ベビーカーのハンドル高さと身長165cmの壁

今年は特に海外ブランドの人気モデルのリニューアルが相次いでいる。車輪がサイズアップしたり、背もたれの長さに余裕ができたりと様々なアップデートがある。それはそれでいいことなんだけど、気になることがある。ハンドルの高さもそれに合わせて高くなっているということだ。104cmだったのが106cmにとか。ちなみに自分の身長にあった、押しやすいハンドルの高さというのは絶対にあると思っている。詳しくは以前記事にまとめたのでそちらを参考に。 【計算方法を解説!】理想的なベビーカーのハンドルの高さ(身長別チャート) で、日本人の成人女性の平均身長って158cmぐらいだったかと思う。その場合、国内メーカーが販売するベビーカーに多い98cm~103cmまでが押しやすい・押せるレンジになる。それが106cmにもなると、身長181cmの私でもちょっと高いな、、と感じるぐらい。ほとんどの女性ではちょっとベビーカーの陰に隠れるような感じになる(見え方の
問題ね)。それってどうなんか?最近ますます増えてきている106cmのハンドル高。これは身長165cm以上でないとやっぱり押しづらいと言いたい。いや、押せなくはないけれど「わたし、頑張ってベビーカー押してます!」という写真の構図としても、自分と対等なぐらい威圧感のあるものと付き合って歩いている絵面になることを断言したい。そんな風に、あまりに海外ブランドのトレンドを追いかけすぎても自分のサイズ感にあわなかったら諦めて欲しいことを伝えたいのだが、世のママたちのそうもいかない気持ちもわかる。ただこれだけは知っておいて欲しい。やっぱり、身長165cm未満でハンドル高さが106cm以上は、乗せている子どもへの献身性みたいなものが求められるし、それを実感したい人向けだということを。100歩譲ってラウンド型ハンドル(持ち手が円弧を描いたアーチ状のハンドル)。たとえばStokkeYOYOだ。(左)YOYO3(右)YOYO2あまり知られていないが実は幅が少し違うハンドルトップ(最大ハンドル高)は106cmと高いが両脇はトップから3cm以上下がるので、持ち方によっては平均身長さんでも大丈夫。一方、スクエア型で角張ったハンドルにはご注意あれ。RISUベビーカーフックは角形の方がかけやすいですけどね