運営者
執筆
- ベビーカージャーナリスト
プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。講談社や晋遊舎の記事監修など
見習い
- 初産の妻のためにベビーカーを勉強中♂
とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出す。代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受けて弟子入り
ずっと温めていたことがあった。
それはシンプルに「理想のベビーカーを創る」ということ。
このブログは、理想のベビーカーを見つけたい・選び抜きたいという思いではじめたもの。
はじめてから10年が経ち、200件以上の購入相談に乗り、300台以上は押し比べてきたはず。
しかしそれでも、本心としては「これが最高だ!」という一台を見いだせていない。
いや、そもそも無いのだろう。
それは国内・世界のベビーカーメーカーがお馬鹿であることを指しているわけではない。
単純に人が持てる・押せる・乗る機構を持ったモビリティとしてのベビーカーの最適を叶えるデザインが、今までのテクノロジーでは実現不可能だったというだけのことだと思う。
しかし、それは変わった。
少なくとも私はそう見ている。
未来はもうすぐそこまで来ているし、要素技術はすでにある。
そして、私の頭の中でそれをどう組み上げれば最適なものになるかは「出来上がっている」のだ。
さて、とはいえどのようにしてはじめようか?
個人で?組織で?
正直、ただ一つ分かっていることは最初から誰か他人の手を借りようとしない方がいいだろうということ。
個人で行けるところまで行く、そして越えられない壁にぶつかった時に個人を応援してくれる協力者を見つけられたら嬉しい。
付けた名前は『低速モビリティ総合技術研究所』。
研究所という名前には3つの理由がある。
つまり成果を我が物にしないという約束である。
私が貢献したいのはあくまでも未来の子育て世代であり、低速モビリティと銘打っているのはベビーカーだけを目的としていない。
道端の側溝に腰掛ける老人やハンディキャップのある人々。
いつか一緒に叶えられると信じてきた。
歩道に追いやられてきた人々が闊歩して生き生きと歩ける社会を実現したい。
そんな未来に僕はかけたい。
歩道の未来へかける。