運営者
執筆
- ベビーカージャーナリスト
プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。講談社や晋遊舎の記事監修など
見習い
- 初産の妻のためにベビーカーを勉強中♂
とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出す。代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受けて弟子入り
2021年4月16日。
突如リリースされたピジョンの各種ベビーカーのリコール問題。
【PDF】ベビーカー車体フレーム無償交換のお詫びとお知らせ
https://www.pigeon.co.jp/news/files/pdf/20210416.pdf
対象車種は
の 33,721 台が対象だった。
上記のピジョンで人気の両対面式モデルであるランフィか、ランフィをベースにしたモデルたちの発売日は2018年前半だった。
あれから、約3年が経っての問題発覚。
発売からすぐに購入した人の子どもは恐らく3歳ごろでベビーカー卒業間近。
発売から1年経ち型落ちモデルとしてお安く購入した人の子供は2歳ごろになる。
そして、リコール対応で「フレームだけ交換」と来た。
うん、「今さらそこバージョンアップしてあとどれぐらい乗るかよ・・・」といった印象。
もしかしたら、
もしかすると?の、
「弟ができる!妹ができる!」のタイミングと重なれば、ベビーカー復活となって朗報来たる!だったかもしれない。
しかし、日本の合計特殊出生率は1.36人だ。
弟、妹ができる家庭はそう多くない。
すると、フレーム部分だけの交換対応というのは、一定の誠意であったと評価できるけれども、
交換期間中の代車として提供されていたランフィの廉価バージョンの『カルナス』をそのまま差し上げたら良かったのではないだろうか?
せめて交換対象の人が選べたら良かったね。
でも、メーカーからすると、「意外にこれでええやん!」を広めたくなかったのかな。。
2020年6月発売の『カルナス』は、現在のところポイント還元分込で実質3万円台前半で手に入る。
そして、『ランフィ』もまた型落ち(今が2021年なら一年前の2020年モデル<RB0>)は3万円台後半だ。
ランフィとカルナス。
凄く微妙な関係である。
なんだかんだ言って、ピジョンは熱心なファンに恵まれている会社だと思う。
我が家がいま使っている哺乳瓶もピジョンのものだ。
「乳首・哺乳瓶はピジョン」
これは鉄板だな。
でも、今回の3年経ったこの時期にピジョンとして提供さしあげられる代替商品というのは少ないのだな、、と知ることになった。セカンドベビーカーのビングルを替わりにもらえたとしても、それすらちょっと遅い気がするし、幼稚園年少さんになっていくこの時期に嬉しいモビリティカテゴリー商品は存在しない。
ならいっそのこと、介護用品市場への参入もあるピジョンだからこその、
おじいちゃん、おばあちゃんの買物カート・手押し車・シルバーカーとして生まれ変わらせる仕組みがあったら嬉しいよな。
ランフィを回収してもらって、そんな風に改修されて、ベビーカーをプレゼントしてくれたじいじ・ばあばの元に返されていく。
それこそ、「ありがとう。」だわ。
ここがポイント
下記はいずれもショップレビュー検査済み店舗
管理人がお得&安全と判断したショップ