ともう少しだけ欲しかったが良しとしよう。一般モデル(下位のフレックス表記なしモデル)と比べて400g重くなっている(=スプリングサスペンション機能搭載の影響か)が、軽さの印象はさほど変わらないだろう。

ということである。

エアドリフト(通常モデル)との違い

エアドリフトエアドリフト フレックス
定価24,800円(税込)34,800円(税込)
重量4.5kg4.9kg
シート下の
スプリングサスペンション
なしあり

この価格帯で、スプリングサスペンションの有無だけで1万円の差は大きい。

管理人パパ

見た目はとてもいい感じ。
フレックス無しモデルと比べて価格差ほどクッション性に違いを感じるかは微妙と感じた。あまり上体を起こせないタイプのベビーカーなのだから、1歳半までの利用と割り切って安く持てる方がおすすめ。

本当の競合機種は?

実は「真横スライド」を搭載した「高級感ありめ」なベビーカーとしての本当の競合はアップリカの『ラクーナクッションフリー』の方になります。

ラクーナ クッション フリー

価格69,300円
対象生後1カ月~36カ月 (体重15kg以下)
重量5.8kg
横幅45.6cm
ハンドル高99.6cm
リクライニング角度118°~167°
カラーネイビー NV
グレー GR
付属品なし
保証期間購入後1年
公式サイトhttps://www.aprica.jp/products/babycar/detail/reversible_lw/luxuna_cushion_free/

では、

「どちらを買うべきでしょうか?」

言わずもがな、価格が全然違いますね。

しかも、アップリカの方はレインカバーの付属も『なし』。
強気の価格設定です。

多少重量も価格もヘビーになってしまうけれども、アップリカというブランドに好意を抱いている人はラクーナクッションフリーでもいいと思いますが、個人的には中身が同じならJoieのベビーカーがいいなと思ってはいます。

ただ、総括的評価ですが、

「真横スライド機能、本当にいるんかい!?」は冷静に判断しなければならないところ。

ブログ界隈では、「意外に使わない」「我が家には必要なかったかも・・・」という少し残念な声も聞こえてくるので、それならばシンプルな軽量背面式ベビーカーを別に検討するというのも良さそうです。

割とざっくり使うために背面式ベビーカーを考えているという人、

  • 例えば第二子、第三子向けに買い直すであったり、
  • ファーストベビーカー選びに失敗した(重すぎた、、)人には、

上記やイオン限定モデルのような一見普通に見えるけど機能の割としっかりしたベビーカーを私ならおすすめします。

もうちょいデザイン性も予算もプラスするなら

サイベックスの背面式A型ベビーカーのイージーS2が有力候補になるでしょう。
実売44,000円ですが、ポイント還元が5,000ポイントほど付くタイミングを狙えば実質3万円台。
エアドリフト フレックスとの価格差も縮まります。

軽さと真横スライドの機能を相当に重視するなら『エアドリフト フレックス』を、
4歳まで長く乗る&剛性に支えられた確かな走行性なら『イージーS2』をといったところでしょう。

このベビーカーの満足度レビュー
3
  • 押しやすさ
    (3)
  • 機能性
    (3)
  • 携帯性
    (3)
  • デザイン
    (3)
  • 価格
    (3)

管理人による旬の買い方紹介

2024年3月現在の旬な買い方はズバリこれかなと思います。

新生児に最適(最高だけど高額)
都会的な暮らしに最適
  • ミオス → リベル/オルフェオ(4月発売見込み)に乗り換えまたはコヤと二台持ち
  • メリオ → リベル/オルフェオに乗り換え
郊外型の車中心生活に最適
  • リベル+ベビーシートでトラベルシステム
軽さ重視&バス利用に最適
  • 国内メーカーのベビーカー → リベル/オルフェオに乗り換え
乗り換えたいが第二子への引き継ぎに最適
  • いまならバタフライ

※二台持ちとせず乗り換えを基本としているのは、途中で一台目を売却して二台目の予算にあてることがコストとしても玄関スペースとしても節約になるためです。

他にも有名ブランド・無名ブランド、国外のみ販売の世界的ブランドもあるけれどこれが基本です。

  • 14万円(ファースト)→売却して7万円回収して→7万円のB形を買うことも
  • 7万円(ファースト)→売却して4万円回収して→3万円のB形を買うことも
  • 7万円かけてB形をA形仕様にして1台で済ませることも

いろいろ方法はあるけれど、お金の余裕や投資に対する考え方・合理性、そして子どもと叶えたい理想の生活などみんなそれぞれ微妙に違うから、コレが正解!っていうのを本を読んだり限られた店舗をめぐって探しきるのは至難の技。

「高い買い物なのに何回も失敗したら数万円の損じゃ効かないかも??」で不安な人にはママ友コミュニティが一番かもしれないけれど、人付き合いが難しかったり、初子ならそもそも必要なタイミングでコミュニティに参加できていない場合も多いから大変なんよね。

私は私でできることをやっていきます。

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管理人について

管理人パパのアバター 管理人パパ ベビーカージャーナリスト

東京ベビーカーとは、2012年7月にめでたく第一子(2015年11月に第二子、2020年9月に第三子)を授かった40代パパが息抜きでたまに本気出して書く、パパ目線でのモノ選びを中心に紹介するブログ。国内・海外のベビーカーを100台以上押し比べた実績が評価されて、晋遊舎から出版の『ベビー用品完全ガイド』をはじめメディア出演多数。
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