運営者
執筆
- ベビーカージャーナリスト
プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。講談社や晋遊舎の記事監修など
見習い
- 初産の妻のためにベビーカーを勉強中♂
とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出す。代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受けて弟子入り
夏の日差しがジリジリときつい季節が来る。
男の子ならともかく、女の子への日焼けを気にするママは多い。
A形両対面式ベビーカーなら深い幌が標準搭載されているのでなにも心配することはない。
しかし、問題はB形やバギータイプを使う場合だ。
幼児期後半からベビーカー卒業までの利用に特化したこれらのタイプは、1歳を超えて成長速度も様々の、つまり座高の長さが曖昧にしか想定できないところもあって、幌を広げて頭が窮屈にならないようにサンキャノピーの幌のせり出しが浅めに設計されている。
特に推計年間10万台以上も売れているであろうサイベックス リベルだが、日除けの浅さを心配する声は多かった。
オルフェオも同様に。
そんな問題をわたしが放置しておくはずがない。
これまでも様々にこの問題に取り組んできた。
そんな中、サイベックス 伊勢丹新宿店(本館6F)で遂に神アイテムを発見した。
■ サイベックス プラチナム サンセイル
発売時期 | 2023年9月13日 |
価格 | 8,800円 |
ブランド | サイベックス(ドイツ発 中国) |
紫外線防止指数 | UPF50+(最高値) |
展開サイズ | 長さ:67cm 横幅:52cm |
折りたたみサイズ | 長さ:27cm 横幅:12cm |
重量 | 200g |
対応製品 | e-プリアム プリアム ミオス コヤ |
付属 | 収納袋 |
お手入れ方法 | 30℃で手洗いが可能 |
公式HP | https://cybex-japan.com/products/platinum-sun-sail |
対応機種を見て欲しい。
そう。
これはサイベックスのプラチナムライン 用だ。
つまり、ほとんどの場合はコヤ用と考えるべきだ。
どこにも「リベルもオルフェオの文字」はない。
しかし、取り付けられた。
コヤと較べてどれぐらい問題ないかも見たいかもしれない。
そんな人のためにコヤでの装着イメージも載せておこう。
お気づきだろうか?
両者のフィット感に違いはない。
「そんな管理人の私的な意見だけで判断できるわけない。」
そう考える人もいておかしくない。
だから販売員さんに聞いてみた。
すると、こんな回答を頂いた。
本来はプラチナムライン用ですし、コヤとオルフェオ(リベル)では幌のアーチも違うので完璧に互換とはいえませんが付きますよ。
ウマ!
完璧な答えだと感じた。
本国の商品紹介ページでも書いていないことを勝手に現地販売員さんが拡大解釈して「全然オッケー👌です~」と言えるわけがない。
しかし、サイベックスはキャノン並にマーケティングが上手な会社。
きっと付けられるけど、付けられないように謳うことも大事なはずだ。
そこの見極めは試した人にしかわからないし、私のような前のめりな輩しか知り得ないことだろう。
ということで、公式なお墨付きを得られたわけではないけれど体感を信じてもらえるとしたら
互換度は95%である。
私の話すことに少しでも疑いや心配がある人は、伊勢丹新宿 本館6Fのストアまで足を運んで実際に確かめることだ。
普段でも忙しいのに、そんなアクセ目当てでお客さんがフィーバーしたらゴメンな。。
ちなみにだが、
この日、わたしはお買い物をして帰った。
午前は地元のパンカフェで朝食を取っていた最中に「そうだ、新宿いこ」と思いついてそのまま電車(小田急)に乗ったためビーサン、短パンのすね毛ありで失礼
購入したのは、
こっちの方。
いや、本当はプラチナム サンセイルが欲しかったけど高価すぎて初見では思いきれなかった。
しかし、こういうリサーチ活動の中でもできるだけ現地の売上貢献はしたいと考えている。
今回は「サイベックスで」は叶えられなかったけれど「サイベックスを観に来た人が百貨店内で他のものも買ってくれるから助かる~(伊勢丹)」ならテナントとしての立場もより良いものになっていくと考えた(←自身への慰め)。
しかし、サイベックスのバギー。
実際芸能人にも利用者が多い。
このバギーの人気の秘密は低価格であることだけでなく、なにより操舵性(走行性)がいいことだ。
きっとプレステージな人が持つこともある。
そんな人は高い効果が見込めるなら高価とは思わないだろう。
また最強の組み合わせが見出された。
もちろん。オルフェオとリベルの幌前部のアーチ形状は同じ。レッグレストも。
過去に日除け対策グッズのランキングの中でサンシェードや虫よけネットを紹介していた。それぞれの問題点として以下があった。
■ サンシェードの問題点(互換度 50%)
幌に覆いかぶせるだけで取り付けは簡単だが強い風の日には役に立たない。そんな不遇な目にあうぐらいならタオルケットでも抱っこ紐でもがさっと被せて一時対応で十分!と考えてしまうかも。
■ 虫除けネットの問題点(互換度 50%)
シート背部からキャノピー頭上を回ってレッグレストにひっかけるように固定するが、レッグレストの長さ以上に脚が長くなった幼児さんなら網をはねのけてしまう。利用時期が2歳頃までと限られる。
ここに対して、プラチナムサンセイルはレッグレスト下でもマグネット留めができて巻き上げる風にも強く安定している。またレッグレスト上部にアーチ状のスペースが設けていることでその隙間からしっかりと脚を出すことができる。
昨年発売されたばかりの業界では後発商品ということもあって、しっかりと使い勝手が考えられている。
私が見てきた試してきた中でもこの商品がパフォーマンス面でも、デザイン面でも一番。
そういう期待はあるだろうけど、つかないはず。なぜならそれらのベビーカーにはレッグレストが無いから。この商品の特徴としてサンセイル下側をレッグレストに回してマグネット留めする点があった。それが無いならどうしても装着はできない。
ちなみに、このサンセイル。
別の目的に使うこともできそうだと感じた。
それが何か?は言うまい。
背面式ベビーカー特有の不安として、周りの人に対して前を向いた我が子があった。
それならば…
ここがポイント
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