運営者
執筆
- ベビーカージャーナリスト
プロ・ベビーカーレビュアー。ベビーカーを10年間で100台以上押し比べてきた体験談を紹介。年間100件の購入相談に応える。講談社や晋遊舎の記事監修など
見習い
- 初産の妻のためにベビーカーを勉強中♂
とあるリス園の出身。妻メーサが少し早めの里帰り出産で実家へ帰ったため時間ができたのでベビーカー調査に乗り出す。代官山を練り歩いていたところ隊長(管理人パパ)と出逢い、話を聞くうちに感銘を受けて弟子入り
このベビーカーにはレビュー記事があります。
オランダのベビーカーメーカーのBugaboo(バガブー)から、ブランド史上最軽量・最小サイズのベビーカーが発売される。
発売日は7/1となっている。
国内ではBugabooの正規販売店である伊勢丹や通販サイトのblossom39で同日から引き渡しが可能のようだ。
忙しい人のために、下記にざっくりとポイントをまとめる。
このベビーカーは同ブランドの中では最軽量かもしれないが、7.98kgという重量は全然「軽量」ではない。しかし、重すぎるというのともちょっと違う。
同じブランドで日本で人気の「https://www.bugaboo.com/jp-ja/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC/%E3%83%90%E3%82%AC%E3%83%96%E3%83%BC–%E3%83%93%E3%83%BC-5/」と比べてもわずか1kg軽量なだけだ。
ここは、トラベル仕様で必要な剛性と押し心地の安定感の絶妙なバランスからこの8kg前後に落ち着いたのだと思う。
ビー5との一番の違いは、シートの構造だろう。
シート幅はビー5と比べて約10cmも狭く、浅掛けの仕様。
つまり、どさっとソファに寝かすのではなく、ちゃんと椅子に座らせているような姿勢が取れる。頻繁な乗り降りにはこちらの方が子どもにやさしい。
移動の多い都会や出張続きのトラベラーパパ・ママには、「子どもが寝てくれては困る」場面も多くあることだろう。
そんな時に、この簡易でコンパクトな最低限の機能と剛性がつまったバギーが役に立ってくれるはず。
「移動」をテーマにしたカテゴリーの中で、しっかりと考えてリリースされた印象。
同カテゴリーのライバルはベビーゼンのYOYOがあった。
そちらと比べると価格帯は7万円台と同じになるが、重量はアントの方が約1kg重く、しかし折りたたんでからの持ち運びはYOYOがショルダーストラップに対してこちらはキャリーハンドル式であることから、トランジットの長い距離の移動ではこちらが有利かと思う。
つまりトラベラー仕様でありながら、「持たない・肩にかけない・持って運びたいものは別にある」前提で設計されているのではなかろうか。
ということは、ベビーカーを使わない移動の際は片手でキャリーハンドルを引きずり、もう片方の手は子どもと手をつないだりを考えると、持ち物はショルダーバッグやリュック収納を前提としなければならないか。
リュックというスタイルに縛られないために、キャリー時の荷物掛けが欲しいところだった。でも、それは単純に子どもを降ろして、座席に荷物を積めば解決する話なのかもしれない。
または、
片手でカートを押して、もう片手はバックハンドルでアントに対面式で座らせて引いてあげる。
世界を股にかけるパパ・ママは忙しいな。。
発売が楽しみだ。
国内と海外、国内と国内など、居住エリアが2つ以上ある人には、出先に置いておくベビーカーとしても利用価値があるかもしれない。
いわゆるノマドワーカー、ノマドワークスタイルなベビーカーでもある。
ここがポイント
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