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コンビからスゴカルの新シリーズ・ベビーカー『スゴカル Switch』が2020年8月上旬発売予定!

コンビの公式サイトに新作ベビーカーが追加されていました。
その名は『スゴカルSwitch エッグショック XL』と『スゴカルSwitch plus エッグショック XL』です。
発売日は2020年8月上旬が予定されています。
公式サイト:
https://www.combi.co.jp/products/stroller/sugocal_switch_xl/
https://www.combi.co.jp/products/stroller/sugocal_switch_plus/
このベビーカーの特徴
- オート4キャス対応の両対面式ベビーカーである
- ハンドル高さ・角度調整が可能である(96cm~102cm)
- 全長がスゴカルαよりも5cm程度短縮された
- 振動吸収性能が過去最高クラスを実現(コンビ独自調べ)
- シングルタイヤとダブルタイヤの組み合わせで段差問題を解消しようとしている
先行して発売されているスゴカルの最高峰モデル『スゴカルα 4キャス エッグショック HT』と比べての大きな違いは、小さな点を除けばタイヤの形が異なるだけです。
スゴカルSwitch | 前輪:ダブルタイヤ 後輪:シングルタイヤ |
スゴカルα 4キャス | 全輪:ダブルタイヤ |
スゴカルSwitchは大径のダブルタイヤで障害物を乗り越えやすくしながらも、背面式利用時の操舵性を高めようとする狙いがあるのだと思います。
こんな人におすすめ
- ピジョンのランフィが気になっていたけど、コンビのエッグショックも捨てがたいと思っていた両対面式ベビーカーを探していた人
- ピジョンのフィーノもいいと思うけど、「6.8kgってちょっと重くない?」と懸念していた人
- コンビブランドで揃えたい人
このベビーカーの競合は?
価格帯は「6万円前後」で「オート4キャス対応」、「ハンドルの高さ調整可能 or 大径タイヤ」といった軸で競合を定義してみると以下のものがあげられます。
- ピジョン ランフィ(大径タイヤで競合)
- ピジョン フィーノ(ハンドル高さ調整で競合)
- ピジョン カルナス(ハンドル高さ調整で競合)
- コンビ スゴカルα 4キャス エッグショック HT(ハンドル高さ調整で競合)
- サイベックス メリオ(大径タイヤ+ハンドル高さ調整で競合)
- アップリカ ラクーナ ビッテ クッション(ハンドル高さ調整で競合)
- アップリカ オプティア クッション プレミアム(ハンドル高さ調整で競合)
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管理人VOICE
コンビの衝撃吸収にかける情熱には凄いものがあると思います。
一方、コンビのベビーカーで「押しやすい」と思ったものがありません。
百歩譲って『F2』ぐらいかな。
そんな中で、男性目線ではやっぱり「走行性能(押しやすい)」「操舵性能(曲がりやすい)」に目が行くわけです。
そこを中心に考えた場合は『サイベックス メリオ』が競合の中では一番です。
一方、価格(予算)を考えた場合は、ピジョンから先日発売されたばかりの『ピジョン カルナス』がお財布には一番やさしいでしょう(3万円台で買えるハンドル角度調整機能付き両対面式ベビーカー 長い、、)。
その他の競合については、デザインやブランドに対する好みの違いで、差が大きくあるようには思いませんが、全長だけを見ると今回新発売のスゴカルSwitchは他よりもコンパクトに収められており、その点からアップリカやピジョンといった競合より押しやすくなっている可能性はあります。
ですが、ここも見方次第で、全長を詰めている(特に対面時)ということは、押す人の足元スペースが削られているというわけで、脚の長い人にはつっかかりやすくなるデメリットもあります。僕みたいに手が長くて、脚が短ければよいのですが、、

正直、コンビのラインナップ比較は私でも見極めが難しく、「そのように難しく見せているメーカーの姿勢」に疑問を感じるところです。
海外ブランドはもう少しラインナップもコンパクトだし、古い品番をしつこく残したりしません。
サイベックスしかり、バガブーしかり、ストッケしかり。
日本ブランドのそういったところに辟易している人は、選択肢がシンプルな海外ブランド一直線で検討してみても良いかと思います。メリオなら同じぐらいの価格だしね。
コンビやアップリカなどが嫌いなのではありません。
つまり分かりづらいのです。
たぶん、現場のデザイナーさんはわかっていてもハンドルする部署(MD?)や経営陣がこのやり方を踏襲したがるのでしょう。残念。
コンビの開発部の努力が海外メーカーと合体すれば、良いベビーカーになるとは思いますが。
ベビーカーの競争要因が「乗り心地」から新しい軸に転換する前に。なんの話や・・・